ハードロックで、僕と同じ感動・興奮をＧさんは味わえません。
読者が知らない、特定の人を上げ、色々書く事に
不満を持つ読者もいると承知の上で、僕の考えを
書きたいです。
Ｇさんは僕より年上ですが、僕の影響でハードロック/
ヘヴィメタルを聴かれるようになりました。ハードロックは、
今やシェアが少ないマイナーな分野だけに、身近なＧさんが
興味を持ってくれた事に僕も嬉しく、ＧさんにＣＤ－Ｒを
持ってきてもらい次々と焼いてあげました。
でも、最近、ふと気づきましたが、Ｇさんが苦労し、自分で手に入れ
るチャンスを僕が奪っているのかもしれないと気づきました。
僕がハードロックと出会って１５年の蓄積情報や、莫大な出費
で収集した音源を、安易に焼いて教えてあげる事は、親切でも
何でも無く、Ｇさんに苦労や落胆とかの経験を奪っているに
過ぎないのかもしれません。
例えば、富士山の山頂からの眺めの醍醐味は、１合目から登頂
してこそ絶景に心底感動すると思います。ヘリコプターで山頂ま
で行っても同じ山頂からの景色や風を感じれますが、汗だくに
なりクタクタに成り、挫折しかかっても諦めずに成し遂げた
達成感は、楽に山頂に着いた者には味わえません。
僕は高校時代、夏休み全てを犠牲にし、炎天下に朝から晩まで
肉体労働をしました。全ては、ハードロックをもっと知りたかっ
たし、聴きたかったからです。要はハードロックのＣＤや、
ハードロックに関する書籍を買うお金の為に重労働をしました。
クタクタの体で毎晩、バイト代が入ると買うＣＤのリストを
書き直し、優先順位を書き出していました。
原動力はハードロックのみで、ようやくバイト代が入ると、
ＣＤ屋で何時間でも粘り、無いＣＤは取り寄せました。
苦労の末に手に入れたＣＤを聴く満足感は格別でした。
だから、駄作みたいなＣＤを買った時の怒りと、落胆もハンパ
無かったです。
社会人に成ってからも、僕の生活の主軸はハードロックであり、
米しか食べれない時期もありました。朝はご飯に塩をかけ、
昼ごはんは会社に塩むすびを持って行き、晩御飯はご飯に醤油
をかけていました。１日６合ぐらい食べていましたが、おかず
なんて無い生活でも、ジュースすら買えない極貧生活でも、
素晴らしいハードロックＣＤを買えればそれだけで幸せでした。
安月給時代に月に４０枚以上ＣＤ買ってれば、そういう生活にも
成りますね。
僕の親友Ｔ君は、会社で指導役的なポジションにあり、新入社員
や後輩の指導・教育の責任者です。Ｔ君は、聞いてこない後輩に
は仕事を教えないってスタンスです。今、思うと、この職人気質
な「見て覚えろ」的な指導こそ本当に仕事が身につく手法だと
実感しています。
僕が会社員時代は、僕は後輩に、僕の知る限りの知識や、経験から
得た事を惜しげも無く全て教え、後輩の為に紙に細かく
書き、手取り足取り懇切丁寧に教えていました。
僕が社会人１年目は、研修も無く、何も教えられないまま右も
左も分からず、仕事現場に放り出されました。分からない事だら
けで、周囲に質問の連続で、ミスも多く、先輩から教えて頂いた
事を次回出来ないと烈火の如く怒られるので、メモをとり、
毎日家で復習し、と、苦労して仕事のやり方を身に着けました。
後輩には、その苦労をさせずに仕事を覚えるように親切でやって
いた僕の手法は甘やかしでしか無かったです。
僕の指導法で仕事を覚えた後輩は、結局、１から１０まで教えないと
仕事が出来なくなってしまいます。要するに、指示されないと仕事
が出来ず、自発的に仕事を探す事や考える事や発展させる事が出来
なくなってしまいます。与えられた仕事が終わると、次の仕事を
与えられるまでボーっとしているような人は社会人失格です。
話が反れましたが、Ｇさんと僕との感性の違い以前に、ハードロック
