このドラマは和製「大草原の小さな家」や
「アルプスの少女ハイジ」です。
大自然の過疎地、北海道富良野市麓郷地区を舞台に
描いた、心温まる人間ドラマです。
昨年末から、「北の国から」の連続テレビドラマ24話を
見て、長編スペシャルドラマ8話の全作品を見まし
た。21年間の黒板家を見た事になります。テレビドラマ
では小学生だった純も、最終回「北の国から2002遺書」
では30歳になっていて時代を感じました。
印象に残ったセリフを書いて見ます。
■北海道が嫌で東京に帰る純に対して、清吉おじさんが北海道を去った
仲間を思い出し「お前ら、いいか、敗けて逃げるンだぞ。
二十何年いっしょに働き、お前らの苦しさも、悲しみも、悔しさもわしは
いっさい知っているつもりだ。だから他人にはとやかくいわせん。
他人にえらそうな批判はさせん。しかしわしにはいう権利がある。
お前ら敗けて逃げて行くんじゃ。わしらを裏切って逃げ出して行く
ンじゃ。そのことだけはようおぼえとけ。」
■ひ弱で、生意気な純が五郎から殴られ時、兄貴分の草田兄ちゃんから
「お前の親父は、お前のそういう甘っちょろいところをたたき直し
たくて、一生懸命冷たくしてるんだ」
■笠松の爺さんが純に「殺生も随分した。そして拓いた。
いったん拓くのに何年かかったろう。馬と木と粗末な道具と。
馬ももうおらん。そして若いもんはみんな土地を捨てる。
わしらが殺生して切り拓いたこの土地をじゃ。熊や木や馬
になんと申し開く。人間は勝手じゃ。」
■親父の批判をする純に対して、中畑のおじゃさんが
「男は子どもでも柱だ。それが家ってもンだ。ここではそうだ。
いまのままではお前はダメだ。」
■川から管で水道を引いてきたのに続き、五郎が風力発電
で電灯をつけた時の純のセリフ「点いたよ」
■純が母の見舞いで東京に行き、同級生と遊んでいて
皆の話やブームが分からず、惨めな気分になり
「父さん、僕は会話に入っていけませんでした。」
■拾ってきた自転車を修理して純に使わせていたら警察が注意に
来たのに対し五郎が「十分使えるのに新しいものが出ると、
流行に遅れると捨ててしまうから」
■笠松のじいさんの葬儀で、町を捨て都会に行った笠松の息子が
親父を批判しているのに対し清吉おじさんが「お前らなんもわかっ
とらん。あの馬だけが、とっつぁんをわかっとった。
その、馬を手放したとき。その、馬を売ったとき!!」
■草田兄ちゃんは、一度は諦めた雪子に再び熱を出し、五郎に
「変わるべ、変わるべ?人は毎日、人ほど絶間なく変わるもの無い
べさ、おじさん。」
■雪子が草田を感激させたセリフ
「けがした傷ってすぐ治るけど、言葉で受けた傷はなかな
か治らないものよ」
■五郎が玲子の浮気をいつまでも許せない自分を思い出し
「人を許せないなんて傲慢だよな」
■お金がない黒板家の物を大切にする精神は純にも受け継がれ
「父さんは靴のデザインより、集中的に値段ばかり見た。
結局一番安いのに決めて、これが最高、と笑ったわけで。
その靴はそれから一年、冬の雪靴の期間
をのぞけばぼくらといっしょにずっと生活し。ほこりの日も、
雨の日も、寒い日も・・・それから雪どけの泥んこの日も、
学校に行くにも畠で働くにも、ずっとぼくらの足を守ってくれ。
だからすりへり、何度も洗い、そのうち糸が切れ、糸が切れると
父さんが縫い、底がはがれるとボンドでくっつけ、そうして一年
使いこんだもので。」
■
「アルプスの少女ハイジ」です。
大自然の過疎地、北海道富良野市麓郷地区を舞台に
描いた、心温まる人間ドラマです。
昨年末から、「北の国から」の連続テレビドラマ24話を
見て、長編スペシャルドラマ8話の全作品を見まし
た。21年間の黒板家を見た事になります。テレビドラマ
では小学生だった純も、最終回「北の国から2002遺書」
では30歳になっていて時代を感じました。
印象に残ったセリフを書いて見ます。
■北海道が嫌で東京に帰る純に対して、清吉おじさんが北海道を去った
仲間を思い出し「お前ら、いいか、敗けて逃げるンだぞ。
二十何年いっしょに働き、お前らの苦しさも、悲しみも、悔しさもわしは
いっさい知っているつもりだ。だから他人にはとやかくいわせん。
他人にえらそうな批判はさせん。しかしわしにはいう権利がある。
お前ら敗けて逃げて行くんじゃ。わしらを裏切って逃げ出して行く
ンじゃ。そのことだけはようおぼえとけ。」
■ひ弱で、生意気な純が五郎から殴られ時、兄貴分の草田兄ちゃんから
「お前の親父は、お前のそういう甘っちょろいところをたたき直し
たくて、一生懸命冷たくしてるんだ」
■笠松の爺さんが純に「殺生も随分した。そして拓いた。
いったん拓くのに何年かかったろう。馬と木と粗末な道具と。
馬ももうおらん。そして若いもんはみんな土地を捨てる。
わしらが殺生して切り拓いたこの土地をじゃ。熊や木や馬
になんと申し開く。人間は勝手じゃ。」
■親父の批判をする純に対して、中畑のおじゃさんが
「男は子どもでも柱だ。それが家ってもンだ。ここではそうだ。
いまのままではお前はダメだ。」
■川から管で水道を引いてきたのに続き、五郎が風力発電
で電灯をつけた時の純のセリフ「点いたよ」
■純が母の見舞いで東京に行き、同級生と遊んでいて
皆の話やブームが分からず、惨めな気分になり
「父さん、僕は会話に入っていけませんでした。」
■拾ってきた自転車を修理して純に使わせていたら警察が注意に
来たのに対し五郎が「十分使えるのに新しいものが出ると、
流行に遅れると捨ててしまうから」
■笠松のじいさんの葬儀で、町を捨て都会に行った笠松の息子が
親父を批判しているのに対し清吉おじさんが「お前らなんもわかっ
とらん。あの馬だけが、とっつぁんをわかっとった。
その、馬を手放したとき。その、馬を売ったとき!!」
■草田兄ちゃんは、一度は諦めた雪子に再び熱を出し、五郎に
「変わるべ、変わるべ?人は毎日、人ほど絶間なく変わるもの無い
べさ、おじさん。」
■雪子が草田を感激させたセリフ
「けがした傷ってすぐ治るけど、言葉で受けた傷はなかな
か治らないものよ」
■五郎が玲子の浮気をいつまでも許せない自分を思い出し
「人を許せないなんて傲慢だよな」
■お金がない黒板家の物を大切にする精神は純にも受け継がれ
「父さんは靴のデザインより、集中的に値段ばかり見た。
結局一番安いのに決めて、これが最高、と笑ったわけで。
その靴はそれから一年、冬の雪靴の期間
をのぞけばぼくらといっしょにずっと生活し。ほこりの日も、
雨の日も、寒い日も・・・それから雪どけの泥んこの日も、
学校に行くにも畠で働くにも、ずっとぼくらの足を守ってくれ。
だからすりへり、何度も洗い、そのうち糸が切れ、糸が切れると
父さんが縫い、底がはがれるとボンドでくっつけ、そうして一年
使いこんだもので。」
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懐かしんでいただき、うれしいです。
ルルルは、北の国からのキツネの名前ですね。
北の国からのファンですが、28歳です。