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GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

バレンタインショット

2010-02-14 22:22:22 | 射撃・狩猟
3週間ぶりの出撃であります。

本日の開戦時刻はマルロクニィニィ時。
寒さが厳しいこの時期は朝一のエゾシカ軍の動きが悪いので、ノ~ンビリ出陣であります。
途中で寄ったコンビニで、会計時にチョコをもらったであります。

可愛い店員さんならチョット嬉しいけど、レジの中にいたのは50歳過ぎのオバさ。。。。。

実家近くにある、いつもの戦場に到着。
しかし先月に勝利した林道は工事中・・・。
今日は山奥の林道にGO!であります。

この林道は降雪後に初めて進軍するでありますな。
地元の友人によると、かなり有望らしいであります。
ただ、小さいサイズが多いとのことであります。

猟場に到着してから30分、林道脇の林に2頭の敵軍の初年兵発見。

車を降りてポジションに付き、薬室に装填、50m先の敵兵にドン!
林道脇の撃ち上げで、回収に3分でラクチンラクチン。
バレンタインにちなんで、ハートを撃ち抜いたであります。


その後、長い林道の終点までは敵兵に遭遇せず。。。
一服してから折り返し、第2ラウンドであります。

途中の枝道入口脇にこんな看板。

プーさんの爪痕であります。

その近くには、クマゲラの採餌痕であります(たぶん)。

プーさんはお寝んね中でありますが、万が一ってことも・・・。
エゾシカ猟以外は既に終猟であります。

10分後、100m先に敵兵発見。
失中であります。。。。。
先程の爪痕を気にした訳ではないでありますが、林道を外れて回収中にプーさんに出会ったらヤなので、ホッとしたりして・・・。

その後、遠い敵兵は見なかったことにして、さらに進軍すると・・・。
またもや林道脇の撃ち上げポジションに敵兵発見。

今度も美味サイズの敵兵のハートをバキューン。


我が軽機動戦闘車の‘痔無兄’号には、これで定員いっぱい。
その後に見かけた敵兵は、またもや見えない振りをして、地元の友人が所有するに搬入であります・・・・・が、

無い!

2頭目の腹抜き時にナイフを忘れたであります。。。
往復90分かけて、ナイフを回収。ふぅ。。。


その後、2頭を解体。

私が1頭目の解体を始めようとしたら、その友人は「ちょっと撃ってくるわぁ~」と出撃。
2頭目の皮を剥いでいるところに、3頭積んで御帰還。。。
こりゃ、かなわん・・・。


そー言えば、小隊長殿(奥さん)。
ワタシにバレンタインのチョコは???


『ないよ。』 だそうであります。。。。。
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いつも心配してます。

2010-02-10 10:07:56 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

今週は比較的暖かいです。
屋根の上から滴り落ちる水滴が玄関の前で氷となって、厚さ10㎝にもなっています。
宅配の人や集金の人が滑って申し訳ないのでツルハシを買って氷を割ることに・・・。

お店の人に商品を選んでもらい、氷の割り方も教えていただきました。
「氷の薄い端の方からトントンと力を入れずに叩くときれいに氷が剥がれますよ。」
「厚いところから始めると苦労するので、また、顔に氷が跳ねるので気を付けてくださいねー。」

言われた通りにやってみた。
なかなか面白い・・。
鉱物採集にも使えるわぁ~場所にもよりますが・・・ ←マニアにはわかる話です。(笑) 


さて、兵長(ダンナ)が「お願いがあるんだけど・・・」と。
「もうすぐ猟銃の更新なんだよね~、K察に行って申請書類一式貰ってきてくれない?あと、診断書をかいてくれる病院も聞いてきてほしい~。」

「書類はパソコンからダウンロードできるじゃないのぉ~。」

兵長「銃刀法の改正で書類が違ってたらいやだしぃ~お願い~。」と言うので、仕方なくK察へ取りに行きました。

こちらのK察の生活安全課は窓口があって常にK察官が常駐しています。
愛知県にいた頃は事前に連絡して指定された日時に行かないとお相手してくれませんでした。
しかも、威張っているし横暴だし文句タラタラ言っても聞く耳なしの対応だったけど、こちらのK察はニコニコでイケメン(これ大事)で優しい。(更新前だから褒めとこー)

