天使の取り分 ～Angel Share

小隊長（妻）です。


今月は兵長も私もすごく忙しくて、特に兵長はずっと休みがない状態が続いています。
まっ、以前の仕事に比べたら大した仕事量ではないようですけどね。（笑）
昔は１００時間残業がざらにありましたから『３６協定』もあったもんじゃなかったですが・・・。

私も昼休みを取る暇もありません。
と言っても無理やり取ってますが、くたくた～。


そんな中、十勝ワインについて勉強しているところなので最近は片っぱしから飲んでいます。
折角この十勝に住んでいる訳ですから、この際チョットワインに詳しくなりたいなぁ～と・・・。

上の写真は以前にも登場したと思いますが、池田町の十勝ワインの貯蔵庫です。
代表的なワイン『清見』や『山幸』などが置いてあります。



個人的には『山幸』が好きで、山ブドウの酸味と野性味あふれた土の香りがするワインです。
ジビエが好きな人には好みのお味かもしれませんね。

そのワインなのですが、樽で熟成させている間アルコールが蒸発して樽の中に隙間が出来るんですね。
その隙間の事をフランスなどでは『天使の取り分』と言われています。

酒豪の天使が飲んでいると言う、ちょっとロマンチックなお話です。

その隙間に空気が入るとワインとしては良くないので、定期的にワインを樽一杯に入れます。
そしてまた、天使が飲みに来るのでまた樽一杯にワインを注ぐ作業が続きます。

美味しいワインが飲めるその時まで、天使との駆け引きが続く訳なのです。

女性を口説き落とす時にこの話をしたら良いかもしれませんね。（笑）
「この人ステキ～」みたいな。

モテルこと請け合い！・・・・たぶんねぇ～。


できれば赤ワインやコニャックを飲む時にでもそんなお話をして見て下さいね。
今日、会社でそんな話を聞いたので書いてみましたが、別に話してくれた人に「ステキ～」とは私は思いませんでしたけどね。