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肥宝館 -貧すれば丼する-

【新橋】 鶏そば 炭や 新橋店「特製炭焼 鶏そば(1200円)」

鶏のザル焼きが麺の上に!「鶏そば 炭や」

JR新橋駅前「ニュー新橋ビル」の1階で2024年2月6日から営業する「鶏そば 炭や 新橋店」へ。本店は茨城県常総市新石下にあり、かつてNHKの「爆笑オンエアバトル」など様々なネタ番組を沸かせたお笑いコンビ「江戸むらさき」の磯山良司氏の実家である。元々は「麺くら 石下店」として営業していたが、人口減少や常総水害などの影響で借金経営に。

磯山氏は芸人の活動を休止し店を手伝っていたが苦戦。そんな中、TBSの番組「坂上&指原のつぶれない店」の企画の一環で「麺くら」の立て直しに名乗りを上げたのが「銀だこ」の佐瀬守男社長だった。佐瀬氏は宮崎・小林養鶏の鶏の炭火焼「ザル焼き」をインスパイアし新たなラーメンを開発。これを引っ提げリニューアルしたのが「鶏そば炭や」である。

2023年11月に石下の本店をオープンすると、翌2月には新橋に2号店を展開。両店ともなかなか調子は良さそうだ。さて新橋店だが、店内はL字カウンターに10席。麺メニューだが、白湯の「鶏そば」がベースで、鶏炭焼きや炭餃子、味玉、メンマ、ネギ、焼き海苔を追加トッピング可能だ。ほか、冷やし坦々鶏そば、つけ麺もラインナップ。

一方の飯モノも充実。チキン南蛮丼、油淋鶏丼、鶏そぼろ丼、明太子ご飯といったミニ丼に加えて、フルサイズの「炭焼き鶏重」も提供している。またチキン南蛮や油淋鶏、小林養鶏の炊き餃子を単品で注文することも可能だ。未食のつけ麺も気になったが、結局は本店でも啜った主力メニューの「特製炭焼 鶏そば(1200円)」を注文することに。

厨房ではスタッフが炭火の焼き台の前で鶏肉の入ったザルを振って仕上げ。待つこと8分ほどで着丼した。スープは泡立つ鶏白湯で、甘味があってクリーミー。そこにサッポロ製麺特注の中太麺を合わせている。柔らか目ではあるがコシはありスープとの相性も良い。そこに香ばしい香りを放つザル焼きの鶏モモ肉とネギがゴロゴロと乗っている。

焼き過ぎていないので鶏肉はジューシーに、ネギはシャキっとした食感が残っていて絶品だ。しかもマー油を纏っており香ばしさも倍増。クセになるなぁ。ほかトッピングには味玉半玉、焼ネギ、水菜、ラディッシュ、海苔、刻みネギが乗る。卓上には柚子胡椒、黒七味があるのでお好みで。ありそうでなかった新ジャンルの一杯。鶏好きなら是非一度!

<店舗データ>

【店名】 鶏そば 炭や 新橋店
【住所】 東京都港区新橋2-16-1
【最寄】 JR山手線「新橋駅」日比谷口徒歩1分

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