私が取りに行ったせいかクスッと笑われましたが、診断書を出してくれる病院も何件か教えていただき、と~ても優しく対応してくれました。
K官「猟銃は何本更新しますか?」
  「家にあるのは○本でーす。」
K官「いえ・・そうじゃなくて今回更新する本数ですよ(笑)」
  「あっそうか、銃によって違うんでしたねー。わかりませーん。」
K官「ご主人がご存じと思うので書類は必要な枚数コピーして使ってくださいねー。」な~んて言われて恥ずかしい。

運転免許みたいに一度にやってくれないかなぁ~。
今回、銃検の時期も重なってるから、それはまとめてやっていただきましょう。(愛知ではそうしてもらいました。)

兵長は夫婦円満アピール出来て満足でしょうね。(策士)

何か御褒美をいただかなくちゃ。

だけど、狩猟は危険が伴う遊びですね。
いつも兵長を送り出す時は1日中心配してます。
慣れている山なら油断も多少あるのではと思い、いつも緊張して行動するように言っています。
熊に襲われてないか、雪深い所で埋まってないか、ルールはきちんと守っているか。

お日様が出る前から山で発砲音を聞くことがあります。
林道脇に放置されたエゾシカの残骸もあるそうです。
熊さんと隣り合わせで生活している兵長の実家の兄は時々怒っています。

多かれ少なかれそういうことはあっても、どうしても私は一つだけ絶対守ってもらっていることがあります。

「安全装置をかけない人とは猟をしないでねぇ~」と、兵長に言っています。(たまに話に聞くんだよね~)

安全装置を過信しているわけではないのですが、できれば兵長のようにこまめに脱包していればなお良いです。
相手の不注意で暴発して兵長がケガしたら、許すまじです。

実際、顔半分吹っ飛んだ人がいて怖い。

簡単に「エゾシカまだぁ~」なんて言っていますが、本当はいつもいつもいろんなことで心配しています。
安全第一で楽しんでもらいたいものです。


で、私への御褒美はなんだろーな。

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燻製とワイン

2010-02-03 09:59:38 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

今日は-15度、日中-8度です。
この冬一番の寒さらしいのですが、私たちの駐屯地はもう少し寒いですね。(笑)
もう笑うしかありませんね。
寒いというより痛いです。
昼から買い出しなんだけど辛いなぁ~。


さて、今猟期で最初に獲ったエゾシカを兵長(ダンナ)の御友人にお送りしたら、ステキな燻製にしていただきました。



美味しそうでしょう。
薄くスライスしていただきましたが、柔らかくてグッド!
スモークの香りが口の中に広がってワインがどんどんすすんでしまいました。
自然の中でいただきたい一品です。

エゾシカは生ハムにしてもかなり美味しいかも・・。
早速兵長に「モモは骨付きで獲ってきて」と注文しました。

ワインは、フランスのブルゴーニュで『ボーヌ サン ヴィーニュ プルミエ クリュ 1988』の古酒です。
ガーネットのような美しさ。
1988年といえば、まだ兵長と出会っていませんでした。



このワインは引っ越し祝いにとワインの達人からいただきました。
高いと思うのですが、私たちがこんな高級なお酒をいただいて良いのかしら~と思っていたら・・・

兵長「なんだかわらしべ長者になった気分だ」と。

自分で獲ったエゾシカを渡して、美味しい燻製にしてもらい、高価なワインもいただき、極寒の北の大地で酔いしれる。

最高!


ワインは開けた時に強い酸味があり、樽の香りが口いっぱいに広がります。
古酒のわりには飲みやすくて、個人的に酸味のある御酒は好きなので満足でした。
しばらく空気に触れさせていたら酸味がまろやかになって、果実の香りがふわぁ~と広がります。

そして、燻製を食べてワインを飲んでの繰り返し、お酒に弱い私は真っ赤になってしまいました。

特に兵長は、獲った獲物をこうしていただくのは最高の贅沢だと。
狩猟はやめられませんねー。

それにしても兵長の御友人には多才な方が多く、こだわりをもって生活をしていらっしゃる方が多いです
ジビエの食べ方も、ワインの美味しさも、教えていただくことの幸せ・・・。

何かにこだわって人生をエンジョイするのって楽しい。


ん・・? 兵長は何にこだわって生きているんだろー。(謎)
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食べず嫌いだったのね

2010-01-27 10:28:14 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

日高山脈が美しい↑

最低気温がずっと-15度~-20度の日々が続いていました。
今日は-10度、最高気温が2度で暖かいです。
愛知県だとかなり寒く感じるはずですが、不思議ですね、北海道の気候に慣れてきています。