に対するスタンスやバックボーンが違います。だから、同じ曲を聴い
ても僕並に衝撃を受けたり、感動したりする事はＧさんには出来ません。
Ｇさんは１６年間働いていないニートゆえ、仕事で散々苦労し、クタクタ
に疲れ果て、手にしたお金のありがたみを知らないです。Ｇさんが、
ハードロックをもっと探求したければ、僕の受け売り情報や、僕の
オススメＣＤを聴くだけではなく、自ら勤労し稼いだお金でＣＤを買い
駄作ＣＤも沢山買い、後悔しながら、ようやく自分にピッタリはまる
音楽に出会えてこそ、本当のハードロックの良さが分かります。
別に、ハードロックが求める音楽じゃ無くても良いです。
熱い原動力があれば、壁は乗り越えられます。
Ｇさんに以前は、直接、厳しい事も言い、今の生活を打破するよう
啓発的な叱咤激励をしましたが、何だかんだ言ってもＧさんの人生
ですから、本人が奮い立ち「変わりたい」と強く持ち、行動しない
限りは、僕のアドバイスも無意味でしかないです。Ｇさんの意識改革
は自分自身でしか出来ません。
Ｇさんは、多分、本文を読まれると思いますが「俺の事をネタにして」
とかそんなレベルで捉えないで下さい。Ｇさんの人生がより開ける
為に、今、夢中になりかけているハードロックを一例にして書いて
みました。ハードロックでも、表面的な捉え方だけでは、本当の魅力
は見出せません。海より深く、宇宙より果てない神秘性を秘めたハード
ロック／ヘヴィメタルを共感するには、まずは人並の生活は整えた
上で探求すべきです。
ハードロック／ヘヴィメタルは若者文化のアンダーグラウンド化して
いますが、他の音楽より、より熱さ、怒り、爆発が篭っています。
ハードロックが好きなＧさんにも必ず、熱く強い思いを秘めている
はじです。一歩踏み出せば、もう消極的な劣等感なんて拭い去れる
と信じています。今と先だけ見て生きていけば人生は開花します。
読者が知らない、特定の人を上げ、色々書く事に
不満を持つ読者もいると承知の上で、僕の考えを
書きたいです。
Ｇさんは僕より年上ですが、僕の影響でハードロック/
ヘヴィメタルを聴かれるようになりました。ハードロックは、
今やシェアが少ないマイナーな分野だけに、身近なＧさんが
興味を持ってくれた事に僕も嬉しく、ＧさんにＣＤ－Ｒを
持ってきてもらい次々と焼いてあげました。
でも、最近、ふと気づきましたが、Ｇさんが苦労し、自分で手に入れ
るチャンスを僕が奪っているのかもしれないと気づきました。
僕がハードロックと出会って１５年の蓄積情報や、莫大な出費
で収集した音源を、安易に焼いて教えてあげる事は、親切でも
何でも無く、Ｇさんに苦労や落胆とかの経験を奪っているに
過ぎないのかもしれません。
例えば、富士山の山頂からの眺めの醍醐味は、１合目から登頂
してこそ絶景に心底感動すると思います。ヘリコプターで山頂ま
で行っても同じ山頂からの景色や風を感じれますが、汗だくに
なりクタクタに成り、挫折しかかっても諦めずに成し遂げた
達成感は、楽に山頂に着いた者には味わえません。
僕は高校時代、夏休み全てを犠牲にし、炎天下に朝から晩まで
肉体労働をしました。全ては、ハードロックをもっと知りたかっ
たし、聴きたかったからです。要はハードロックのＣＤや、
ハードロックに関する書籍を買うお金の為に重労働をしました。
クタクタの体で毎晩、バイト代が入ると買うＣＤのリストを
書き直し、優先順位を書き出していました。
原動力はハードロックのみで、ようやくバイト代が入ると、
ＣＤ屋で何時間でも粘り、無いＣＤは取り寄せました。
苦労の末に手に入れたＣＤを聴く満足感は格別でした。
だから、駄作みたいなＣＤを買った時の怒りと、落胆もハンパ
無かったです。
