日記

日記

晴れ

2009年09月27日 | 徒然日記・日々の記録
今日もとなり、暑い一日となりました。

終日寺院勤務

寺務・法要・ゴミ収集・清掃などして過ごす。

お彼岸が終わったのものの、日曜日でかなりお参りは多かったですね。

明日から少し山内も静かになりそうであります。

迷いウサギ

わーい、柿うま~

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画像専用のページ
http://ameblo.jp/hidetoshi-k

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地震予知研究のページ
http://www.hide.vc/jishinyochi.html

e-PISCO、首都圏大地震予測が撤回されました・・南房総、厚木両測定点での異常値については、「高周波活性オーロラ調査プログラム」(HAARP)の影響を受けていた可能性が非常に高いとの見解であります。

HAARP・・これは・・いわゆる・・まじか・・いやいや・・えー

高周波活性オーロラ調査プログラム

e-PISCO
http://www.e-pisco.jp/

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これから更に仏教の学びを進めるための文献・第三弾

「龍樹と、語れ!―『方便心論』の言語戦略」を読み終えました。この機会に続きまして、「ブッダ論理学五つの難問」石飛道子著・講談社を再度読み進めて参ります。

石飛先生は、「縁起とは、因果関係ではなく相依相関を意味している」という解釈は誤解に基づくものであると考えておられます。現在の私の「縁起」の捉え方は、時間的縁起・空間的縁起・論理的縁起として、時空的縁起は因果関係を扱って説明するものですが、最終的には論理的縁起としての相依相関性の方を重視しております。石飛先生の説かれる「縁起」とは一体どういうものであるのか・・おぼろげながら理解はできているつもりではありますが・・とにかくまだまだ考察して参りたい存じます。

石飛道子先生のインド論理学・インド哲学、龍樹論師・中観思想についての論考は実にいつも興味深いものがあります。注目の碩学でございます。
http://homepage1.nifty.com/manikana/

一つには、唯識思想における「依他起性の仮有」・「真如の実有」と、ツォンカパ・ラマの中観思想における「言説有」との相似・相違点の整理を自分なりにして参りたいと存じております。

ツォンカパ・ラマは、チベット仏教・ゲルク派(黄帽派)の開祖であります。現在のゲルク派の(観音菩薩様)化身ラマは、ダライ・ラマ14世でございます。ツォンカパ・ラマは中観帰謬論証派の論師でもあり、チベット仏教教学を大成しました。龍樹論師以来の中観思想・空の思想をどのように発展させていったのかを更に詳しく学んで参りたいと存じます。

→○「ブッダ論理学五つの難問」
 石飛道子著・講談社
○「龍樹と、語れ!―『方便心論』の言語戦略」
 石飛道子著・大法輪閣
○○△「ツォンカパの中観思想―ことばによることばの否定」
 四津谷孝道著・大蔵出版
○○△「チャンドラキールティの中観思想」
 岸根敏幸著・大東出版社
△△○「中観と唯識」長尾雅人著・岩波書店
「チベット仏教哲学」松本史朗著・大蔵出版
▽「中観と空1・梶山雄一著作集4」
 梶山雄一著・御牧克己編・春秋社
▽「空と中観」
 江島惠教著・春秋社

施本「仏教・縁起の理解から学ぶ」
http://oujyouin.com/enginorikai.html
施本・「仏教・空の理解から学ぶ」
http://oujyouin.com/topengi.htm
施本「仏教・空の理解」
http://oujyouin.com/sunyatop.htm
施本「仏教 ~ 一枚の紙から考える ~」
http://oujyouin.com/buddhism1p.html
施本「佛の道」
http://oujyouin.com/hotokenomichi.html

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第二弾

これから更に仏教の学びを進めるための文献・第一弾

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障害者自立支援法廃止へ、国が裁判猶予要求(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090924-00000962-yom-soci

国側、係争姿勢を転換=陳述留保、年内にも解決策-障害者集団訴訟・広島地裁(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090924-00000197-jij-soci

障害者自立支援法制定・施行により社会福祉法人設立・運営で相当に苦しめられた私の二十代後半・・もはや取り返すことはできませんが・・民主政権・長妻昭厚生労働相は障害者自立支援法の廃止を明言されました・・少し報われて救われた気が致します・・長妻先生には誠に頑張って頂きたいと存じます。

厚労相が廃止明言 障害者自立支援法 新制度の設計着手(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090920-00000059-san-pol

障害者自立支援法の廃止表明=全局に事業の仕分け指示-厚労相(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090919-00000103-jij-pol