私は特に寒さより乾燥した空気が堪えます。
湿気の多い愛知県とは違いもう干からびて死にそうです。
肌はボロボロ、人様に見せるような顔じゃありません。
あかぎれもできちゃった。(涙)

北海道の冬の乾燥がこんなに辛いとは・・・。

テレビで愛知県の菜の花畑が映っていたけど涙が出そう・・プチ都会生活はそれはそれで良かったのよねー。
今じゃ本一冊買うのにも10キロも走らなくちゃ、しかもコンビニ並みの小さい書店・・最新刊さえもありません。(涙)
お取り寄せで頼んでも連絡なし。
本がすぐに手に入らないのはストレスの極み、せめて文化的な暮らしだけはしたいなぁ~。


さて、狩猟も波に乗ってきて食べ頃のサイズを獲って来るのは良いことですが、最近兵長(ダンナ)の実家が鹿の味を覚えちゃって。
タンとロースを差し上げたら絶賛!
今まで全く鹿を食べることがなく、私たちを変人扱いしていた人達です。
「あんなもの人間の食べるものじゃないわ。」だとか「不味そうで食べている人の気がしれない」だとか言っていたけど、今じゃ鹿タンとロースの虜になっちゃいました。
(勝った!)

甥っ子なんか「牛タンよりずっと美味しいです~」って大喜び、以来もっと寄こせと言ってきます。
兄嫁は知り合いのハンターに頼んで鹿タンを集めているようで、兵長が幼馴染のハンターの所へ行ったら「鹿が全部、口をパックリ開けてたわ」と言っていました。

幼馴染はタンを取るのがメンドクサイと言って食べないのに、そのメンドクサイことをさせられたのねー。
お気の毒です。(笑)

それで先日獲ったメス鹿をうちに持って帰ってきたのは良いけれど、「実家に半分置いてきちゃった!」だって。
「それは良かった」と私も喜びましたが、量をみたら半分どころか3分の2以上は置いてきただろー。

「まだ鹿を送らなくちゃいけない人いっぱいいるのにー。」とブーブー言いながら兵長「また獲って来るから~」と言うのよねー。
1月も2月も土曜休みが一回しかなくて、日曜日しか出かけられないのは少しかわいそうなのですが、エゾシカを食べてくれる人がたくさん増えてうれしいです。

さすがに脂が黄色くなったジジ鹿は硬いし、パサパサで美味しく仕上げるのが大変だけど・・・。
とは言うものの3月ぐらいのエゾシカはもっとどうかなぁ~。(道東は3月末まで)
2月中ごろの鹿もちょっと辛いなぁ~。

メスなら美味しいかなぁ~、だけどお腹にこっこがいるし。
今回獲ってきたメス鹿にはこっこが入って無かったらしい。
兵長は昨年生まれた鹿じゃないかって言います。

エゾシカは2歳になったら毎年出産するそうなので間違いないでしょうね。

でもって兵長「アレ?タンが見当たらない実家に置いてきちゃったかな?それとも間違えて捨てちゃった?」
ボケているのか言い訳しているのかどっちだろー。

ふ~ん、私より実家が優先なんだぁ~。(怒)
頬肉もどうしたのさ!

でもいいや、実家の人たちが食べず嫌いだったって分かったから気分爽快!
週末は2頭かな・・・
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やるときゃやるのだ!

2010-01-24 23:43:41 | 射撃・狩猟
土曜日は出勤だったので、チョット遅めの出発。
2010年、2度目のエゾシカ軍掃討作戦へGO!であります。

開戦時刻のマルロクヨンゴォ時、戦線へ到着。
毎年、この時期に寝屋にしているはずの実家の山の松林には、敵の気配が無いであります。。。
数年ぶりの大雪で、エゾシカ軍の行動パターンに変化があるのでせうか??

