生駒神奈備山本記の全般を住吉大神が宣旨した内容であるとしても、岩瀧山で宣したのは、結局のところ仲哀天皇の次の天皇治世についてのことになる。
仲哀天皇は崩御しており、応神天皇は産まれたばかりであって、当然にこの宣旨における天皇とは、神功皇后のことを示すことになるのである。
少なくとも730年代に成立した住吉大社神代記。日本書紀、古事記とは別に古代史を語る貴重なものであるのには変わりない。
仲哀天皇は崩御しており、応神天皇は産まれたばかりであって、当然にこの宣旨における天皇とは、神功皇后のことを示すことになるのである。
少なくとも730年代に成立した住吉大社神代記。日本書紀、古事記とは別に古代史を語る貴重なものであるのには変わりない。