投手の最高の球、それはストレートだ!!

2005年08月18日 | MLB
今や、ストレートだけで投手は勝てない。まあ蝿が止まる程度の速度なら無論だがフォークに2シーム、4シームのカットボール系が全盛だ。その他にもシンカー、カープ、スライダーにナックルとまあキリがない。確かにコントロールがあった上での話だが。
モイヤー、ウェイクフィールドはその典型。

でも最高の球はやはりスピードボールの真っ直ぐ、ストレートが最高のボールだ!!

今年5月31日、マーリンズの剛速球投手A・J・バーネットが、104マイル(約167キロ)を出し、あらゆる意味で大きな話題を呼んだ。

マーリンズのマッキーオン監督までが「そんな速いボールを投げる投手は見たことがない」と否定的な発言をしたため、地元紙も一斉に「計測器の故障によるもの」と記録を認めない記事を書きたてたらしい。
同僚のドントレル・ウイルスやミゲル・カブレラなども「計測器がどう示していたのかは見ていないが、A・Jはいつも100マイル以上を出しているから、彼だったらそれくらい出てもおかしくない。僕たちは信じてるよ」とかばっている。いいチームメイトだ。
この104マイルを体感したパイレーツのフレディー・サンチェスは「あんなに速い球に遭遇したのは僕の野球人生で始めて。104マイルなんて恐ろしいこと」と、打者として感じた素直な気持ちを述べていた。

ストレートは最大の武器なのだ!!見ていて気持ちがいい。あれこそ超人。やはり凡人が出来ないことに凡人は憧れるのである。
ただマーリンズはNL地区4位(8/18現在)首位から6.5差の厳しい位置。
当人のA・J・バーネットも11勝6敗、防御率3.04とまあまあの成績。

チームは低迷しているがA・J・バーネットにはこれからも目が離せそうにもない。

もっと出て来い100マイル超え投手達よ!!