野原を飛んだ
赤蜻蛉よ
麦畑の中に
子供が夢を持つ
路地に入った
赤蜻蛉よ
屋根の下に
燕が少年の憂いを啼(よ)ぶ
指先に留った
赤蜻蛉よ
無邪気な眼が
生命の憂鬱を問う
日記に飛び込んだ
赤蜻蛉よ
幼い頃のその夏
雨が降ってきた
今日はリンクの歌声喫茶で、また日本歌謡の<赤蜻蛉>を聞いた。自分の子供時代を思い出した。記念として以上の詩を書いた。
赤とんぼ
作詞:三木露風
作曲:山田耕筰
夕焼小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだは まぼろしか
十五でねえやは 嫁にゆき
お里のたよりも 絶えはてた
夕焼小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先
昔日本は秋津島(アキツシマ)と呼ばれていた。アキツとはトンボのことを意味していたんだ。トンボは日本にとってなじみ深いものだ。
赤蜻蛉よ
麦畑の中に
子供が夢を持つ
路地に入った
赤蜻蛉よ
屋根の下に
燕が少年の憂いを啼(よ)ぶ
指先に留った
赤蜻蛉よ
無邪気な眼が
生命の憂鬱を問う
日記に飛び込んだ
赤蜻蛉よ
幼い頃のその夏
雨が降ってきた
今日はリンクの歌声喫茶で、また日本歌謡の<赤蜻蛉>を聞いた。自分の子供時代を思い出した。記念として以上の詩を書いた。

赤とんぼ
作詞:三木露風
作曲:山田耕筰
夕焼小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだは まぼろしか
十五でねえやは 嫁にゆき
お里のたよりも 絶えはてた
夕焼小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先

見るよ
木のそば
一枚の枯葉
生命の捨て子
静かに
寂しく
詩人が来た
一枚を拾って
撒き出した
大地は如何に煌煌…

でんどう三輪車さんのおかげで、素晴らしい詩となりました。
見えるよ
樹のそばに
一枚の枯葉
生命の捨て子
静かに
静かに
詩人が来て
一枚を拾って
地面に置いた
大地は
枯れ葉の命で
輝く
如何に煌煌…
木のそば
一枚の枯葉
生命の捨て子
静かに
寂しく
詩人が来た
一枚を拾って
撒き出した
大地は如何に煌煌…


見えるよ
樹のそばに
一枚の枯葉
生命の捨て子
静かに
静かに
詩人が来て
一枚を拾って
地面に置いた
大地は
枯れ葉の命で
輝く
如何に煌煌…
山の奥から
蘭の花を持ってきた
僕は
庭の中に
一株を植えておく
一日三回も見に行った
蕾が一つもない
僕は
その花期に
間に合わない
秋の来臨が
まもなく
部屋に移入した
僕の蘭の花よ
来年の春
また満開ぞ
この<蘭(らん)の花>というのは中国の有名な学者胡適先生の詩で、同名の歌もある。胡適、1891~1962 中国の学者・思想家。「こてき」とも呼ぶ。安徽省績渓県の人。字は適之。(http://www.tabiken.com/history/doc/G/G257L100.HTM)から、今日ちょっと翻訳しようと思う。
意訳のもの。
でんどう三輪車さんの指摘で、素敵な詩と成りました。
山の奥から
蘭の花を持ってきた
僕は
庭の中に
一株を植えておく
一日三回も見に行った
蕾が一つもない
僕は
その開花に
間に合わない
秋の装いが
まもなく
部屋にも訪れて
ランの花は
沈黙
蘭の花よ!
僕は
来年の春を
待つ
その喜びを
満開ぞ!
蘭の花を持ってきた
僕は
庭の中に
一株を植えておく
一日三回も見に行った
蕾が一つもない
僕は
その花期に
間に合わない
秋の来臨が
まもなく
部屋に移入した
僕の蘭の花よ
来年の春
また満開ぞ
この<蘭(らん)の花>というのは中国の有名な学者胡適先生の詩で、同名の歌もある。胡適、1891~1962 中国の学者・思想家。「こてき」とも呼ぶ。安徽省績渓県の人。字は適之。(http://www.tabiken.com/history/doc/G/G257L100.HTM)から、今日ちょっと翻訳しようと思う。

でんどう三輪車さんの指摘で、素敵な詩と成りました。
山の奥から
蘭の花を持ってきた
僕は
庭の中に
一株を植えておく
一日三回も見に行った
蕾が一つもない
僕は
その開花に
間に合わない
秋の装いが
まもなく
部屋にも訪れて
ランの花は
沈黙
蘭の花よ!
僕は
来年の春を
待つ
その喜びを
満開ぞ!
午後の長い路地
日差しが見えない一瞬
南方は依然──菊の秋
無邪気な少年が
黒い髪を結び
後姿が消えた遠方
──濃霧のない所
君の微笑
夕焼けのごとし
木戸のそば──
一人の南方少年
果樹園にも
川浜にも
君の笑い声が
枝に掛けた秋と
一緒に実った
今の君
変わりがあろうか
たくさんの思い出が
──流れ雲の隙に
隠見した┄
日差しが見えない一瞬
南方は依然──菊の秋
無邪気な少年が
黒い髪を結び
後姿が消えた遠方
──濃霧のない所
君の微笑
夕焼けのごとし
木戸のそば──
一人の南方少年
果樹園にも
川浜にも
君の笑い声が
枝に掛けた秋と
一緒に実った
今の君
変わりがあろうか
たくさんの思い出が
──流れ雲の隙に
隠見した┄
君の綺麗を描く言葉
一つもない
僕は
すべての辞書を引いたよ
どんなストーリでも
君に小さな呟きを
止められないよ
僕の咽喉
息が苦しい
すべての感覚が
「恋よ、恋よ、恋が来たよ」
占いを思い出した
僕は婚姻の指紋を眺めて
恋の距離を量るよ
縁が花園なら
僕はその恥ずかしい草
君の満開に間に合わない
道端で
家を作り
君とずっと一緒に
一つもない
僕は
すべての辞書を引いたよ
どんなストーリでも
君に小さな呟きを
止められないよ
僕の咽喉
息が苦しい
すべての感覚が
「恋よ、恋よ、恋が来たよ」
占いを思い出した
僕は婚姻の指紋を眺めて
恋の距離を量るよ
縁が花園なら
僕はその恥ずかしい草
君の満開に間に合わない
道端で
家を作り
君とずっと一緒に
天(あま)から
発言権のない
弱者の中に降った天才
遥遠の1979年に
『今日』を一枚、一枚
『詩刊』編集部のドアに貼った君
祖国との再会はただ電話で
10年ぶり…
人生無常の20歳
建築工場で生まれた詩情を
どのように
人民英雄記念碑の前に蓄積した…
「ダムが崩れるその一瞬に
灰汁が全部、
僕の心に流れ込む」
西方は楽園でなく
無辺の苦痛と長々の流浪だ
健康に害を加える五千年に
中国詩歌を謳歌する
君の成就

注:北島は中国の有名な詩人です。
発言権のない
弱者の中に降った天才
遥遠の1979年に
『今日』を一枚、一枚
『詩刊』編集部のドアに貼った君
祖国との再会はただ電話で
10年ぶり…
人生無常の20歳
建築工場で生まれた詩情を
どのように
人民英雄記念碑の前に蓄積した…
「ダムが崩れるその一瞬に
灰汁が全部、
僕の心に流れ込む」
西方は楽園でなく
無辺の苦痛と長々の流浪だ
健康に害を加える五千年に
中国詩歌を謳歌する
君の成就

注:北島は中国の有名な詩人です。