日記

日記

曇り時々少雨

2013年06月02日 | 徒然日記・日々の記録
今日は曇り時々少雨となり、蒸し暑くなりましたね。

終日寺院勤務

寺務・法要・清掃などして過ごす。

梅雨らしい天気になりましたね。ホトトギスの鳴き声が山内に響いています。

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/

本日にて回答数が61となりました。実は一つの区切りとして100回答をメドとして、十分に検証を行った上にて、それからどのように致すかを決めたいと考えております。継続するのか、登録解除するのか、回答をある程度制限するか、指名回答のみにするか・・とにかくこれまでの回答の見直しも進めつつ、まずは100回答へ向けまして真摯に取り組んで参りたいと存じております。

最新は下記問い三つに回答させて頂きました。

問い「彼との付き合い方が分かりません。」
http://hasunoha.jp/questions/141

けじめをつけてみる時期ではないかと存じます

卯月様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

お互いに心の病というハンデを持っておられる中で、これからのお付き合いをどうしていくべきであるのか、お付き合いが、お互いの支え合い、助け合い、分かち合いによるバランス関係を保って継続できていけるのであれば誠に良いのですが・・

このことにつきましては、下記問いにても扱わせて頂いてはおります。

問い「相手のため」も結局は「自分のため」?
http://hasunoha.jp/questions/61

もしか致しますと、「都合のいい女」と既に自覚なされておられます以上は、彼の本心はもう見抜いておられるのかもしれません。

彼は卯月様とのこれからをどのように思われているのか、この機会にでも強くお尋ねになられるのが良いのではないかとは存じます。

彼は生活保護を受けられているわけですが、今後の仕事や収入のこと、特に結婚に関してのこと、結婚後の生活のこと・・特に結婚については何らの相談もいまだないのでしょうかね・・

借金の返済については、実家への仕送りもできているならば、生活保護費以外で幾分かの収入、例えば障害年金、アルバイト収入や作業所工賃収入などでの余裕がおありなのでしょうか?

そのあたりも勘案した上にて、今後、余計なトラブルへと発展しないように、第三者を介して貸したお金の返済はしっかりと行っていくべきではないかとは存じます。契約書・証文もあるのでしたら、専門家(行政書士や司法書士)に相談して、督促状や内容証明の送付などにて返済を迫られるのも一つであるかとは思います。

但し、彼が本当にお金目当てにてお付き合いをされておられたかどうかも、返事次第において、はっきりとしてくるため、二人の関係が完全に終わってしまうことの覚悟は必要かとは存じますが、この際に一つ大きなけじめを付けられて、新たなる出会いを求められるなど、心機一転を図られてみてもどうであろうかとは思います。

何らかの区切り、けじめを付けてみることで、自分自身の気持ちの見極めにもなるのではないかと僭越ながらにも存じております。

卯月様のお幸せを祈念申し上げます。

川口英俊 合掌


問い「供養について」
http://hasunoha.jp/questions/140

ご供養、お墓、お仏壇のことにつきまして

あんくま様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

1・ご病気で身体に支障をきたすにも拘わらず無理にまでなさられることはありません。誦経もできる時にて構わないかと存じます。お経も般若心経、ご真言と回向で十分でないかとは存じます。もし更に丁寧になさられるならば、般若理趣経・百字偈も宜しいのではないかとは存じますが、詳しいことは真言宗の方よりアドバイスがあるかと存じます。

2・お仏飯もお炊きになられた際の一番取りを都度に御供えなさられるので良いかと存じます。お供え物、御丁寧なることにてご敬服申し上げます。

3・本来は長男であるお兄様がお墓の名義人として継承されて管理なさられるのが良いとは存じますが、現在、墓地の使用認証がどなたの名義なのか、墓地管理者に確かめられる必要があるかと存じております。そのあたりを明確にしておかないと後々にお兄様夫婦も亡くなられて入られることになる時にややこしいことになってしまいかねないと懸念致します。また、現在あるお墓をそのままにて永代供養、あるいは数十年後に無縁塔合祀供養など方法はあるかと存じますので、墓地管理者にお伺いなさられると良いのではないかと存じます。また、新規に墓地・墓石購入となりますと負担も大きくなってしまいますので、その際には永代納骨堂供養の検討もなさられると良いのではないかとは存じます。

4・お仏壇も本来はお兄様が継承しご供養なさられるのが良いかとは存じますが、お兄様にその気がなく、また生前のご両親の意思に適う形でのお祀り、ご供養となっているようでありましたら特に構わないのではないかとは存じます。

5・もし、これから先にてお仏壇をお祀りできない状況となって参りました場合のことでしょうか?まだお仏壇をお祀りになられるのであれは、そのままにてご供養を続けられても構わないかとは存じますが、例えば、ご位牌をお寺にて永代供養して頂く、また、浄梵にてお焚き上げご供養して頂く、お墓に納めるなどいくつか方法はあるかと存じますので、お寺にご相談なさられると良いかと存じます。

6・ずっとお仏壇にてお経も唱えられて懇ろにご供養なされておられます。もしどうしても気になるようでありましたら、十三仏真言を唱えられて、各回忌の御仏・菩薩様方からのご加持を賜われますようにとご供養なさられても良いのではないかと存じます。

川口英俊 合掌


問い「夫の心を楽にしてあげたい」
http://hasunoha.jp/questions/139

不飲酒戒

とうこ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えとなります。

仏教の戒律において、在家者が特に守るべき戒として、五戒がございます。

不殺生戒・・みだりに生き物を殺めない
不偸盗戒・・盗むことをしない
不邪淫戒・・不倫しない
不妄語戒・・嘘をつかない
不飲酒戒・・酒を飲まない

拙生も増田俊康様がおっしゃられますように、アルコールは控えめにすべきであるのではないかと存じております。

アルコールの飲み過ぎは身体を壊す原因となり、また色々な煩悩を制御できなくなって正常な判断を誤ることもあり、それで人生そのものを台無しにしてしまうことさえもあります。他への迷惑行為としても飲酒運転による事故や喧嘩による傷害事件など色々と挙げることができます。

