GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

札幌で博物館巡り

2010-07-19 21:32:49 | 鉱物採集
全国放送で「梅雨が明けて猛暑が続きます」と、気象予報士のおねいさんがてれびじょんの中で微笑んだ今週末。
内地の石好きの皆様におかれましては、川でのパンニングが気持ち良い季節でありますな。
ガレ場でハンマーを振り回すと流れる汗がダーラダラ、狙った石が採れた日にゃも旨んまいことでありませう。


梅雨知らずのココ蝦夷地でありますが、相変わらず我が隊の地下資源探査活動は停滞中であります。。。

こんな時は、気分転換が大事。
連休の週末、昨日(18日)は、以前このブログにコメントして頂いた‘北海道国際鉱物・宝石・クラフト展’に出撃すべく、札幌に向けて進軍であります。

向かった先は、‘札幌サンプラザ 1F ふれあい広場’。
無料になった道東自動車道をひた走り、1時間前に会場に到着であります。
名古屋で開催されるミネラルショーなら20~30人は並んでいるのでありますが、少々寂しい感じがするのは開催3日目だったから?

開場時に他のお客さんは数名、会場の広さは名古屋の3分の1位であります。
肝心の出店内容は・・・・・・、


パワーストーンや宝石のルースがメイン、海外の鉱物標本が少々。。。
主催者のお店でも、国産標本は1点だけ・・・(開催3日目だったから?)


開場後10分で撤収であります。


次の目的地は‘弥永北海道博物館’。


ココは、個人で運営している鉱物博物館であります。
入場料500円也を支払い、中に入ると・・・。


1Fは、北海道産、国産、海外産の貴重な鉱物標本やアンモナイト化石が展示されていたのであります。
2Fはアイヌ民族資料、3Fは貨幣資料があり・・・、
4Fには、砂金・砂白金関連の資料が展示されていたのであります。



3番目の目的地は‘山の手博物館’。

ココも鉱物関連を展示しているのでありますが、館内は少々乱雑。。。
貴重な標本も多数あるのでありますが、展示方法に難有りでありますな。
改装中だったのでありませうか?


4番目は北大総合博物館。

北海道大学の構内にある由緒ある博物館であります。
歴史を感じる建物の中は展示品も1級品でありますが、鉱物関連は常設展示品の種類は限られていて、その他の所蔵品の閲覧が出来ないのでありました。
ココで北海道の産地情報を収集する目論見は見事に玉砕。。。


昼食後に向かったのは、‘北海道開拓記念館’の‘総合歴史博物館’であります。


ココは主に北海道を開拓してきた歴史資料が展示されていて、主要産業であった鉱山関連資料もあるのであります。
ココは駐車場から離れた立地が×、日曜日なのに入館者が少ないのが気になるでありますな。
ただ、ここの職員さんは親切でだったのが○でありますよ。


博物館巡りはこれで終了。
最後は札幌市内にある鉱物産地にGO!であります。

しかし・・・、内地は梅雨明けしたっていうのに、天気は 。。。

テルルを求めて、手稲鉱山へ雨中を進軍する根性は0%。
立派な輝安鉱を産する#※山に登るにも装備不足。
第2候補は市内にある、豊羽鉱山の貯鉱場跡であります。
到着した我が隊が目にしたのは、立ち入り禁止の非常な4文字。。。

諦めきれずに一般の方が出入りしている入口を見つけたのでありますが、見つけたのは貧弱な閃亜鉛鉱の欠片が付いた小石だけであります・・・・・。
勿論、ココで発見された豊羽鉱なんて肉眼で見つけることなんて絶対不可能。
豊羽鉱は閃亜鉛鉱と共生するのでありますが、この小石に含まれている可能性は1/100,000,000位でせうか。。。


鉱物展は期待ハズレでしたが、‘弥永北海道博物館’は期待以上の展示でありましたな。
札幌に行くマニアの方々には、オススメでありますよ。

以上、札幌での目的を完了した我が隊は、往復550kmの旅を終えるのでありました。

今回情報収集出来た鉱物産地へ、いつか出撃したいでありますな。
コメント (8)
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