自家製の麺が絶品！北足立市場前「麺屋 松尾」
日暮里舎人ライナー・舎人公園駅から西へ歩いて8分ほど。車でアクセスする場合は首都高速川口線の加賀インターを降りて鳩ヶ谷街道を北へ1～2分。北足立市場の西側の住宅地にある「麺屋 松尾」へ。こちらは自家製麺にこだわるご主人が、製麺所に店舗を併設し2009年11月にオープンした。足立区民でも知る人ぞ知る名店だ。
店内はコの字カウンター8席。奥には製麺スペースがあり、時間帯によっては製麺風景を覗き見ることが出来る。麺メニューはらーめん、つけ麺、油そばの3軸で、それぞれ醤油、塩、味噌、辛味噌、カレーなどをラインナップしている。さらに油そばはソース、明太マヨ、肉づくし、台湾まぜそばといった個性的な一杯も。
メニュー表には「特製らーめん」や「味玉らーめん」といったメニュー設定は無く、基本的に小、並、大、特と麺量別の表記のみがある。そのため具材を足したい方は、チャーシューの増量をはじめ、味玉、メンマ、葱、温野菜、コーン、バター、チーズ、生玉子などを、それぞれ単品で追加してオーダーする形になる。
また、チャーシュー丼、ミニカレー丼、旨のりチャーシュー丼、そぼろ丼といった飯モノや、茹でワンタン、餃子(夜のみ)などのツマミもあり、一杯引っ掛けることも出来る。今回はスタンダードな「らーめん」の大盛りに味玉(110円)を追加して注文することに。なお、麺は太麺と細麺から選ぶことが出来るが、太麺でお願いした。
茶濁したスープは豚骨＋鶏の動物系に魚介出汁をあわせたダブルスープ。若干のトロミはあるが、くどすぎず。節系の香りも加わって、比較的サッパリとした飲み口に仕上がっている。そこに、自家製の太いストレート麺を合わせている。これがまたムッチリとしてコシがあり、麺肌もツルツルで絶品。のっけから箸が止まらない。
チャーシューはバラロールが1枚。ほか、黄身ネットリの味玉、メンマ、海苔、刻みネギが乗る。卓上にはニンニク、豆板醤、魚粉、一味、胡椒、酢があるのでお好みで。麺の旨味をストレートに味わえる「つけ麺」や「まぜそば」が人気だが、らーめんも旨い。都心からのアクセスは決して良くないが、ぜひ一度訪れてみて欲しい。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 松尾
【住所】 東京都足立区入谷7-3-12 小林ビル
【最寄】 日暮里舎人ライナー「舎人公園駅」徒歩8分
