おおさか佳巨 街頭演説のブログ

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徳島の犬救出劇で

2006年11月24日 11時27分14秒 | 財務金融
 
http://blogs.yahoo.co.jp/seitouheiwatou/6885933.html
徳島市加茂名町の眉山(びざん)ふもとの急斜面で、崩落防止用擁壁のコンクリート枠に犬が迷い込み、
動けなくなった。住民によると既に5日が経過し、「自力での脱出は不可能」と判断した徳島市消防局は
22日午前9時からレスキュー隊員約20人を出動させ、正午前に救出した。
 擁壁は高さ約100メートル。約3メートル四方の格子状のコンクリート製枠が積み上げられた形状。
擁壁上部の茂みから下りてきたとみられ、高さ約50メートル付近にいた。17日昼ごろ、住民が鳴き声
に気付き、徳島保健所に通報した。体長約70センチの雑種犬とみられ、生後数カ月程度。首輪は付けて
いない。
 保健所から通報を受けた同消防局は、脱出できるとみて見守っていたが、21日朝から救出活動を始め
た。レスキュー隊員が近付いて網で捕獲しようとしたが、犬は隣の枠に飛び移るなどして逃げ、失敗した
。
 22日朝から、犬のいる枠の下に転落防止ネットを取り付けた後、保護した。同保健所は「多くの人に
支えられ助けられた尊い生命。里親として育てたいという申し出も既に数件あり、健康状態が回復したら
引き渡したい」と話している。【加藤明子、向畑泰司】
(毎日新聞) - 11月22日17時11分更新


この記事ではないのですが、あるスポーツ紙に、このレスキュー隊にかかる費用、自治体が獣医に支払う費用などを試算し、それを問題視していました。

昨今の風潮は、税金の無駄遣いを叩く事にあります。命よりも税金の無駄遣いはよくないといわんばかりです。一方では、その逆に税金をジャブジャブ使うことによって、みんなが助かるのだとする旧来の考えも残っています。この場合だと、どんどん使えとなります。しかし、その請求内容には、首をかしげるようなものもあるのも事実です。

これら二つの戦いもそうですが、みなお金が先にありきで、物事を論じているのです。ここに人間性のなくなった社会が現れているのだと思いました。

やはり、このお金の仕組みにメスを入れない限りは、ずっとこのような論調で戦われるのだと思います