『やっぱり、ダメじゃん。』な~んて声が聞こえてこない様に、確実なポイントへ移動であります。
前回、足跡が多くて有望だったけど、先客のために途中で引き返した林道に突入であります。

この林道は途中で通行止めになっていて、行き止まりまで進軍すると・・・・・、本日も先客が。。。。。
なんと‘三重’ナンバーでありました。
そして、何やら上を眺めてるであります。
車を降りて話し掛けると、山の上にエゾシカを見つけたが回収が大変なので撃つのを止めたとのこと。
復路にも数台のハンターとすれ違うであります。
地元ナンバーに札幌や千葉のナンバーも。
どうやら、本日はハンター祭りでありますな。

この林道も早々に見切りを付け、前回に多数の敵軍と遭遇したエゾシカパラダイスの林道へ転進であります。

林道のゲートを過ぎて直ぐ、ハイラックスが停車中。
付近で回収をしている様子も無く、どうやら忍び猟をしてるのでありますな。
そのまま奥へ進軍続行であります。

ところで、前回は谷底からの回収に難儀したので、本日のテーマは‘楽チンな回収’であります。

すると、ゲートから500m程進んで、カーブを抜けた前方の切り通し斜面に敵兵2頭発見であります!!
流石エゾシカパラダイス、期待を裏切らないでありますな。

写真の赤丸の急斜面を右に移動中、距離約70m。

こちらに気付いて逃走を図るも、足場の悪い斜面なので敵兵の動きも鈍いであります。

先頭の敵兵のネックを狙い、初弾発射!
アリャ?
ハズレ??
スコープで捉えていた敵兵は木の陰へ・・・。

今度は15m程の撃ち上げの着弾補正を考慮して、後続の敵兵のヘッドを狙い、次弾発射!!

見事命中であります。

林道脇の斜面の上、目論見通りに回収は楽チンでありました。
今回も美味しいサイズ、未経産の♀であります。

着弾は・・・、
ノーズショットによるショック死の様であります。


解体が終わったのが昼前、実家で休憩後、午後の部スタートであります。




・・・・・が、本日はハンター日和。
行く先々で、オレンジベストが乗った車が氾濫してるのであります。
結局、2匹目のどぜうに出会うこと無く、ヒトロクニィヨン時、戦闘終了であります。


2戦連続のクリーンショット、只今ぜっこーちょーであります。
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十勝のカモ達

2010-01-21 09:12:23 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

ずっと冷凍庫に居る感じの十勝の冬です。
日中晴れていると、屋根の上の雪や氷がドタッと落ちます。
毎日、屋根から落ちそうになっている雪を落とし、落ちた雪をスコップでどかしての繰り返しです。
体力も筋肉もつきます。
運動不足解消には良いですね。
・・・と思わないとやってられません。


さて、やっと兵長がエゾシカを1頭獲ったのは喜ばしいことですが、私は「カモも食べたい」ですね。
会社の人にも頼まれているのですが・・・

だけど十勝では全然カモを見かけません。


ところが・・・居たんです。

十勝川温泉辺りに白鳥が飛来する場所があるということで行ってみたら、白鳥といっしょにカモがわらわら。↓ ところで白鳥の脚って黒いのね。



「カモ鍋パラダイス~」と叫んでみても狩猟禁止区域(涙)
しかもこの子達は人間になついていて逃げない。
どうです、このぷっくりんこのマガモちゃん ↓



うちのパソコンのスクリーンセイバーに怒アップで貼ってあります。
兵長がパソコンに向かう度に「カモが食べたい」って洗脳するわけです。

次に美味しい、カルガモちゃん ↓ (コガモが居ないのは残念)



その次はとりあえず、オナガガモちゃん ↓



キンクロハジロかと思いました。
カモの種類を調べるのに、兵長(ダンナ)が持っている大日本猟友会発行の『狩猟読本』を見て覚えています。
だけどアレって絵なのね。
どうして写真じゃないのかなぁ~。
ちなみに庭に来るカケスのサミーは獲っちゃいけない鳥だってこの本で分かりました。

で、どさくさにまぎれて1羽欲しい・・・
手を伸ばしただけで鳥獣保護法違反でございます。(悔)

兵長「こいつらココにいたのかぁ~ くそぉぉぉ~」・・・って、エースハンター(空気銃)冬眠してるじゃん!

どうりで周辺の川には居ないはずです。
観光客がたくさんエサをあげているので、幸せそうなカモ達でした。

生き物を見たら食べモノと思え!
世界が食糧危機になったらハンターは尊敬の念で迎えられることでしょう。(笑)

私も門前の小僧なので、山に取り残されたらしばらくは生きていけることでしょう。

それにしてもプクプクと美味しそうだこと・・・
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なんだかね・・・

2010-01-15 10:13:23 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

先日、以前住んでいた所の所轄から兵長(ダンナ)に電話がありました。
「○○さん、北海道に引っ越されたんですよねー。そちらの所轄から連絡がないものでー。」って、なんなワケ?(怒)
愛知県を出るときにK察には報告に行ったわよ。
こっちのK察にもすぐ行ったのに、今頃何の確認してるんだか!

