気になるプレー中の球児達へ。

2005年08月08日 | 高校野球
今年の高校野球は明徳義塾の不祥事での波乱含みで開会したが、連日の熱戦はさすが夏の風物詩として野球ファンにはたまらない。
都道府県の代表として聖地甲子園での伸び伸びプレーは現状のプロ野球より遥かに面白い。

ただ一つ俺が気になるのはプレー中での球児の「笑い」である。

しかも負けているチームに良く見られる。明るく、伸び伸びと勝っても、負けても楽しく甲子園を楽しもう!!特に負けている時こそクヨクヨしないで全力で明るくチーム一丸となって行こう!!
という「笑い」と推測する。

でも俺はその「笑い」に何かヘラヘラさを感じてしまう。プロではないから辛口だと思われるかもしれないが高校生とは言え勝負の世界。ヘラヘラしていると気が抜けることがある正直「なんでここで真剣になれないんだ!!」と思う。なんかの親善試合ならいいけれど相手だってニタニタ笑うピッチャーから真剣に打ち返してやるという闘争心が激減する。
負けて甲子園の土を持ちかえる姿に泣いている球児に感動するもののプレー中はせめてヘラヘラして欲しくない。

帰郷してゆっくりと思い出に浸り感動をチームメイトや家族と語り合いそれをこれからの大事な人生に活かしながらの「笑み」なら俺は大いに笑って欲しいと思う。

こんな真剣にマウンドで投げるピッチャーが俺は好きだ!!