肥宝館 -貧すれば丼する-

【埼玉 熊谷】ゴールデンタイガー「特製TKM(850円)」

日本一暑い街で啜る冷たい絶品麺「TKM」

JR熊谷駅の北口から歩いて6分ほど。中山道の一本南側を走る路地にある人気店「ゴールデンタイガー」へ。ご主人の金澤洋介氏は大勝軒系列での修業を経て、2018年3月に独立創業。うどん文化が根付き、町おこしにも活用している熊谷で、「麺」の旨さに注目してもらえるよう、つけ麺を主軸に据えて営業している。

この日は休日の夜営業開始直後に訪問したが、既に10人ほどの行列が。店内の券売機で先に食券を買ってから行列に加わるシステムなので、並び発生時にはご注意を。店の内装はコンクリートブロック打ちっぱなしというワイルドなスタイル。真っ赤なカウンター5席に加えテーブル席もあるのでグループ客も安心だ。

つけ麺は、アッサリ系のスタンダード「ゴールデン」、背脂多めの「タイガー」、動物系出汁にトマトペーストと背脂が入った「トマト」の3種で、限定麺が提供されている日も。そして、つけ麺類と並んで人気なのが、卵かけご飯をヒントに考案したというオリジナルメニュー「TKM=卵かけ麺」だ。これを目当てに訪問する客も多い。

なお、いずれも麺量は中盛り300g(+50円)、大盛り400g(+100円)、特盛り(+200円)、鬼盛り800g(400円)、タイガー盛り1キロ(+500円)までグレードアップ可能だ。味玉入り、肉増し、特製も用意されている。今回は「TKM」の特製を並盛りでオーダーする事に。注文時に鰹節&山葵入りかレモン入りを選択できるので、鰹節でお願いした。

行列時に食券を渡していたので、席に座ってからは数分で着丼した。シンプルな構成だが美しい丼相である。自慢の特注麺は氷水でしっかりシメてあり、ツルっとした喉越しとコシと実現。そして丼央の卵だが、コチラは深谷市・田中農場の「紅玉」を使用。コダワリが。オレンジの卵黄は旨み濃厚で、白身も弾力があり旨い。

米油を配合しているという甘めのカエシを混ぜ合わせて啜っていく。箸が止まらない。日和って並盛りにしたことを激しく後悔・・・。トッピングは柔らかな食感の鶏ハム2切れと、黄身がトロトロの味玉。どちらも絶品だ。また鰹節と山葵が良い仕事をしてくれる。これなら日本一暑い熊谷でもサッパリ啜れる。次はつけ麺も啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 ゴールデンタイガー
【住所】 埼玉県熊谷市本町2-116
【最寄】 JR高崎線「熊谷駅」北口徒歩6分

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