教育基本法改正案は15日夕、衆院教育基本法特別委員会で、自民、公明の与党の賛成多数で可決された。
民主、共産、社民、国民新の4野党は「さらに慎重に審議するべきだ」などと採決に反対し、特別委を欠席した。
特別委は15日午前に中央公聴会を行い、午後1時からは安倍首相が出席して与党が締めくくり総括質疑を行った。野党は午後の審議を欠席したため同委員会は休憩に入り、同日夕、自民党が質疑打ち切りの動議を提出し、与党のみで採決した。
与党は同法案を16日の衆院本会議で可決、参院に送付したうえで、今国会で成立させる構え。
国会なのだから、出席して反対すべきだと思う。つねに共産党だけは、出席するはずなのだが、今回は欠席。明日本会議でも野党は欠席する予定。
さきごろの核保有議論もそうだが、国会が国会としての仕事をしないようである。