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肥宝館 -貧すれば丼する-

【日比谷】 つけ麺専門店 三田製麺所 有楽町店「たまごかけ麺(1000円)」

この夏、重宝しそうな三田製麺所の「たまごかけ麺」

暑い夏、今年もTKMの季節がやってきた。TKMとは「卵かけ麺」のことで、熊谷の人気店「ゴールデンタイガー」発祥のメニューである。卵かけご飯をヒントに、氷水でシメた太麺と醤油ダレに卵黄を乗せた一杯だ。認知を得て啜れる店も年々増えてきたが、2023年11月には大手チェーン「つけ麺専門店 三田製麺所」も提供を開始。

創業15周年を記念し新メニューとして導入したそうで、フードコートを除く全国41店で取り扱っている。発売から1週間で5000食を突破した人気ぶりだ。これは味わっておかねば!ということで今回は東京メトロ・日比谷駅のA4出口から徒歩3分。JR有楽町駅からも至近距離の「つけ麺専門店 三田製麺所 有楽町店」へ。

店内はカウンターに10席。麺メニューは王道の豚骨魚介系「つけ麺」を筆頭に「特濃つけ麺」「鯛だし塩つけ麺」、そしてお目当ての「たまごかけ麺」をラインナップ。また、この日は夏の定番限定商品で辛さを4段階から選べる「灼熱つけ麺」、チーズ油そば「白い灼熱」、激辛「灼熱背徳MAX油そば」も提供していた。

それぞれチャーシュー、味玉、野菜盛り、のり、バラのり、ねぎ、辛味増しを追加トッピング可能だ。また肉ねぎ飯、ねぎ飯、極みたまごかけ御飯、唐揚げといったサイドメニューも用意している。今回は「たまごかけ麺(1000円)」を注文。麺と小ライス、バラ海苔に加え牡蠣だし醤油、トリュフ風オイルも添えての提供となる。

着丼までは8分ほど。色の濃い黄身が2つ乗っているのが嬉しいところ。丼の底には鯛、鰹節、昆布、椎茸から出汁を抽出したタレが沈んでいるので、さっそく丼全体を泡立つほどに掻き混ぜて啜っていく。麺は平打ちで麺肌チュルリ。コシもあって良い味である。薬味のバラのりも卵との相性がよく、麺に絡み付いて美味だ。

また卓上には「つけ麺」用だろうが粗挽き黒胡椒、にんにく七味、三味唐辛子、鰹塩、スパイス酢があるので試してみるのも良いだろう。麺を啜り終えたら残った卵液にライスを投入。牡蠣だし醤油とトリュフ風オイルで味を調整したら極上のTKGになる。麺が大盛に出来ないのが玉に瑕だが、美味しく完食した。この夏、重宝しそうだ。

<店舗データ>

【店名】 つけ麺専門店 三田製麺所 有楽町店
【住所】 東京都千代田区有楽町1-3-7
【最寄】 東京メトロ千代田線ほか「日比谷駅」徒歩3分

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