GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

ピョウタンの滝に行ってきた

2010-07-04 23:55:00 | 鉱物採集
先月、『地下資源探査再開!』と声高々と宣言したものの、足寄町でウロウロして、アポイ岳に行ってカンラン石を採ってきただけ。
先々週、『わーるどかっぷで日本軍が丁抹戦に勝利したら、赤い鉱物を採ってくる!!』と言ったけど、赤いハマナスを見に行ってオシマイ。

なんだか、狼中年に成り下がった気分でありますな。。。

結局、今週末も天候不順で出撃中止。


こんなことぢゃ、イカ~ン!!
せめて、これからの探査活動に役に立つことでもしなければ。。。


・・・ってなわけで、本日はちょっくらドライブであります。
お気に入りの‘真鍋庭園’のカフェで、ジャズを聞きながらのコーヒータイムで突如思いついたのは・・・。
田中義剛の花畑牧場で有名な中札内村にある“ピョウタンの滝”であります。

北大図書刊行会発行の“北海道の石”116ぺぇじには、同町内札内川で採取された電気石の写真が掲載されていたのであります。
内地で採集出来る電気石と比べれば、少々見劣りするのではありますが、ココ十勝地方で採取出来ることに意義があるのでありますよ。
ピョウタンの滝は、掲載された電気石が採取された札内川八の沢から12km程下流にあり、今後の採集行の為の調査が主目的なのであります。

まずは、ピョウタンの滝がある札内川園地に到着。
ココはバンガローもあるキャンプ地や宿泊棟が整備されていて、天気が良ければ賑わっていそうでありますな。
とりあえず、園地内にある“日高山脈山岳センター”で情報収集であります。

センターの入り口でお出迎えしてくれたのがコレ↓


このヒグマは、1970年7月に日高山脈を登山中の福岡大学ワンダーフォーゲル部を襲い、3日間で3名を殺害した後、出動したハンターに射殺されたのであります。(合掌)
事前に、そのヒグマがここに展示されている事を知っていたのでありますが、実物の剥製の体長は1.5m弱程度と、やや小柄。
実は、射殺された時に10数発の弾を受けたので、剥製にされる時に縫い合わせたらひと周り小さくなったそうでありますな。

ちなみに、福岡大学ワンゲル部が最初にヒグマに襲われたのが、札内川上流の‘九の沢カール’。
電気石が採集されたのは‘八の沢’でありましたな。。。

ピョウタンの滝でマイナスイオンを浴びた我が小隊は、さらに上流に向かって車を走らせるのであります。
(マイナスイオンが体に良いとは証明されてはいないそうでありますが・・・)


札内川ダムを越え、ダム湖を過ぎ、河原で転石調査が出来そうな場所を求めて進軍するのでありますが、適当な場所は見つからず。。。
遂に、行き止まりのゲートに到着。
そこからは電気石の採集地までは約8km、最後の4km程は道も無いのであります。

雷鳴が聞こえる中、我がヘッポコ部隊は勇猛果敢に進軍続行する根性をコレッポッチも持ち合わせていないのであります。
復路の途中、とりあえず道路沿いの沢付近の転石を調査したものの、母岩になる花崗岩すら見つからず。

思いつきの調査と言えども、装備だけはしっかりしなくちゃね。。。

『そうそう、我が隊が求めてるのは黒いモノぢゃ無く、赤い鉱物だったっけ。』

負け惜しみ以外の何物でも無い捨て台詞と共に、札内川から撤退するのでありました。


ちゃんちゃん。
コメント (8)
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