難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

「障害者の社会生活の支援を権利として総合的に保障する法律」(案)

2010年11月25日 21時40分04秒 | 障がい者制度改革
めざす会のニュースより。


ラビット 記
------------
◆4◆ 総合福祉部会「法の理念・目的チーム」が
「障害者の社会生活の支援を権利として総合的に保障する法律」(案)
法の理念、目的、総則部分 を発表
○ウォッチング推進会議ホームページに掲載
 http://www.nginet.or.jp/jdict/watch.html

●「新法の理念・目的」分野に関する意見
http://www.nginet.or.jp/jdict/101122_26th/20101114hourineniken.doc

●障害者の社会生活の支援を権利として総合的に保障する法律」(案)法の理念、目的、総則新
http://www.nginet.or.jp/jdict/101122_26th/sougouhouan20101114.doc

障害者自立支援法改正案反対集会の模様

2010年11月25日 21時31分14秒 | 障がい者制度改革
目指す会のニュース


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーー
◆2◆ 参議院議員会館講堂集会での発言ダイジェスト

○太田修平10.29全国大フォーラム実行委員会事務局長
 毎日ごくろうさまです。ありがとうございます。
 私たちの運動は一歩一歩前進し成果をおさめています。
 予定された今日、明日の委員会採択は見送られる可能性が大きくなってきました。
 国会は流動的で先はわからない状況です。
 この間、民主党の金子恵美さんが衆議院で質問してくれて、廃止と新法づくりについて厚労大臣から確認の答弁を引き出しました。
 社民党の福島みずほさんも参議院予算委員会で質問する予定と聞いています。
 これは私たちの運動があったならでのことです。
 しかし、自民党はまだまだあきらめていません。
 今日の集会をしっかり成功させ、来週もつづく可能性のあるあきらめない運動を、最後までつづけて、勝利をおさめたいとおもいます。
 今日ここに集まれなかった「改正」案反対とおもっている、制度改革をきちっとやってほしいとおもっている全国の多くのなかまたちと思いを共有して、ともに運動をやっていきましょう!

○広島:元原告・秋保喜美子さん
 6月にみんなで廃案に追い込んだのに、まったく同じものが出てくるなんて許せない。
 たくさんの団体からヒヤリング受けたのに、なにをいったい聞いていたのか!
  youtube http://www.youtube.com/watch?v=ICvSNzW5-II
 
○大阪:元原告・氷高さん
 元原告の金沢さんは今日体調崩してこれなかった。みんな命削って来ている。
 その思いをぜひ訴えたい。いっしょにがんばりましょう!
○秋田:桜田さん=訴訟団のおもいをふみにじる動きは残念だ
○京都:西村さん=このウインドブレーカーを着て鳩山さんは約束してくれたのに。
 改正法案をなんとしても国会を通すわけにはいかない。政治の駆け引き許せない。
○滋賀:渡辺さん=1週間前、教え子から「先生死にたいんや」と電話があった。
 生活がたいへんな人が本当に多い。無理心中も起こっている。
 ①人の命を大切にする政治を、②嘘をついたらいかん。嘘つきはダメ
 ③障害者の運動は日本の福祉を変えていく運動だ

○藤岡弁護士=「この法がなぜ悪いか?」の質問に答えて。
 ①自立支援法の引き延ばしで、総合福祉部会議論とはまったくちがう流れだ。
 「利用者負担なくそう」「家族からはとらない」でほぼ一致なのに、なぜ、家計の影響が法律でさだめられるのか! 障害児は親の収入、夫婦もそう。
 1割負担を条文に入れ込んだ「改正」だ。
 ②「応能」の基準はまったく議論されていない。それは現行4段階の固定化しかない。
 いまこそ新法実現が大切だ! 部会・法の理念目的チームは総則条文案を発表した。

○埼玉 元原告・石井さん=約束した検証会議を政府ははやく開いて欲しい
○全通研 石川さん=毎日のこうした活動が世の中を変えている。しかし、ものを話すとき、友だちと居酒屋でおしゃべりしたら金を払うのか?
 コミュニケーションへの負担はおかしい! 手話通訳の生活実態も深刻
○大行動= 重度訪問介護を守りたい。多くのなかまとともに闘いたい。
○関東ろう連 吉原さん=テレビ字幕ない、緊急ニュース字幕ないなど情報に遅れてしまうことばかり。なのに手話通訳に負担はおかしい!
○兵庫 元原告・田中さん=推進会議、部会での討論ふまえた法律をきちんとつくってもらわないと、この国は一度つくったらたいへんなことになる。
○埼玉=明日、1300人の埼玉県民集会を行う。改正法案反対!
○その他 北海道、三重、福岡、青森、岩手、横浜、町田から来てるよ!の声あり 

○JD  藤井常務=まだ不透明。綱引きでいえば、ピンと綱が張って赤いひもが真ん中に来た。きびいし局面だ。しかし、それは障害者問題の本質をめぐる攻防だ。
 自立支援法は、公費抑制が本質。生活削れ、命を削れ。改正法案はこれが同じ。
 この間のヒヤリングで意見はたしかに聞いたけど、一言一句変えないでは、はじめから変える気がなかった? とても承伏できない。聞いたふりはもっと悪い。
 その中身は、介護保険統合への足場築く。福祉法の「発射台」がぐんと下がる。
 自民党の執念のこだわりの意味はなんなのか? 
 運動には無駄がない。最後までひとかたまりで運動していく。
 どういう結果がでても、かたちを変えながら新しい動きをつくる。
 最後まであきらめない。でもどんな結果が出ても、まとまって、全力をつくしていこう。
 今年1月7日はいいおもいした。今年の大晦日を明るい気持ちでむかえることをねがい
 ながら路上集会を成功させよう!

