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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 茂原】 中華そば鷸「牡蠣らーめん(880円)」

貝系に定評あり。茂原駅前で啜る攻めの一杯

東京駅からJR外房線特急わかしおで55分。天然ガスの生産量日本一を誇る町・茂原へ。駅南口の商業施設「南総サンヴェルプラザ」のすぐ裏手にある「中華そば 鷸(しぎ)」でラーメンを。こちらは茂原のご当地麺・もばら~めん発祥の店「三軒屋」のグループ店だが、三軒屋とは違い貝出汁を使った麺を啜ることが出来る。

メニューは今回オーダーした「牡蠣らーめん」のほか、鶏と豚の出汁に貝を合わせた泡系の「鶏豚出汁らーめん」、蛤か鷄の2種の出汁から選べる「中華そば」、清湯のつけ汁で啜る「鴨と蛤のつけそば」といった独創的な一杯をラインナップ。また、三軒屋名物の豚バラ肉もりもり「もばら~めん」も提供している。

牡蠣らーめんのスープは、広島産の牡蠣からとった出汁に、鷄と蛤の出汁を合わせたもの。サラサラだが、貝の旨味をガツンと感じる飲み口。麺は加水率低めながら、しなやかでスープとの相性は抜群。トッピングは大振りの牡蠣、三元豚の肩ロース肉を使用したチャーシュー、味の染みたレンコン、紫タマネギ、爽やかな風味の大葉。

そして丼の淵に添えられているのはカラスミとレモンだ。まずは麺にカラスミを絡めて濃厚な旨味を堪能し、後半はレモンでサッパリと頂く。ドーナツ化で人の少ない駅前ではあるが、こんなに攻めた一杯を啜れるとは嬉しい限りだ。なお「中華そば」には松茸ペーストが添えられるそう。次回、是非オーダーしてみたい。

<店舗データ>

【店名】 中華そば 鷸(しぎ)
【住所】 千葉県茂原市千代田町1-7-3
【最寄】 JR外房線「茂原駅」南口徒歩2分

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