四季のつれづれ

移りゆく季節の中で感じる喜び・・・

錦秋の大台ケ原 その3

2008-10-22 10:42:56 | お出かけ
正木ヶ原から正木峠に向かう山肌はほとんどと言っていいほど、
立ち枯れたトウヒと、地面を覆い尽くすイトザサの群生。
大台ケ原はロープで仕切られた歩道以外は立ち入ることができないのだが、
人に踏まれた道に大量の雨が集まって、その道をえぐり取っていく。
そんな山肌を守るために作られた木の階段。


階段の途中から今歩いてきた方をみる。
逆光で写真写りは悪いが綺麗な紅葉だった。


正木峠から次に向かう日出岳が見える。
わ~あそこも凄い人だ!


峠を下りたところに展望台があり、ここからは
山の向こうに熊野灘が見える。


日出岳に登る途中で見つけた紅葉。
もう、芸術品!


十数年、大台ケ原に通っているが、
一番と言っていいほどの美しい紅葉をみることができた。
9月に冷え込んだことが影響しているらしいが
花と同様、紅葉の時期を見極めるのも難しい。

そんな大台ケ原へ押し寄せる人もまた凄い。
朝7時に到着して、駐車場が満杯だったのだから
その後に来る人たちはというと、
ドライブウェーの両側に車を停める。
だから車が通れるのは真ん中を1台だけ。
そこを下りる車と登って来る車で立ち往生。
こんな状態が駐車場から約2キロほど続く。

結局この渋滞を抜けだすのに約30分。
それにしても、車まで往復4キロ、余計に歩く方たち、お疲れサマ!