◆3◆ 明日、26日(金)も行動を実施します。ぜひご参加ください
明日、26日(金)の行動です
 10時  参議院議院面会所集合
 10時半から参院予算委員会の傍聴を20名程で行います。
 13時~ 参議院議員会館の講堂と路上で集会
 
また、週末の全参議院議員を対象とした要請(面談や電話、FAX要請)に全力でとりくみましょう!(名簿は添付ファイル参照)
(FAX送信の際には、できる限り自分のオリジナルな訴えや要望を書いて送りましょう。
 一律の文章では、かえって反発を招きかねませんのでご注意を)

来週も引き続き、集会や参議院議員への要請にとりくみます。(具体的行動提起は続報)
絶対にあきらめません! ふたたびの廃案、奇跡をおこしましょう!

▽▲▽編集後記
以下、福岡から届いたメールです(^_-)
:ブログで転載し発信しています。
:ツイッターともども反響は大きくなって来ています。
:昨日の福岡は60名、我が作業所から13名参加しました。
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-category-105.html
:参院で、廃案めざし頑張りましょう。

緊迫する参議院障害者自立支援法案の審議

2010年11月25日 21時25分40秒 | 障がい者制度改革
今日も、参議院前の要請行動が繰り広げられた。

地域の難聴者にとっても、自立支援法の弊害が大きい。
東京都が要約筆記者派遣事情を廃止して2年。障害者自立支援法で要約筆記者派遣事業は都の事業ではないと言い張る課長。何度会って言っても、都議会の署名運動をしても同じだ。
ますます使いにくい派遣制度のため使うのをあきらめる難聴者、出かけるのをためらう難聴者。社会参加の保障と反対の行動だ。


ラビット 記

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
   ニュース 2010.11.25 第75号(通巻183)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━
◆1◆ ふたたびの奇跡をおこそう! 参議院行動に全国から500名
本日厚労委員会開催できず、明日も採択見送りか。
最後の最後まであきらめない運動が歴史を変えます!

集会参加者は約500名。「廃案」「新法実現」のイエローチラシを掲げて発言やシュプレヒコールが続きました。
 ○11.25写真アルバム
 http://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/20101125?authkey=Gv1sRgCIKw0LujrPvciAE#
 

こうしたなかで、予定されていた厚生労働委員会は開催されませんでした。
明日26日は補正予算の審議が続き、採決が行われる見込みで15時頃まで続けられる予定です。それまでは厚労委員会は開かれません。

予定では明日15時半から厚労委員会理事懇談会が開催されます。
「改正」案の委員会審議は来週に持ち越される可能性が大きくなりつつあります。

しかし一方で、自民党参院厚労委員は、予算委員会以外の審議開催に応じない自民国会対策幹部に対して厚労委員会の開会了解を取り付ける折衝を続けているそうです。
また「改正」案成立を求めるFAXも届いているようです。
明日の理事懇談会で、どのような法案審議日程が提案されて決まるのか、大事な意味を持つ場となります。

一方、明日10時58分から社民党福島党首が参議院予算委員会で自立支援法「改正」法問題を質疑するとのことです。


--
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

21世紀における通信と映像アクセシビリティに関する2010年法(S.3304)

2010年11月25日 18時14分56秒 | バリアフリー
10月12日に、オバマ大統領が新情報バリアフリー法に署名した。
その法律の中身を正確に知りたかったが、DINFで翻訳してくれた。


ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
21世紀における通信と映像アクセシビリティに関する2010年法(S.3304)の条文別要約をDINFに掲載いたしました。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/it/S3304.html
------------------------------------------
(財)日本障害者リハビリテーション協会情報センター
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
TEL:03-5273-0796
FAX:03-5273-0615
------------------------------------------
□■障害保健福祉研究情報システム
 Disability INFormation Resources (DINF)□■
DINFは、障害者の保健と福祉に関わる研究を支援するために、
国内外から広く関連する情報を収集し、日本語版及び英語にて提供しています。
★日本語版
http://www.dinf.ne.jp/
★英語版
http://www.dinf.ne.jp/doc/english/index_e.html
--------------------------------------------

11.24大フォーラム実行委員会の参議院議員への要請文書

2010年11月25日 18時01分52秒 | 障がい者制度改革
昨日の大フォーラム実行委員会の参議院議員への要請文書。

300人が全国から上京して、20班に分かれて要請行動したと。

参加できない9700人以上の仲間や国民が注視している。
風邪引かないで頑張って下さい。

ラビット 記
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2010年11月24日
参議院議員各位

今こそ進めよう!障害者制度改革自立支援法の廃止と
新法づくりを確かなものに10.29全国大フォーラム実行委員会
<構成団体>
日本障害者協議会
障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動実行委員会
(財)全日本ろうあ連盟