しかも、大阪の猟銃発砲事件があったあくる日に電話確認なんて、慌てて業務をこなしたのがミエミエです。
兵長は優等生だったから良いものを(それでもダメでしょ)鉄砲持ってんだからきちんとやってもらいたいものです。

そんなんだからヤバイやつを見過ごすんじゃないのぉ~。
あの事件ムカムカするわ、また厳しくなるんじゃないの?

テレビのコメンテーターが「すぐ手に届くところに猟銃を管理しているからダメなんですよー、所轄に預けて使用する度にとりに行けばいいんですよ。」って言ってたけど。
24時間、いつでもK察から出せるの?
日の出から出猟できるのかい?
山奥に住んでいる人はとりに行くのが大変だわ。

鉄砲と弾持たせたら、何時なんどきでもヤバイやつには無意味だわ。

また「猟銃所持ステッカーを玄関に貼ってここには猟銃がありますってしてもらわないと怖いですよねー。」って言ってたけど、どういうことか分かってんの?
危機感ゼロだわ。
世界じゃ、パスポートより日本のハンター手帳の方が信頼度大ですよ。
「あんなに銃所持が厳しい日本で許可してもらっているなんて」ってね。
「こいつは信頼できる人」って思われてます。
それだけ猟銃所持は厳しい日本なのに、まーた厳しくなったら家族も嫌になるわ。

あと、猟銃撲滅論を言っている人もいて「かわいそうに、何も野生の動物殺して食べることないのに」っていう人いるけどスーパーの家畜はいいんだよね。
調理するばっかりに成形された肉をフライパンで焼いてるときに、命のありがたみを感じている人がいたら感心します。
だけど、獲ってきた獲物の内臓とって、血抜きして、解体するとこ見たら大抵の人は食べられないでしょ。「気持ち悪い」って言って。
そういうのを人間の勝手って言うんだわ。

特に有害駆除をしているハンターさん達はこれ以上厳しくなったら減ってく一方、日本中有害動物パラダイスだわよ。
命を貰うってことがどういうことなのか、一番自覚しているのはハンターだよ。
だから絶対、人には銃口向けない。
撃ったらどんなことになるか一番分かってます。

大阪の事件も奥さん、ダンナから暴力受けてて首絞められてるって、周囲も知ってたでしょ。
うちだって、兵長からどんな理由でも何発もビンタくらったら即、K察に電話するわよ。
「この人怖いから猟銃を没収してくれ」ってね。
たとえそれが原因で離婚してもね。
それだけ腹くくって猟銃所持してるんだから、猟銃の更新時にちゃんと調べろっての!

なんで分からなかったの?

テレビの人達も、悪いのは猟銃じゃなくて猟銃を持ってる人間の資質の問題ってのが分かんないかなぁ~。
猟銃や弾だけK察が管理したって仕方無いんだよねー。

そして今回の事件で犠牲になった方々は本当にお気の毒でした。
何も悪くないのに。
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今年のワタシはチョット違う?

2010-01-10 22:28:52 | 射撃・狩猟
正月休みは出猟しないで、マッタリと寝正月。。。
昨年は出猟の度にヘッポコな結果でありましたな・・・。

今年最初の出撃は、本日マルゴォヒトマル時。
雪が積もってから初めての猟でありますな。
今回も実家付近での戦闘であります。

開戦時刻はマルロクゴォサン時、いつもの実家の山に進軍しようとするも、昨年来から積もった大雪で断念。
地元ハンターが実績を上げているコースは・・・、通行止めでありました。。。

2本目の、山の高所を通る林道も積雪通行止め。。。

ムムム・・・、これじゃあ、いつものパターン?