社会人に成ってからも、僕の生活の主軸はハードロックであり、
米しか食べれない時期もありました。朝はご飯に塩をかけ、
昼ごはんは会社に塩むすびを持って行き、晩御飯はご飯に醤油
をかけていました。１日６合ぐらい食べていましたが、おかず
なんて無い生活でも、ジュースすら買えない極貧生活でも、
素晴らしいハードロックＣＤを買えればそれだけで幸せでした。
安月給時代に月に４０枚以上ＣＤ買ってれば、そういう生活にも
成りますね。
僕の親友Ｔ君は、会社で指導役的なポジションにあり、新入社員
や後輩の指導・教育の責任者です。Ｔ君は、聞いてこない後輩に
は仕事を教えないってスタンスです。今、思うと、この職人気質
な「見て覚えろ」的な指導こそ本当に仕事が身につく手法だと
実感しています。
僕が会社員時代は、僕は後輩に、僕の知る限りの知識や、経験から
得た事を惜しげも無く全て教え、後輩の為に紙に細かく
書き、手取り足取り懇切丁寧に教えていました。
僕が社会人１年目は、研修も無く、何も教えられないまま右も
左も分からず、仕事現場に放り出されました。分からない事だら
けで、周囲に質問の連続で、ミスも多く、先輩から教えて頂いた
事を次回出来ないと烈火の如く怒られるので、メモをとり、
毎日家で復習し、と、苦労して仕事のやり方を身に着けました。
後輩には、その苦労をさせずに仕事を覚えるように親切でやって
いた僕の手法は甘やかしでしか無かったです。
僕の指導法で仕事を覚えた後輩は、結局、１から１０まで教えないと
仕事が出来なくなってしまいます。要するに、指示されないと仕事
が出来ず、自発的に仕事を探す事や考える事や発展させる事が出来
なくなってしまいます。与えられた仕事が終わると、次の仕事を
与えられるまでボーっとしているような人は社会人失格です。
話が反れましたが、Ｇさんと僕との感性の違い以前に、ハードロック
に対するスタンスやバックボーンが違います。だから、同じ曲を聴い
ても僕並に衝撃を受けたり、感動したりする事はＧさんには出来ません。
Ｇさんは１６年間働いていないニートゆえ、仕事で散々苦労し、クタクタ
に疲れ果て、手にしたお金のありがたみを知らないです。Ｇさんが、
ハードロックをもっと探求したければ、僕の受け売り情報や、僕の
オススメＣＤを聴くだけではなく、自ら勤労し稼いだお金でＣＤを買い
駄作ＣＤも沢山買い、後悔しながら、ようやく自分にピッタリはまる
音楽に出会えてこそ、本当のハードロックの良さが分かります。
別に、ハードロックが求める音楽じゃ無くても良いです。
熱い原動力があれば、壁は乗り越えられます。
Ｇさんに以前は、直接、厳しい事も言い、今の生活を打破するよう
啓発的な叱咤激励をしましたが、何だかんだ言ってもＧさんの人生
ですから、本人が奮い立ち「変わりたい」と強く持ち、行動しない
限りは、僕のアドバイスも無意味でしかないです。Ｇさんの意識改革
は自分自身でしか出来ません。
Ｇさんは、多分、本文を読まれると思いますが「俺の事をネタにして」
とかそんなレベルで捉えないで下さい。Ｇさんの人生がより開ける
為に、今、夢中になりかけているハードロックを一例にして書いて
みました。ハードロックでも、表面的な捉え方だけでは、本当の魅力
は見出せません。海より深く、宇宙より果てない神秘性を秘めたハード
ロック／ヘヴィメタルを共感するには、まずは人並の生活は整えた
上で探求すべきです。
ハードロック／ヘヴィメタルは若者文化のアンダーグラウンド化して
いますが、他の音楽より、より熱さ、怒り、爆発が篭っています。
ハードロックが好きなＧさんにも必ず、熱く強い思いを秘めている
はじです。一歩踏み出せば、もう消極的な劣等感なんて拭い去れる
と信じています。今と先だけ見て生きていけば人生は開花します。