自然良能運動
交感神経とがん細胞
今日のNHKのニュースで、
自律神経の働きの内、
体を活動的にする交感神経の働きがあると、
癌細胞が増殖すると言う事が、
明らかになった。と言う内容でした。
この事は、交感神経の働きを抑える事で、
病状が改善すると言う様に、
理解されるかもしれません。
ところが、
交感神経の働きは、細胞の段階から、
心臓の拍動を動きとしてとらえる事の出来る
初めの現象になります。
また、眠りによって硬くなった筋肉に血液を循環させて、
筋肉の力を取り戻したり、
体を動かす為に必要な物質を分泌させたりしています。
交感神経の働きは、必要な働きになります。
ここで、交感神経の働きを筋肉の状態に於き換えて考えてみます。
頸から背中の筋肉は、この交感神経の働きの状態を表しています。
交感神経を使った量だけ、
徐々に筋肉が縮んで硬くなって行きます。
そうすると、この部分の筋肉がセンサー(感覚器)の働きをする様になり、
硬くなった筋肉に血液を循環させる為に、
交感神経を働かせて、血圧を上げる為に体全体の働きを変化させる事になります。
この時、交感神経を少し働かせる事で、
足の筋肉の力が上半身の動きを支えられる様になると、
頸から背中の筋肉の緊張もなくなり、
再び、交感神経を働かせる事が出来る様になります。
ところが、上半身と下半身の筋肉のバランスや
左半身と右半身の筋肉のバランスに問題があると、
交感神経を働かせている時間が長くなります。
この事が、交感神経を使い過ぎた時のガン細胞への影響に繋がると、
思われます。
http://www.nct9.ne.jp/ohsaki/