東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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中学・高校への進路

2013-07-18 12:35:15 | 高校受験・大学受験

世田谷のある調査によると、生徒さん達が進路を決めるうえで誰を信頼しているか?

という問いに対して興味深い解答が出されました。

 

10年も前になると

1、学校

2、塾

3、家庭

となっていたのが

今は

1、家庭

2、塾

3、学校

なのだそうです。

これはあくまで一部の調査ですから、全体を見たらまた違うものになるかと思うので

これが全てだとは思わないでくださいね。

しかし、昔に比べ「家庭」つまり親御さんの意見を頼りにしている生徒さんは多くなったということでしょう

昔の親御さんより、今の親御さんの方が受験についてより的確なアドバイス力を求められています!

 

私事ですが、長男と今年受験した娘との年齢差は9年ですが学年で言うと10年になります

確かに、上の息子の時は学校の先生をとても頼っていた記憶があります

(今は職業上、自分を信じていますが)

 

話を戻します

学校での進路指導は地域によりビックリするほど違います。

関西方面では中学1年生の頃から進路希望調査が定期的に行われ

近隣高校の募集要項や資料が配られるそうです。

推薦廃止に踏み切った県もありますね。

そして年々、受験事情も変わります。ですから志望校の経験者のアドバイスを聞いても

もしかしたらもう変っている可能性は十分にあるという事を念頭に置いてください。

上のお子さんの時を考えても少し違うでしょう。

 

中学受験では私立中学よりも公立中高一貫への人気は増すばかりです。

内部進学をする生徒さんの学力低下が懸念されている中で

公立中高一貫ではその心配もあまりないようです。

しかし、私立中では考えられない倍率を乗り越えての合格となることから

私立を併願される、もしくは公立に進まれる生徒さんが増えています。

公立に進まれた場合、基礎学力レベルが受験期に上げられたことから

高校では自校作成校への進学を希望される生徒さんが増え、難関校、上位進学校は

さらに難易度を上げ、倍率を上げるという流れが出来あがっているようです。

 

こうした中学受験が盛んな東京では、高校受験事情も厳しさを増すばかりだという事は

どなたでも想定内でしょう。

志望校を決めるにあたり、何を基準に考えればいいのか?

親御さん自身も迷っていらっしゃるのに、お子さんからは頼られてお困りのご家庭も多いかと思います。

 

東京都立入試では内申と当日の試験の結果が点数化され合計点が出されます

その割合は学校により違いはありますが、一般校の場合は7対3が普通ですね

3割が内申ということになりますが、中学によりその基準がバラバラな事から

高校側は

仮にA校の5とB校の5の実力の違いやその基準を認識されています。

地域によって5が希少、大盤振る舞い・・などの調査もされています。

オール5なら最難関校に受かるわけではありませんし、内申が低いからと言って

偏差値60以上は狙い無いと悲観的になる事もありません。

 

今は目標を定めた志望校での一般受験に向かい、日々学習を積み重ねる事が

何より大切である事を、親御さんが理解し、お子さんにアドバイスしてあげる事の方が

より志望校に近づくと信じています。

 

諦めるのはいつでも出来ます!今は勉強あるのみ!!ファイト!!