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次期総選挙に立候補を予定している881人のうち世襲が133人。
自民党は33％が、民主党は８％が世襲だそうです。
「世襲」１３３人 次期総選挙立候補予定、自民は３３％
閣僚の中の「世襲」率はもっと高く63％が世襲。
なんか…すごいですね。
血の政治だね。
なんか…秘密結社みたいだね。
さいきん思うのが、
人間は、建て前では「公正」なものを好むように言うけど、
心の奥底では、裏から手を回して、コネや金で何とかなる、
そういう世の中を望んでいるのかも知れないってことです。
弱者を助ける、弱者に優しい社会を望んでいると言っておきながら、
実は、強者のいいなりになる世の中を望んでいて、
さらに、自分は強者の側にいたいと強く願っている…
それが民衆の本音なのかも知れないと思ったりします。
僕自身も、ニュースなどを観て心の中にいろんな感情が発生しますが、
正直に告白すると、
社会的弱者がニュースになると、自分たちとは別の、気の毒な人たちのニュース
としてとらえている部分があるのです。
無意識に、それをやってしまっているのです。
恐ろしいです。
困っている人がいても、自分とは関係してほしくないと思い、
自分は決して「困っている人」にはならないと自信たっぷりに思い込んでいます。
ひょっとしたら、ニュースの中で困っている社会的弱者の人たちも、
ちょっと前までは、そう思っていたのかも知れないのです。
この文明大国ニッポンの、高度に進んだ社会はですね、
リアルに危険で、命がけな秩序に満ちあふれている…そんな気がしているのです。
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