アルコールの飲み過ぎは、煩悩を誘発し、悪業を積むことに繋がりかねないため、仏教においても「不飲酒戒」を定めて守るようにしなければならないことになっていると考えることができます。

旦那様は、アルコールが入ると極端にでは無いにしても性格が変わられるご様子ですので、程度の差はあれどもやはりアルコール中毒ではないかと思われます。

アルコール依存症
http://ja.wikipedia.org/wiki/アルコール依存症

おそらくご本人には当然にその認識は無いでしょうから、時間を掛けて、特にとうこ様が中心として、周囲の皆様のご協力を得ながら、少しずつでも治療に当たられるのが良いのではないかと思われます。まずは適切な治療へ向けて、保健所にご相談なさられるのも一つかと存じますし、断酒会という当事者や家族同士が互いに相談しあって、断酒をサポートし合う自助グループへ参加されるのも良いのではないかと存じます。

断酒会
http://ja.wikipedia.org/wiki/断酒会

あとは、アルコールに頼らずにいかにしてストレスを発散してプレッシャーや不満などから解放してあげることができるかどうかも大切なこととなります。そこは伴侶であるとうこ様のサポートが欠かせないものになるのではないかと存じます。

とにかく旦那様の中毒自覚の受け入れや気持ちの問題、旦那様の性格的なこともありますから、焦らずに時間を掛けて改善へ向けて取り組んでいかれましたら良いのではないかと存じております。

川口英俊 合掌

これまでご回答させて頂きました内容は下記にてまとめて閲覧して頂くことができます。
http://hasunoha.jp/users/16

「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス・参加感想まとめ
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52127331.html

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仏教拙理解図式No.5ご提示・・



https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/88/cc5ec7fef55a69cd1557ed616c40aefb.png?random=f414021a4ce7c283969e5257833858bc

改めまして、これまでの仏教におけます学びに関しましての拙理解について、ご叱正・ご批正を賜るための図式をたたき台として簡単に作成させて頂きました。

これから皆様からのご意見・ご指摘を賜りつつ、拙見解も含めてお示しさせて頂きながら、図式の訂正・追記・補足を進めていけましたらと存じております。

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松本史朗先生の新刊「仏教思想論 下」大蔵出版
再び「如来蔵思想とは何か」を問う

徐々に読み進めを開始致します。

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「勝義方便メモNo.8」82まで追記。

http://togetter.com/li/456916

No.7
http://togetter.com/li/442609

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ツォンカパの中観思想研究の第一人者の碩学、福田洋一教授が「ツォンカパの中観思想研究ブログ」にて、これまでの業績をお踏まえになられて、日々の研究の成果をお示しになられておられます。

ツォンカパの中観思想研究ブログ
http://tsongkhapastudies.blogspot.jp/

ツォンカパ大師の中観思想とチベット論理学とを平行しつつ考察を日々綴られるご様子であり、中観帰謬論証派の思想を学ぶ者にとっては、まさに珠玉の内容となって参るであろう予感でございます。

浅学菲才の未熟者ながら日々拝読させて頂こうと存じております。

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平成25年・春季彼岸施餓鬼法要 法話内容「供養について」
Ustreamにて録画・公開
http://www.ustream.tv/recorded/30149099

平成25年3月・春季彼岸施餓鬼法要配布用施本
「十三仏 追善供養を司る如来・菩薩たち」ネット公開
http://oujyouin.com/13butu.html

コラム「追善供養・功徳回向の考え方について」 1~5
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52108201.html

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【チベット問題】

石濱裕美子先生ブログ「水無月チベット祭り」
http://shirayuki.blog51.fc2.com/blog-entry-674.html

ダラムサラ 法王ティーチング 愛情は幸せの元 ネズミだって友人がいれば病気の回復が早い - チベットNOW@ルンタ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51791432.html

「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」~チベット問題・焼身抗議を考える~
http://t.co/PwVvYWck

またも秘密裁判で僧侶作家に懲役刑/ウォンポ僧院僧侶6人刑務所 3人依然行方不明 - チベットNOW@ルンタ
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51791280.html

【チベット問題】(2013.5.31までまとめ)
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52129445.html

チベットが直面する問題 (2012年)
http://t.co/lavJOBR9

「偉大なる第十四世(ダライ・ラマ法王猊下)の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://t.co/BKpRZFZ6

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「インド論理学研究」
平成24年度(第V号)《ダルマキールティ特輯号》
山喜房佛書林
http://blog.goo.ne.jp/indianlogic/e/c9ff463a70337ec04510bc9839646382
興味深い論考が並んでおります。

2013.3.11 東日本大震災・犠牲者諸群各霊位・三回忌追善供養
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52120839.html

最近の仏教思想関係の主な考察についてのまとめ集
http://t.co/RZJudE4f

「お通夜式、お葬儀式の導師についての自省と自戒のために」(川口英俊拝)
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/ef5f6cca53cff32fb5fd1def4d9492e6

川口英俊の自動配信・デイリー自動情報収集ネット新聞
http://paper.li/hide1125/1307742529

「拙対外活動に関しましてのお知らせ(川口英俊拝)2013.1.26」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/575ba7b05497e7ee3d893a2ab0c39bc3

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他、これまでの考察シリーズは下記をご参照下さいませ。
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/51997575.html