東大阪・大阪第13選挙区・・「ああ、もし岡本準一郎さんがいらっしゃったならば・・」と非常に残念に思います・・

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、かつて私は政治についてひとかたならぬ想いがございました。

その内実は、拙著「誇れる社会のために」をご覧頂ければと存じますが、学生時代は自民党に入党し、大阪府連青年局・学生部での活動、塩川正十郎元財務相の地元事務所での秘書見習い活動、総選挙・参院選挙での選挙運動の手伝いなどをしていました。

特に自民組織の長年による弊害・陳腐化を危惧して内部改革に取り組むことが多々あり、府連青年局・学生部の再興、地元支部・青年会の創設などに取り組みました。しかし、父である住職の病状悪化に伴い、急遽大学を休学して、諸活動を辞めて、禅の修行へと行くこととなりました。

二年後に帰山し大学に復学するものの、政治情勢も大きく変わり、時は小泉政権となり、塩川先生も返り咲いて財務大臣となられており、一つの目標であった塩川先生の捲土重来も成ったこともあって、もはや政治の世界に関わることは控えて、お寺の仕事、大学の勉強、司法試験の勉強に集中しようとしていました。

政治の世界からは離れた日々をしばらく過ごしている中で、ある時、熱く駅頭で演説する当時の民主党・東大阪総支部支部長・岡本準一郎氏と出会ったのであります。その真っ直ぐで純粋な政治姿勢に感動し、私は岡本さんを応援することにしました。岡本さんのような方が国会へ行けば必ずこの国は良くなる、そう思い、正式に自民党を離党して、民主党に入党、東大阪総支部の幹事にもして頂き、色々と党勢拡大のために熱く議論して努力したこと、岡本さんと共に何百回と街頭でマイクを握って私も遊説させて頂いたことが、今でも昨日のことのように思い出されます・・

しかし、残念ながら岡本さんは総選挙二度目も敗北・・更には色々と民主党東大阪支部内での矛盾・疑念・軋轢の噴出もあったため、岡本さんが東大阪を去られるのを機として私は、「誇れる社会のために」を著して、一切の政治活動から身を引く決意をし、民主党を離党しました・・

もちろん、当時においては精神障害者の無認可作業所の社会福祉法人化に取り組み、その代表であったため、政治的色は無くさないといけないということもあったので、それで政治活動から離れざるを得なかったというのも理由の一つでありました。

以来、政治と関わることは皆無となり中立的立場として過ごしています。

しかし・・社会福祉法人化はしたものの・・小泉政権下で成立・施行した障害者自立支援法は、現場の現状を何ら配慮せずに作られ、財政難のために自己負担・利用者負担を激しく迫るなど、障害者、支援する者に配慮しない酷い法律であったため、私の社会福祉法人運営も二年あまりで限界を迎え、挫折するに至ったのであります・・詳しくは、こちらのコラムをご参照下さいませ。現在、この社会福祉法人は後任の確かなる方にお任せできておりまして、無事に運営継続しています。

とにかく、福祉・年金・介護・医療政策など、日本の政(まつりごと)は人への配慮と謙虚さが正直無くなってしまっていると痛切に感じる次第でもあります・・

ここ最近の政治の現状を振り返りますと・・傲慢強欲に利権を貪る者たち、非常識・無知蒙昧・厚顔無恥な者たちが政治の世界を跋扈し、とんでもないこととなっておりました・・しかし、いよいよ「正常」へと向かうための転機となりました。

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今回の総選挙の結果を受けての「経済コラムマガジン」、09/9/21(585号)「自民党のカルチャーの変化」、09/9/14(584号)「自民党再生の道」、09/9/7(583号)「一番の自民党敗因」・09/9/1(582号)「09年総選挙の結果」は実に正鵠を得ている考察であります。

経済コラムマガジン
http://www.adpweb.com/eco/

日本の政治に跋扈していた魑魅魍魎、傲慢強欲に利権を貪る者たち、非常識・無知蒙昧・厚顔無恥な者たちに国民の怒りの鉄槌が下りまして、少し浮かれ気味になってしまうところではありますが、日本の財政難の現実は予断を許さない状況であります・・今回の結果により常識的なことはややましになるでしょうが、なかなか根本的な課題(景気対策・財政再建・社会保障(年金・医療・介護・福祉)・防衛・外交)の解決については、そうあまり期待は持てないものであります。

それでも・・とにかく何とか民主党政権は課題解決に精一杯に取り組んでほしいと今は期待する次第であります。

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「国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高(ストック)(但し特別会計含まず)」
参照・国家破綻研究ブログ
国の債務残高(特別会計含まず) 846兆円→924兆円 持続可能性に懸念 バラマキが終われば刈り取りの季節
http://gijutsu.exblog.jp/8314188/

