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【微塵我報】

思い込みと勘違いと妄想と思い出補正の懐古厨による、最早ヲタクの余生です。はてなブログさんにお引っ越し予定です。

ゼネテスとエリス

2020年02月21日 19時47分41秒 | ジルオール系熱弁
【過去記事からゼネテスとエリスの関係についての記事周辺を一部抜粋して加筆の上再構成しました】




ゼネテスと伯母貴は「何かあった派」か「何もない派」かという論議について語り合った。
某様は「ありようがない派」だった。
ちなみに私は「一度も何もないに決まっているが、あったらどうしよう派」チキンだ。
でも、やっばりゼネテスの性格やキャラ設定が無印対応と∞対応に分かれるのは、もう仕方ないよね的な話だったような違ったような。
(ここまでは過去文章です)

過去記事においての私は、ゼネテスとエリスの関係において一度でも何かあったのではないかという可能性を考えこんでしまった時期もありましたが、2020年においての私は、
全くない。ある訳がなかった。
と解釈しており、殆ど揺らいでません。
(ただし、自分の解釈の中で納得の行った部分だけなので、それ以外の創作物においてはこの限りではありません)

(ここからは過去文章です)
「ゼネテスはエリスの事が好きなので、主人公の方には向いてくれない」という解釈が回りの二次創作ゼネテストさん達の一般平均的な物です。(2008年くらい当時)
ゼネテス→エリスの図式は認識として固まっているのに、ゲーム自体の作りでは「心中出来るなら本望」「心中出来なかった」という決定打を打っておきながら、プレイヤーに好意以上を匂わせる・予測させる程度に留まっています。
それは、ゼネテスが伯母貴に対する好意を主人公にしか打ち明けていないようで、その事実を登場人物が誰も口にしないからです。
登場人物の目からの視点がないんです。
(あっても微妙だけど)
ゼネテスの言葉と、プレイヤーの受け取った解釈でしか、その好意具合がどんなものかわからない。
(「子供の頃から憧れていたんだろ?」のシャリの挑発は別として)

始原口伝を見てみました。
ゼネテス中心相関図では、ゼネテスの矢印は
ティアナ→許婚
ツェラシェル→かつての仲間
カルラ→戦う
アトレイア→救う
ノヴィン→父・息子

となってて、どちらかというと血縁や立場上の事実として書かれてます。
この場合で言うと、エリスに対しては→伯母・甥であるのが妥当なような気がしますが、この相関図では、「エリス→好意」一人だけ感情表記…!
「エリス王妃は憧れの存在」とも書いてあり、ゼネテスの脳内シェアで割と重要なんだと思わせられます。
ただ、エリス中心人物相関図だと、ゼネテスの項目自体が存在してないのが何とも皮肉な感じと言うか。
せめて、伯母・甥とかって書いてあげましょうよ…!(笑)

エンサイ見てみました。
ゼネテス項では「女性関係は非常に奔放」くらいしか衝撃的な記述がないので「ゼネテスの遺書」項へ。
「リューガの変で処刑を覚悟したゼネテスがティアナ宛に残した遺書。自分の出生に悩むティアナに真実を伝え、生きる目的を与えようとする内容。ふらふらと遊んでばかりいたゼネテスであったが、許婚のティアナの事を本気で心配していたのがわかる」…という事です。
しかし、その画像での解説は「最期は一番の思い人の事を考えていた」模様で、やっぱりティアナ宛に書いたエリスの名誉の回復であって、思い人は、エリスなんだなぁと。今更ですが。

ここまで表記であったとしても、異性として以外の、人間としての憧れや、思慕なのか、それとも異性としての恋愛感情なのかは、もっと確実な決定打がほしいので、まだ曖昧で資料では憶測以外のジャッジがしかねるんですが、往生際が悪いなぁ私。

