肥宝館 -貧すれば丼する-

★移転★ 【東十条】 麺処 ほん田「醤油 特製手揉み中華蕎麦(1150円)」

若き天才が生み出す絶品出汁の醤油清湯

JR東十条駅の東側、北区保健所横にある都内屈指の人気店「麺処 ほん田」へ。ご主人の本田裕樹氏は、地元・茨城の麺屋こうじグループでの修業を経て2008年に21歳で独立。現在は東十条本店のほか、赤羽「麺処 夏海」、十条「雨ニモマケズ」など数々の人気店も展開しているやり手である。

よほど外した時間でない限り行列が出来ているので、まずは店内で食券を購入してから列に並ぶ。メニューは中華蕎麦が醤油、塩、豚骨魚介の3種で、つけ麺が豚骨魚介と濃厚昆布水の2種を提供。なお、中華蕎麦の醤油・塩に限っては、麺を「太手揉み麺」と「細ストレート麺」から選ぶことが出来る。

太手揉み麺は、本田店主自らが厨房で力をこめて麺を揉み、モッチリとした食感とコシを与えた逸品だ。初めて訪問する方は、まずは手揉み麺から試してみて頂きたい。今回は醤油の中華蕎麦を特製にグレードアップし、太手揉み麺でオーダー。あわせて限定ごはんの「スタミナ丼(250円)」も追加した。

中華蕎麦のスープは鶏ガラや豚ゲンコツ、背ガラからとった動物系に、煮干し、秋刀魚節、鯖節などの魚介系出汁を合わせたもの。出汁の旨味と醤油のカエシが相まって、極上の醤油清湯に仕上がっている。太く縮れた平打ちの手揉み麺も、モチモチとした食感が良く、小麦の風味もしっかりと感じられ旨い。

2種のチャーシューから半熟味玉、ホウレン草、メンマ、海苔に至るまで、具材にも手抜かりは一切無い。あっという間にスープまで飲み干してしまった。「スタミナ丼」も、スモーキーな角切りチャーシューと卵黄、甘辛のタレが絡み絶品だ。今回は20分並んだが、それでも並んで良かったと思わせるメニューの数々。未訪の方は是非一度。

<店舗データ>

【店名】 麺処 ほん田
【住所】 東京都北区東十条1-22-6
【最寄】 JR京浜東北線「東十条駅」南口徒歩4分

★2020年4月15日に秋葉原駅前に移転。
★跡地は東十条店として二郎インスパイアに

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