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取材の人が来て、いろいろ話す。
自分の好きなこと、ツボはどこかという内容のことをを語る。
しゃべっているうちに考えがまとまってくる。
自分はこういうものが好きだったのだ。
こういう漫画が描きたかったのだ、とハッキリしてくる。
・子供のころから「燃える炎」を見るのが好きだった。
・スキーでリフト待ちの列。
前の人が移動するとき、ストックの先が雪の上につける無意識の跡。
・職人さんが作業している手の動き。
共通するものがある気がする。
「無意識の意識」「無意識の動き?」
僕は、意識した動きや、面白くしようという意図が感じられる創作物には、
あまり魅力を感じない。
「ぜったい泣けます!」
なんて宣伝している映画やドラマ…。
へどが出る。少しだけね。
漫画もそう。
そういう漫画が好きだ。読みたい。
いや、面白い漫画も読みます。好きです。
でも、読み返したりはしないんだよな~。
僕の場合、
買ったらそのまま本棚の肥やしになっているケースが多い気がする。
読みたいのなら、描けばいい。
ストーリーとしては、よく分からない。
起・承・転・結で言えば…起すらないような、
それでいて、何度でも読み返したくなるような漫画…
そんな漫画が描けないだろうか。
環境ビデオみたいな漫画だな。
しかし、環境ビデオも
「環境ビデオを作るぞ!」という意図が感じられるから
あまり好きではない。
難しいな…。





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