3本目の林道では鹿の足跡も多く、期待を胸に進むと、八戸ナンバーのランクルと地元ナンバーのダブルキャブが駐車中。
どうやら忍びで山に入っているようであります。

遠来のハンターさんの邪魔しちゃ悪いので、この日4本目の林道にGO!であります。
この林道に入るのは、解禁日以来でありますな。
今日は他のハンターさんが入った痕跡も無いようであります。

林間コースに入り、『さぁ、どっからでもかかってこんかい!』って思っていたら、いきなり♀2頭のエゾシカと遭遇、だけど発砲できず。。。
次のカーブを回ったら、右側に別の♀3頭発見!、またもや尾根の向こう側へ・・・。
その次のカーブを回りこんだら、♂&♀5頭が車の前を左に横切って行くであります!
今度はA-BOLTを手に車を降り、薬室に装填、スコープに捉えた敵小隊は30m程下の谷底を逃走中であります。

逃走するエゾシカ(♂)を、構えた銃のスコープ越しに見ながら、ワタシはフト考えた。
深~い谷を見下ろしながら考えた。
深~い雪に足を取られながら逃げるエゾシカを見て考えた。

ここで引き金を引くと、間違い無く命中であります。
命中したシカは回収しなくちゃならないであります。
深い谷底に溜まった深い雪。
銃から弾を抜き取り、車に戻ったのは賢明な判断でありませう。


なんといっても、ココはエゾシカパラダイス!!
400m程の進軍で、敵兵と3回計10頭と遭遇であります。
もっと楽に回収できる場面で遭遇する可能性は特大であります。


更に200m程進むと、右手の林の縁に1頭の敵兵発見。
車から降り、40m程先で動きを止めた刹那、A-BOLTが火を噴く!
ヘッドショットで、即倒であります。

車から回収セットを取り、発砲地点に戻ってみると・・・、居ない・・・。
即倒したはずのシカが居ない。


倒れた場所から谷底に向かって一筋の赤い筋が・・・。

写真では判りづらいでありますが、路肩からの高低差は約30m、積もった雪は腰の深さはあるでせう。
ワタシの猟用車には、未だ鉄縄巻取り機が装着されていないので、兄貴にSOS発信であります。
救援隊が到着するまで、長いロープの片方を傍らの木に括りつけ、意を決して谷底に突入であります。


撃ったシカは殆ど埋まってました。
1歳半の♂、食べ頃サイズであります。


ヘッドショットにより心配したタンは、無傷でナニヨリであります。


腹抜き放血処理後、到着した救援隊により無事谷底より生還。
停戦(日没)時間まで余裕があるも、本日はこれで撤収。

猟果より、エゾシカパラダイスの発見に大満足の1日でありましたな。


<業務連絡>
M殿へ
現地より電話した例の部位は、谷底に忘れてきました。
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エゾシカの舌~

2009-12-03 11:39:36 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

デリケートな方は、写真は上の風景だけを見て下さいねー。

下の写真は気持ち悪いと思いますので、読まなくってもいいです。(笑)
私達は慣れているので平気ですが、スーパーで売られているお肉とは違うので人によっては気持ち悪いかもしれません。





兵長(ダンナ)がね・・まんだエゾシカ獲ってきません。
心待ちにしているのに全然だめー。
一体どうしちゃったんですかね、いつでも猟に行けるから気合が入ってないのかなぁ~。
今までみたいに内地から来てたら必死になるのにねー。
やっぱさぁー、他のハンターさんみたいに獲った獲物は自分で調理したりすればエゾシカだって成仏するってもんなのよ。
自分で調理して獲物のありがたみを肌で感じないとね・・って言いながら、結局、私なんだけど・・・。

最近、エゾシカの舌が美味しいって聞くので、「エゾシカ獲ったら舌も獲ってきてね。」と頼んでいました。
私は実は牛の舌は嫌い。モツ系も実は嫌いです。
焼肉を食べに行っても牛タンは食べません。
牛の実態を見たら食べる気になれません。
そんな私がエゾシカの舌を所望したのです。

先週、今回もボーズな兵長が「小隊長~鹿タン貰ってきたよー。オンタとメンタの二つ~」・・・って、貰ってきたのかよ!

幼馴染が獲った鹿なのですが、処理がめんどくさいからって食べない。

鹿の顎をはずして解体して取るので大変らしい。
それなら頼まなかったんだけど私の為に頑張って取ってきてくれました。

一瞬熱湯をかけて表面の皮を剥がすんですが、これがどえりゃーめんどくさいらしい。
兵長は「あ゛ーめんどくさーもーやだー」とブツブツ言いながら剥がしていました。↓
只今、手術中~



私も見かねてもう一つの方を剥がしてみたけど、剥がれない。
イカの皮みたいにはいかないのねー。
しまいには本当にめんどくさくなって肉まで削いだらちっちゃくなりました。

