私がレース(I&F、IPC、ユーロカップ)に参加していた時のこと
筑波サーキットでのレースに参加し、2位ゲットして
喜んでいたのですが、エンジン内部はとんでもないことに
なっていたのでした。
4番ピストンですが、焼き付いて割れてます。
写真にはありませんが、3番ピストンもやばい状態でした。
この頃はすでに自分でMoTeCの設定をいじっていましたから
おそらく、MoTeCでの高回転時の燃調および、点火時期の
設定不良が原因でしょう。シロートが設定してますからねぇ(^^)
レース中どこかで異常燃焼してるはずなんですが、車載ビデオ見ても
分かりません(^^; データロガーの空燃比にそんなに薄いところは
なかったのですが、排気温度についてはロガーを取っていなかったので
「?」なんです。
実はこの状態に気がついたのはレースから3000kmも走った後のこと(^^;
次のレースに向けて整備を始めて気がついたのでした。
幸いだったのはシリンダーに傷が付かなかったこと。
ピストンが割れて圧縮が無い状態(その代わりブローバイガス
吹きまくり)で、3気筒で走っていたわけです。後から思えば、
坂道発進の時「何か前よりパワー無くなったかぁ?」とも感じていましたが、
まさかこんなことになっているとは・・・オイルキャップも頻繁に
吹っ飛んでましたわ(^^;
このレースの1年前の7万km時にフルO/H&改造を施したばっかりで・・・
8万kmでまたO/Hする羽目に・・・(T.T)
どうせなら・・・ってことで、コスワースピストンを組んでもらいました。
さすがコスワース、4つとも重量はドンピシャだったらしいです。
純正はIN側だけのリセスですが、こいつにはEX側にもリセスが
切ってあります。
そんな私のジアッラももうすぐ160,000kmです。まだまだエンジンは
元気です。