デルタのスロットルの直径は56mmです。パワーアップには
この直径では限度があるので、私はN-15パルサーのスロットルを
使っています。このスロットルは直径が70mmあり、断面積比で
純正の1.56倍になります。
取り付けはポン付けとはいかず、純正のフランジをカットし、
N-15パルサー用のフランジを溶接して取り付けています。
スロポジセンサーもパルサー用です。
スロットルの大径化に合わせ、インタークーラー出口を80mmとし、
80mmのアルミパイプでスロットルにつなげています。
スロットルの変更に伴い、純正のISCVが使えなくなったので、
日産製のISCVとエアバルブをサージタンクを加工して取り付けています。
増大した吸気量に対応するため、インジェクターはボッシュ製の640ccです。
こんな改造ができるのもMoTeCの良いところです。
純正のスロットルの時は4番(スロットルに近い方)は他のシリンダーに比べ
空気が多く入ってしまうのか、プラグが焼け気味でした。スロットルを変えて
からは4本とも均等に焼けるようになりました。
ちなみにプラグはNGK BPR8ESを使っています。