東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

受験生になるという事

2016-03-26 11:55:46 | 受験生さんへ

この春期講習をスタートとして

受験生には自覚を持ってもらおうと思っていますが

実際、受験生になるという事は

非受験生と何が違うのか?というところをお子さん達は理解しているでしょうか?

 

学習内容で言えば

高校受験生は入試のレベルに合わせて、難易度を上げた復習と総単元学習となります

では、それをすれば受験生としての自覚になるのか?といえば違いますよね

『自覚』という部分は気持ちの切り替え

生活の中の優先順位に『勉強』がトップに来る事になる時期ですね

昨日は一人の大学受験生と自覚に付いて話をしました

 

これまで勉強の優先順位は限りなく後ろにあった生徒さん

なかなか切り替えが出来ずにいます

しかし、高校受験とは違い

この時期の切り替えの悪さはどこまでも引きずる事になります

今切り替えが必要である事を話しました

何かを得る為にはそれと等しい物と交換する必要がある

「等価交換」です

受験はいつまでも続く訳ではなく、この1年に勝負がかかっています

今、勉強と勉強以外の事を切り離し

全ての時間を勉強に注がなくては受験する意味もありません

 

この生徒さんにはやりたい事があります

しかし、今それを優先するのは例えば

マッチを手にしているようなものだと話しました

本当にやりたい事に関わって行きたいなら、マッチではなくロウソクを手に入れなくては

きっとこの先後悔しか残らないでしょう

火の付いたマッチはあっという間に燃え尽き、熱くて持っている事も出来ないですが

ロウソクは台座に置き、燃え尽きるまでの長い時間を手に持っている事ができます

この1年間を自覚して過ごさなければ、手に残るのはマッチでしょう

長い人生を生きて行く上で知識や思考をもとに、資格や学歴を持ち

自分のしたい事や夢を叶える時間と切っ掛けを作る事ができます

 

私はこの生徒さんと話をしながら、ある事に気がつきました

私以外の大人がその事を伝えていないという事です

子どもは大人からの影響を強く受けます

ぜひ、遠い将来を見据えたアドバイスをしてあげて欲しいと思います

そして、受験生と言う自覚をもってこの1年を

充実して過ごせるように促してあげてほしいです

 


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