日記

日記

「新しい領解文」についてのこと

2023年05月11日 | ブログ
勧学・司教有志の会の声明を、総局宛としてではなく、ご門主さま宛としての「安心裁断権のご行使をお願いする請願書」とするのはどうであろうかと「新しい「領解文」を考える会」の方へと書いたのだが、それは「100%無理」だろうとのメッセージを頂いた・・

令和5年の改悔批判、御正忌報恩講御満座に引き続いて発布された消息としての「新しい領解文」が、まさか改悔批判としての安心正否の裁断にかけられるわけがないということであろうか・・

しかし、改悔批判の与奪経験者3~4名(勧学)[安心を判断できる最高位学僧]が有志の会にあることからも、「新しい領解文」には、安心へと向けた疑義、異安心があるのは明らかながら、その安心裁断ができないとは・・これからの改悔批判も結局はただの形式的な儀式ということになるのだろうか・・

そして、その唱和の強制、強要、100%唱和と言うことは、つまり、異安心をこれからの「信心」とさせていくということでもあるのだろう・・

しかし、いまさらこの時代において「新しい領解文」を出言したことを以って「信心」を得たとするような「改悔だのみ」のようなことはもちろんないであろうが・・

とにかく、「新しい領解文」についてのことは、拙生的には見解を訊ねられて以降、これまで憂慮、危惧していることについてはもうある程度十分に考察してきたつもりである。

色々と罵倒や誹謗も含めて、ご意見も頂きながら学ばせて頂いて参りましたが、あとは、もう経過を見守る以外にはないであろうかと考えており、もうこれ以上、部外者、門外漢が会の方へと出しゃばって述べるのも辞めておこうと思っております。

ただ、親鸞聖人の思想につきましては、今後も引き続きに考究して参りたいと存じております。どうか宜しくお願い申し上げます。

浄土真宗本願寺派 勧学・司教有志の会
https://www.facebook.com/profile.php?id=100091286410899

最新の画像もっと見る