障害者自立支援法「改正」法案は参議院で廃案に

 平素より、障害者施策の向上にお力添えを戴き、厚く御礼申し上げます。

さて、衆議院では11月18日に「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案」、いわゆる自立支援法「改正」法案を可決し、参議院に送付しました。

 私たちは、今「改正」法案が喧伝されるような応益負担の「応能」化ではなく、現行の負担を温存し「1割負担」を条文化するものであることを、強く指摘してきました。
 また、新法が出来るまでの間の対策として推進会議が提出した「4つの当面の課題」は全く考慮されておらず、制度の谷間の問題を先送りにし、一層重要となるべき相談支援やコミュニケーション支援についても、新法移行の妨げとなりかねない内容とタイミングであり、今「改正」を図ることに強い不安と疑念を表明しました。
 しかし、衆議院厚生労働委員会は「改正」法案を14分で採択し、18日の本会議では審議もなく、わずか3分間で可決しました。

 障害者権利条約は、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」の世界中の障害者の声を尊重し、多くの当事者が参画して国連で採択され発効しました。この条約の推進に当時の日本政府やNGOも大きな役割を果たしたにも関わらず、国内法が条約の水準にまだ到達し得ていないため、日本はまだ批准していません。
 また昨年、長妻前厚生労働大臣は、「重い負担と苦しみと尊厳を傷つける障害者自立支援法を廃止し、新法を、みなさん一人一人の意見を聞いて、みんなで一緒によりよい制度を作っていきたい」と私たちに約束しました。

 私たちは、厚生労働大臣が約束したように、自立支援法は廃止し、当事者の声が十分反映された新法が実現することを切望しています。その切なる願いで、今年も10月29日に日比谷野外音楽堂を中心会場にして全国大フォーラムを開催し、沖縄から北海道まで全国各地から1万人が集ってアピールしましたように、問題だらけの介護保険との統合への道を絶対に開いてはならないと考えます。障害があっても、みんなが社会の中で人間としての誇りを持ちながら豊かに暮らしていけるように、権利条約のめざすインクルーシブな社会を一日でも早く実現すべきです。

参議院は「良識の府」であると言われています。今週には、参議院厚生労働委員会で「改正」法案の審議が行われるのではと伺っています。今法案は、地域で当たり前に生きたい、人間として誇りをもって生きたいと考える日本の障害者の思いに反するものです。権利条約の精神に立って新法制定と障害者制度改革こそが今急がれており、その内容が問われているのです。

つきましては、参議院議員の皆様には、以下の要望ついてご高配くださいますことを、何とぞお願い申し上げます。

障害者自立支援法「改正」法案は、本院における徹底した審議を通じて、廃案にしてください

新法施行までに自立支援法のもとでも解決すべき問題点は、障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会の「4つの当面の課題(注)」であり、これを政省令や予算措置等によって実現してください
(注) 1)利用者負担の見直し、2)法の対象となる障害範囲の見直し、3)地域での自立した暮らしのための支援の充実、4)新法作成の準備のための予算措置

<問い合せ先>
今こそ進めよう!障害者制度改革自立支援法の廃止と
新法づくりを確かなものに10.29全国大フォーラム実行委員会
連絡先:日本障害者協議会
Tel 03-5287-2346
E-mail office@jdnet.gr.jp

人工内耳に磁気ループは必須。

2010年11月25日 08時33分45秒 | 人工内耳
会議に磁気ループを持ち込んでもらった。
とても良く聞こえる。
耳元で話されているように聞こえる。
聞こえるだけでわくわくする。力が湧いてくるようだ。

普段の生活はいつも磁気ループがない環境なので人工内耳と補聴器だけで聞かなければならない。
人工内耳と補聴器で聞く、聞こえるようになる必要がある。

人工内耳は周りの音がなくなるととても良く聞こえる特徴がある。普通は感じられない音が発生していて、それが人工内耳が人の声を弁別して(周波数帯)を増幅するのだがそれだけエネルギーが減退する。

良く聞こえると聞いたことについて思考が出来る。良く聞こえないと今のは何と言ったのか、こうかああかと考えて思考が止まってしまう。
ストレスなく聞こえて、話されたことに意見が出せて一体感を感じられる方が大事だ。

人工内耳装用者は磁気ループの効果を確認し、それをいついかなる場合でも用意を求め、マイクの持ち方、スイッチのオンオフについて説明し、自分のための音環境を作る力が必要だ。
それがエンパワメントであり、リハビリテーションだ。

車いすの障害者はエレベーターがあるところを探して利用する。なければ設置されているところに行く。周囲の人に頼んで持ち上げてもらうと言うことは今はあまり見ない。
法的に設置を義務つける運動してきたので今の環境が出来た。


ラビット 記
のどが痛い、頭痛がする。身体全体が重い。
月曜日以降、体調は最悪だ。



-----------------
sent from W-ZERO3