茂原のご当地麺「もばら～めん」はコスパ良し
茂原には「もばら～めん」なるご当地麺が存在する。安くて沢山食べられるラーメンを提供しようと、もりもりバラ肉ラーメンを考案。略してみたところ「もばら～めん」に…という話だ。今回は、その発祥の店「らぁ麺 三軒屋」を訪問。県道84号の東部台北側交差点そばで年中無休、昼11時半から深夜1時まで営業している。
広い店内はカウンターの他、テーブル席も多数。家族連れの姿も目立つ。メニューは目当ての「もばら～めん」に加え、醤油清湯、味噌、塩、魚介豚骨、タンメン、油そば、台湾まぜそばと幅広い。もばら～めんはデフォルトでバラ肉が70g乗っているが、130円で70gずつ増量が可能で、MAXの神盛りはプラス520円で総量350gに。
今夜は少し遠慮し、210gの「三段盛り」で注文。なお、ニンニクとキムチの有無を選べるほか、麺大盛り、背脂増し、茂原ネギトッピングのいずれも無料なのが嬉しい。ラーメンは盛りが良く見える平たい丼で登場。豚バラ、モヤシ、茂原ネギ、青ネギ、タマネギ、ニンニク、キムチ。この組み合わせは気分が上がる。
スープは豚骨ベースで、コクはあるが重くない。縮れの強い中太麺をバラ肉と一緒に掴んでワシワシと頬張っていく。バラ肉は大き過ぎず、スープとの絡みも良い。タマネギで甘みを足し、キムチとニンニクでパンチを効かせる。うむ、これは旨い。三段盛り＋麺大盛りは多過ぎるかと思っていたが、気付けばあっという間の完食だった。
ちなみに三軒屋は千葉県内に複数のブランドを展開している。茂原「中華蕎麦 鷸」や長生郡「中華そば ほおじろ」、船橋「亀戸らぁ麺 零や」、更には「大衆イタリアン食堂大福」まで。そして「もばら～めん」は三軒屋グループ以外にも、市内の複数店で啜ることが出来る。各々アレンジされているので、食べ歩くのも面白そうだ。
<店舗データ>
【店名】 らぁ麺 三軒屋
【住所】 千葉県茂原市東部台2-1-4
【最寄】 JR外房線「茂原駅」徒歩25分
