見出し画像

肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 松戸】 麺処 三虎「泥醤油らーめん(980円)+本日の茶漬けご飯(360円)」

日替わりの茶漬けも魅力の「麺処 三虎」

JR松戸駅の西口から歩いて2分ほど。松戸西口公園そばにある「麺処 三虎(みとら)」へ。営業時間は午前10時半から午後2時半のランチのみ。というのも「Wine&Dining 蔵人」の昼営業をスタッフの三宅潤平氏が任され、ラーメン店として営業しているのだ。以前は朝5時から9時も営業していたが、今は朝営業は行っていない模様。

店舗は階段を下った地下に。洞窟をイメージしたという店内はテーブル席も多数あるのだが、昼間はカウンター6席のみでの営業だ。天井が低い箇所があるので頭上には注意を。麺メニューは、泥醤油、泥味噌、生醤油、濃厚味噌と4種のらーめんをラインナップ。半熟煮玉子、海苔、チャーシューを追加トッピング可能である。

このほか新鮮な刺身とだし汁の「本日の茶漬けご飯」、肉がたっぷり乗った「炙りチャーシューご飯」も提供。今回は「泥醤油らーめん(980円)」と「本日の茶漬けご飯(360円)」を注文した。ちなみに店は2020年6月20日創業なのだが、この日は偶然にも「3周年イベント」で食事が全品半額サービスとのこと。締めて670円に。これは幸運。

オーダーから6分ほどで、麺と茶漬けが合わせて配膳された。まずは泥醤油らーめんから頂こう。スープは鶏ガラ、豚骨、魚介などを炊いたもので動物系出汁が先行。粘度はさほど高くはないが、肉もスープに溶け込んでいるのかドロリと濃厚で旨味たっぷりだ。そこに生醤油を使ったスッキリした味わいのカエシを重ねている。

このスープに合わせるのは筑波山麓の名門「松屋製麺所」の手打式生麺。小麦粉ユメシホウを中心に国産小麦のみを使用しているそう。平打ちで縮れており、コシもあってスープとの相性も良い。チャーシューはレアな豚肩ロース肉が1枚。しっとりとした仕上がりで美味である。味玉は黄身がホックリと甘く良い味だ。

ほか、少し熱が入り甘味のある刻み玉ネギ、ワカメ、カイワレ、カリっとしたレンコンチップがトッピングされる。マイルドかつクリーミーなスープと、個性ある麺、そして良い味のトッピング。旨い一杯だった。そしてお楽しみの「茶漬け」を。内容は日替わりで、原価=定価かそれ以上というサービスアイテムである。

この日は鯵、サーモン、ネギトロ、筋子、シラス。卓上の醤油やポン酢と頂くも良し、徳利に入った魚介風味の効いた出汁を回しかけて頂くも良しだ。出汁はあまり温度が高くないので、私は醤油で半分以上を頂いたが、さすが美味である。最後は卓上の自家製ガリで口直しを。次回はぜひ、泥味噌らーめんも啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 麺処 三虎(みとら)
【住所】 千葉県松戸市本町20-10
【最寄】 JR常磐線「松戸駅」西口徒歩2分

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「千葉県」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事