2008年度末
846兆4970億円(▲2兆7426億円)
・国債全体 680兆4482億円(▲3兆8796億円)
・財投債 ▲8兆7042億円
・普通国債 +4兆4772億円
・その他 +3474億円
・借入金 57兆5661億円(+4072億円)
・政府短期証券 108兆4826億円(+7298億円)

2009年度末 924兆円(見通し)
・年度末の国債残高 725兆円
・約44兆円の新規国債発行が主要因
・追加経済対策だけで10兆円超の国債残高

もちろん上記の数値に特別会計の借金を加え、各自治体の借金も加えると当然にもう1000兆円近くに達してしまっています・・もういい加減やばいでしょう・・

世界金融危機→各国の景気対策→国債多量発行→未達→金利上昇
    ↓      ↓         ↓         ↓ 
    ↓      ↓      将来の増税 中央銀行引受→インフレ
    ↓      ↓
    ↓     バラマキ→持続的需要向上せず→実体経済回復せず
    ↓
流動性の引き締まり→実体経済縮小(本来の姿に)→生産設備過剰・人員過剰→景気さらに悪化

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さて、国家破綻研究ブログ・kanconsultingさんの論考はいつも参考となります。

「リーマンショック1周年 何が明らかになり、何が変わったのか 変わらない強欲」
http://gijutsu.exblog.jp/8971065/

・・以下、引用開始・・

この1年間、何が明らかになり、何が謎のままで、そして、何が変わり、何が変わらなかったのでしょうか?

(明らかになったこと)
・過剰流動性が世界金融市場を膨らましていたこと
・不明なリスクを取って、それをキャッシュに換えるという錬金術は、虚構であったこと
・職や持ち家を失うという形で、一般市民が割を食ったこと

(謎のままのこと)
・世界経済奥の院は、何をどうしたいのかということ
・これからの儲けの道具となる、過剰流動性に代わる紙切れは何かということ (世界各国の国債だとは思いますが)
・いつまで「先送り」が続けられるのかということ

(変わった事)
・世界政治のエージェント
・資産価値が上がり続けるという前提
・一般市民の将来設計

(変わらないこと)
・政権が代わっても、それらを動かす奥の院は変わらないということ
・結局、ペーパーマネーを刷るしかないと言う事
・強欲さ

・・引用ここまで。

リーマンショックから一年を振り返ってのまさに的確な分析であると存じます。確かに、「世界経済奥の院」が現在進行形で一体何をどうしたいのかということは、なかなか読み解くことは難しくあります。ただ世の流動における歴史の厳然たる結果を見ると、遡って、ああ、そういうことを考えていたのかということは理解することはできます。しかし、その内実のほとんどはkanconsultingさんのおっしゃる通りに傲慢に利権を貪る者の「強欲さ」が反映されているものばかりであり、相変わらず浅ましく下らない愚かなことの繰り返しであります・・

この負の連鎖をいい加減に断ち切らない限りは、同じことの繰り返しとなってしまいます・・私はこの繰り返し(輪廻)を断ち切るには、お釈迦様の仏法真理とその実践(慈悲)が必要であると強く考えております。特に現代社会においては、ナーガールジュナ(龍樹)論師以来の仏教・中観思想の考究とそこからの実践が重要と存じております。

あくまでかなり私的な希望ですが、「世界経済奥の院」からお釈迦様の仏法真理追究プロジェクト(特にナーガールジュナ(龍樹)論師以来の仏教・中観思想の研究)の資金として十兆円ほどを出して頂き、関連機関(世界中の大学の宗教哲学関連学科、仏教・各宗旨宗派の教義研究機関、世界宗教ユダヤ・キリスト・カトリック・イスラム教などの教義研究機関)などによって、その総合研究を進めてもらい、その体系化の成果を分かりやすく知ってもらえるために(世界言語全てによる)絵本から専門書まで調えて、やがて世界中の人々に理解し実践して頂けるようにできれば、世界の苦しみの根源(戦争・犯罪・貪り・愚かさなど)のほとんどを無くすことができるのではないかと考えておりますが・・かなり難しいことでしょうね・・

浅学非才の未熟者で非力なる私なりにはできるだけ進めていければと存じております。

国家破綻研究ブログ
http://gijutsu.exblog.jp/

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往生院メールマガジンNo.73
http://www.mag2.com/m/0000098047.html

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NPO法人・東大阪国際協力プラットフォーム
http://hicp.e-biss.jp/