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肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【赤坂】 中華蕎麦 國「味玉 醤油煮干蕎麦(1000円)」

赤坂に現れた煮干の新星「中華蕎麦 國」

東京メトロ赤坂駅の6番出口から歩いて3分ほど。赤坂通りから一本入った路地に2022年10月16日にオープンした「中華蕎麦 國」へ。ご主人の国松悠氏はラーメン評論家の石神秀幸氏が塾長を務めるラーメン学校「食の道場」を経て創業。少し前まで「赤坂Red Six」のあった場所を和テイストな外観に改装して入居した形である。

BGMにTBSラジオがかかる店内はカウンター7席のみ。麺メニューはいずれも清湯の「醤油煮干蕎麦」「塩煮干蕎麦」に加え、券売機には「貝だし蕎麦」の表記もあるが、こちらは準備中のご様子。また、レアチャーシューを豪勢に乗せた「チャーシュー丼(350円)」も提供している。今回は「味玉 醤油煮干蕎麦(1000円)」をオーダーした。

到着までは6分ほど。煮干しと水で炊いたスープは、魚介の香りが前面に出た醤油清湯。カエシは甘すぎず、コクはしっかり。煮干しの鮮烈な香りと仄かな苦みが食欲をそそる。合わせる麺は店内の製麺機で打った低加水の中細ストレート麺。全粒粉入りで香り良く、パツっとした歯触りでスープとの相性は抜群である。

チャーシューは薄切りでレアな仕上がりの豚モモ肉が2枚。味玉は黄身ネットリで良い味に。ほか歯ごたえと柔らかさが共存した極太メンマ、刻みネギがトッピングされる。スープも麺もトッピングも秀逸な一杯で、あっという間に完食した。煮干系の店が少ない赤坂に突如現れた新星、今後重宝しそうだ。貝だしも楽しみに待とう。

<店舗データ>

【店名】 中華蕎麦 國(くに)
【住所】 東京都港区赤坂6-13-3
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」6番出口徒歩3分

★2023年8月頃に閉店
★跡地には2023年11月20日に「とりやま」が入居

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