で、食べたかって言うと、とりあえず冷凍しました。
鹿タンと苦戦してたら疲れちゃってやめました。

何事も長くは続けられない我小隊・・・

兵長は「2度といやじゃ!」って言うけど、美味しかったらまた貰ってこよー。(兵長は当てにしてません)


ここからは愚痴↓

それにしても何でエゾシカに振られっぱなしなん?
世の中のおねぇーちゃんにも、エゾシカのメンタにも、唯一の奥さんにもそっぽ向かれている兵長は一人孤独に耐えるのでした。

ハンターさんて、奥さんに猟の理解をしてもらって「さっさと獲ってこい」って言われてプレッシャー&心が傷つくのと、猟を理解されずにシカトされて無関心なのとどっちが幸せ?
今のところ我が家は奥さんが理解していて、獲ってこないから無視してます。(笑)

でもって、いただいたエゾシカの缶詰なんかを酒の肴にしてたら、兵長、壊れるかもねー。


「お前は嫌味かぁ~」と心の中で叫んでいても私には面と向かって言えないんだわ~おほほ。

エゾシカもいいけど、そろそろ鴨も・・・。
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今季第3戦の結果は・・・

2009-11-15 23:35:47 | 射撃・狩猟
対エゾシカ軍開戦後、2週連続でヘッポコな結果だったワタシ。。。
帰宅後、スコープの緩みが発覚・・・。
先週、帯広総合射撃場でスコープの再調整し、弾薬補給も完了。
悪天候の14日をパスして、本日準備万端、第3戦に出撃であります。

戦闘開始時刻はマルロクイチヨン時、今回も実家の山で第1ラウンドスタートであります。
今季は毎回エゾシカの姿を拝んでいる、シカの濃い戦場であります。

放牧地の境界近くまで忍んで行くと、前方でカサカサと小枝を踏む音が・・・。
ゆっくりと銃を構え、音のする方向を覘くと、120m程先の林の中で2頭の♂が角を合わせて小競り合いの真っ最中であります。
しかーし、敵兵のシルエットは立木の向こうであります。
2頭がお互いに気を取られている間に、ゆっくりと遮蔽物の無い放牧地からシカ避けフェンスまで間を詰めるであります。
その距離約80m、フェンスに銃を委託した刹那、1頭に気付かれてしまったのであります。
スコープのクロスには木の隙間から僅かに覗く肩ロース、敵兵も身動きが取れず、我慢比べでありますな。

ここで悪魔の囁き、『撃っちゃえ!撃っちゃえ!3回目もボーズだったらカッコ付かないでありますよ!!』
そして天使(?)の囁き、『半矢になったらどーする!ロース潰したらどーする!敵が動くまで待つであります!!』

1分経過・

3分経過・・・

5分経過・・・・・

さらに2、3分程経過した後、敵兵は木を蔭にゆっくり後退、スコープ内の肩ロースは奥の茂みに消えたのでありました。。。


振り向くと、ギャラリーが鼻で笑ってたであります。。。


終わったことは気にしな~いワタシ。

真新しい足跡を追跡して、奥に進軍であります。
そろそろヒグマのテリトリーでありますが、昨日の雨で葉が落ち、見通しも良いので前回よりチョット奥までGO!であります。

すると、落ち葉の上にエゾシカの骨を発見。
少々古いモノでありますが、折れ方が不自然で、関節部分の太い部分は何かに削り取られている様な・・・。

こりゃ、ヒグマが骨髄を食べた跡でありますな。。。

・・・・・。

こんな時に限って、キジを撃ちたくなるワタシ。。。
まぁ、見通しが良い林の中だし、他人に見られる心配も無いし、内地ではとうとう獲れなかったキジをこんな所で撃つなんて。。。


その後も、古い林道を奥へ。


敵兵の行進跡を追跡であります。


マルキュウサンマル時、敵兵を確認出来ないまま撤収であります。

その後、晴れの天気予報のはずなのに、雨、雨、雨。
これぢゃあ、シカの動きは期待薄でありますな。。。

雨が上がった午後からは、友人M君と確実に敵兵と遭遇できるポイントまでプチ遠征を決行・・・のはずが、途中の道路が事故で通行止め。。。
急遽、変更して向かった林道では、撃てない草地で発見するのみ。

最後に地元で、日没前のラストチャンスに賭けるであります!!










お会い出来ませんでした。。。。。。。。。。。


3戦連続でエゾシカ軍に敗退。

次回こそは・・・。
コメント (8)
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