西船橋駅前、手軽で重宝する「葦屋」
総武緩行線、武蔵野線、京葉線のJR3路線に加え、東京メトロ東西線、東葉高速鉄道も乗り入れる交通の要衝「西船橋駅」。今回は駅北口から歩いて1分。ロータリーの目の前で2005年9月から営業する「中華そば 葦屋」へ。木の扉をくぐると、店内はL字カウンターに9席。遅めの訪問だったが、学生らしき若者客で繁盛している。
麺メニューは「濃厚鶏白湯」、鶏+魚介の「中華そば」「つけ麺」、鶏ベースの白湯「塩そば」「塩つけ麺」をラインナップ。それぞれ焼豚3枚、半熟味玉、白髪ねぎ、のり、メンマを追加トッピング可能だ。サイドメニューは小ライスのみ。替え玉は酒類の提供はない。今回は呑んだシメなので濃厚ではなく「味玉 塩そば(920円)」を注文。
着丼までは待つこと8分ほど。薄濁りでトロミのあるスープは鶏をベースに炊いた白湯で、表面には豚背脂の粒と白胡麻も浮かんでいる。ほのかに獣臭があるが気にならない程度。塩ダレも円みがあり飲みやすい印象だ。そこにコシのある中太縮れ麺を合わせている。加水率は比較的高めだが、スープとの絡みは悪くない。
チャーシューは醤油ダレ染みた肩ロース肉が1枚。味玉は黄身ネットリで美味である。ほかメンマ、海苔、刻みネギがトッピングされる。卓上には白胡椒、黒胡椒、一味があるほか、スタッフにお願いすれば柚子胡椒も提供される。重過ぎないのでサクっと完食した。次回はベストコンディションで訪問し濃厚鶏白湯を頂くとしよう。
<店舗データ>
【店名】 中華そば 葦屋(あしや)
【住所】 千葉県船橋市西船4-24-5
【最寄】 JR総武緩行線「西船橋駅」徒歩1分