才能とは…

みんな　サボりたい。

みんな　怠けたい。

そんな自分に勝った者だけが上に行ける。
雑誌に載ってる漫画家たちは、みんな勝った人たち。
勝ち続けている人たち。

自分に負けた者たちは、落ち武者のように隠れながら生きるだけ。
負けたんだから、しかたない。

負け犬は言う。

「自分には、才能がなかったのかも知れない」

棋士・天才・羽生善治は言う。

「才能とは、努力し続ける力」

漫画家・天才・流星光は言う。

「才能とは、勘違いし続ける力」


あるていど頑張って、箸にも棒にもかからなければ、
人間だれでもヤル気はなくなります。ヘコみます。

そんな人に「努力がたりない」なんて僕は言えない。
僕も同じですから。

頑張った結果がダメでも、
しばらくはヘコんでても、
すぐに「俺って天才だぜぇ」と勘違いをして頑張れる人…
そういう人は、また一歩、夢に近づくんだと思います。

「俺って天才」という勘違いは、
ヘコんだ心を勇気づけてくれます。
復活のキッカケを与えてくれます。
「もう少しで手が届く」と勘違いさせてくれる。

漫画家を目指している人の中で、
「自分は天才だ」と思っている人、
あなたは将来、漫画家になれる可能性があります。

「プロってすげぇな、あんな絵が描けるなんて…神技だよ！」
と思っている人、
あなたは危ないかも知れません。

「神技」は危険です。
「自分には出来ないこと」
「努力しても到達できない地点」というニュアンスを含んでいるから。

「神技」だなんて思ってはいけません。

「いまは出来ないけど、あんなの俺だって練習すれば、
　すぐ描けるようになる！」
と思うようにしましょう。

実際、すぐ描けるようになります。

10年～15年くらいで。

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