ただ、やっぱり、エリス関連項目では、家族一番、家庭一番で、家庭以外に属しているゼネテスに関して甥として目をかけている的記述も無く、あるとしても物語上の業務的な内容が僅かに残るくらいって、どんだけ。
多分、家族の事で頭がいっぱいの伯母貴の心の隙間をゼネテスがどう埋めるかにかかっているのですが、エリスは正直、ゼネテスやんちゃな甥っ子くらいにしか思ってなさそうで寄ってくるから構っている位の認識だったくらいにして。(笑)
そう思うと何にもなさそうなんです。
ただ、にしては二人が近くにいすぎるし、(他の王族とは対等な会話が出来ない含む)「地獄こそが相応しい」「心中」など、何処か後ろ暗い二人の秘密共有要素に匂わせるのが原因なんだと思います。


「生きている限りずっと建前を貫く男、ゼネテス」の本音は「俺にとっては優しいいい女だったよ」で、エリス様に関する思慕こそが、本音?
本音だよなぁ、数少ない…!
そして本音を漏らす相手がいつも主人公…。

二次創作界隈では、ゼネテス→エリスの片思いという恋愛感情の図式がある程度確立していてそこには何人たりとも、主人公であっても立ち入れない神聖な領域でそこが匙を投げたいブルーポイントで…!
でも、公式書籍関係では、この気持ち、この相関図を、片思いや恋愛感情という明確な表記でなく、思慕だとか憧れとか、どうとでも解釈出来る仕様なんですが…。

前に、ゼネテスと叔母貴が何かあったかと考えた時、結論放棄してたけど、最初、一回ぐらい何かあったと仮定して、その時もずっとエリスは家族の事考えてて、自分の入る余地ないなと痛感したから、あの遺書の文みたいなのが出てきたのかなと思った事もあって。
でも、実際、叔母貴は、愛されようと必死で浮気を疑う余地がなくそんな家族が大事ならそもそもそんな行為に及べる訳もなく、何だかんだエリスをよく見ていたレムオンやあのセルモノーですら浮気はないと確信している模様。
甥っ子の同情に簡単に気を取られるかといえば、それはないだろうし。
そんな一途で自分の入る余地のない人をとても愛しく思っていてそこに自分が介入出来なくても、それでもいいと思ってるような、むかつく程綺麗に消化している(笑)ゼネテスがいたんだな。

結局ゼネテスは、心が広くて、常に心を開いているような印象があるけども、その広い心の中は荒野みたいな物で、簡単に入らせて貰っても何もない。
そこにゼネテスの心の核は置いてないみたいな…。

後、「闇落ち」という現象ですが、闇落ちしたいずれの人々も「私が」「私なんて」「私なんか」「私ばっかり」「私だけ」みたいな、私が私が私が私が…!っていう、自分の事ばかりに気を取られて、他人の事を思いやれる余地がなくなっていると思うんです。
それだけ、人間の感情特有の鬱積した、鬱屈した心が出口のない消化不良の膿んだ掃き溜めになる、それだけの事情があるんだと思いますが、結局自分本位な部分が爆発した部分があったのかな…みたいな。

そういう面ではエリスは絶対闇に落ちない気高さがいる訳で。
死んでしまったゼネテスが現れた時も、彼は真に闇落ちした訳ではないのかなとも思えるのです。
エリスが死んだ時もゼネテスは、闇に落ちなかった。
闇に落ちる程、気持ちの爆発がないキャラだともいえますが…。
(ここまで過去文章です)



先程も加えましたが、過去記事においての私は、ゼネテスとエリスの関係において一度でも何かあったのではないかという可能性を考えこんでしまった時期もありましたが、2020年においての私は、
全くない。ある訳がなかった。
と解釈しており、殆ど揺らいでません。

それは私が歳を重ねた中で、兄弟の初めての子供に対して、自分が叔母として関わった時に、その世話をした子供はいつまでも赤子であり幼児である訳で、そこで成長して大人になって急に男面されたところで、何粋がってんだよ。やめとけやめとけ。無理すんなっていう話で終わると思ったからです。
結局、あの時の可愛い子供のイメージしかないわ…という感じです。
そういう気持ちを覆して甥っ子相手にフラフラしてしまうような女ではない。誰の目から見ても浮気なんかしなかったし出来なかった女ですよ。という話です。

だから、二人にそんなことはありません。何一つないということで、当時の不安を消すことに成功したというご報告でした。(謎)

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