難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ICFモデルと中途失聴・難聴者リハビリテーション論

2010年11月21日 22時36分43秒 | 社会福祉の学習
大川弥生氏(国立長寿医療センター研究所生活機能賦活研究部長)著による「介護保険サービスとリハビリテーション」を読んだ。サブタイトルが「ICFにたった自立支援の理念と技法」とあるので、Amazonで購入したのだ。

難聴者、中途失聴者のリハビリテーションにとって示唆となることがたくさん得られた。
リハビリテーションが機能回復訓練ではなく、「人間らしく居きる権利の回復」=全人間的復権とはよく聞くが、本書では、生活と人生を向上させるもの。必ずしも心身機能の回復がなくても向上できる、生活機能の3層の「心身機能」、「活動」、「参加」のうち、生活の具体像である「活動」に直接的に働きかけることがもっとも効果的であると強調している。

中途失聴・難聴者の手話の学習は、失われた聴覚機能の回復ではなく、コミュニケーションする、周囲と関係を持つという「活動」に直接的に働きかけるものという理解に至ったのは収穫だ。
だから、手話の学習を通じて、実生活の目標になる自立に必要な力を得ることを目標にしなければならない。

正月休みに、きちんとまとめておこう。


ラビット 記

家政学概論「食事摂取基準」と今日の食事

2010年11月21日 22時36分29秒 | 社会福祉の学習
介護福祉士試験の出題基準の13科目の最後の「家政学概論」に取りかかる。
日本人の食事摂取基準2010年版が策定されて、新たに「推定エネルギー必要量」が設定されたとある。これは聞いたことがない。

今日の食事を振り返ってみると、朝はチゲ春雨スープ(88kcalとある)に、食パン1枚。昼は冷凍のナポリタンスパゲッティ、夜はビーフシチューパイ(128kcal)。あとはコーヒーを3杯。

どうも「推定平均必要量」(当該成人の50%が必要量を満たすと推定される1日の摂取量)を満たしていない感じがする。
これから「オールフリー」(0kcal)を飲んでもカロリーも栄養素も増えない。健康21では野菜摂取量の目標値は1日350gだ。

最近風邪気味なのと体があちこち痛む、慢性疲労感があるというのは栄養不足と食生活が不規則だからか。


ラビット 記

聴覚障害者のための情報保障の活動のいろいろ 三田フレンズ

2010年11月21日 13時39分44秒 | 日記(つぶやき)

ハーマイオニーさんからの情報。

ハリポタ最終章のpart1を見たぞ。魔法の杖って折れるんだね。
何かするたびに置き忘れるのではないかとハラハラしたぞ。
ハーマイオニーの怒った顔が素敵だったぞ。

ラビット 記
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★12月18日(土)【三田フレンズPC
要筆サークル・企画】★
■みんなの活動紹介&情報交換会■
もみじ、いちょう、イルミネーション。(*^_^*)
そして忘年会の季節がやってくる!
 12/18の三田F企画は、いろいろな活動をしている方々をお
招きし、
「どんなことやってるの?」「私たちはこんなことしてるよ」
 と、みんなで楽しく情報交換ができる場にしたいと思います。

【日時】12月18日(土)13:30~16:20
    (部屋は13:10から入れます)
【場所】東京都障害者福祉会館 1階「A1」(三田会館)
    ※念のため当日も入り口のボードで部屋を確認して下さい
    JR田町駅 or 地下鉄三田駅下車
    〒108-0014 東京都港区芝 5-18-2
    TEL:03-3455-6321 FAX:03-3454-8166
【情報保障】 手話通訳、PC文字通訳
【参加費:無料、予約:不要】

 ---★ゲストのみなさま★-------------
(1)八女要約筆記サークル(福岡県)…十時妙子様
生まれたばかりの“これから!”というグループ。地域へのビラ配
りや練習の様子をお話しいただきます。
(2) 千葉県パソコン要約筆記研究会『らびっと』…徳田昌晃様
サークルとしてディズニー・シーへ聴覚に障がいのある方向けのバ
リアフリーサポート調査へ!
  http://homepage3.nifty.com/rabbit_chiba/
(3) 要約筆記サークル「きぶな」(栃木県)…長田惠様
情報保障者・聴覚障害者・親の会・教育者等と共に活動中。
現在の栃木県内の活動環境の問題点について意見交換を。
  http://www.geocities.jp/PCkibuna/
(4)日本社会事業大学(東京都清瀬市)…益子徹様(大学院生)
学生による情報保障…社事大内、他大学での通訳活動等社事大生と
しての学生生活について
  http://www.jcsw.ac.jp/
(5)ITBC2作者 森直之様
最近のITBC2やその他のソフトについて
  http://www2.wbs.ne.jp/~condle/Home.html
(6)社会福祉法人東京愛育苑「金町学園」(葛飾区)…濱崎久美子様
金町学園とは?
  http://www.kanamachigakuen.com/

---★タイムスケジュール★-----------     
|13:30 開始 (あいさつ・今回の説明等)
|14:35~14:50 ◇休憩&おしゃべり◇
|15:35 会場の皆さまとの意見&情報交換
|16:15 お礼 アンケート記入
|16:20 終了
【問合せ先】企画担当:宮下あけみ akemizo@beige.ocn.ne.jp
---------------------------------
◆交流会◆ ヽ(^0^)ノ
終了後17:00から、田町駅近くの「素材屋・田町店」で交流会
(忘年会)を行います!忘年会シーズンなので、交流会は「予約制」。
参加希望者は、
三田F「久保 kyokid_furuconakngy@yahoo.co.jp 」までメー
ルしてね!
交流会会場「さかな三昧 素材屋 田町店」
 http://r.gnavi.co.jp/g084602/
参加費/一人4,000円(飲み放題/税込)
締 切/12月10日(金)
申込先/三田F:久保 kyokid_furuconakngy@yahoo.co.jp
 *************************************
♪みなさまとの出会いがすてきなクリスマスプレゼントになります
ように…。
    -三田フレンズスタッフ一同-

『聴覚障害者のための字幕付与技術』シンポジウム 2010

2010年11月21日 08時40分08秒 | バリアフリー
今年の字幕付与シンポジウム。
情報保障の多様性が拡大している。

社会福祉サービスの要約筆記と情報保障者の違いも認識して欲しい
ところだ。
要約筆記者指導者養成事業の検討の場でも、識者から10年後
を見据えた養成をという言葉が出るくらい、役割も技術の違いも認
識されていない。


ラビット 記
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『聴覚障害者のための字幕付与技術』シンポジウム 2010
 言葉によるコミュニケーションは人間の社会的活動の基盤をなす
ものであり、言葉を聞く上で障害を持つ方たちに、様々な場で情報
保障を提供することが強く求められています。このような情報保
障、特に字幕付与に関して最新の技術を紹介し、意見交換を行なう
場として、本シンポジウムを開催してきました。
 今回は、講義や映画において字幕を付与する際に、どのような工
夫が必要かを様々な識者に紹介して頂けることになりました。難聴
者、中途失聴者、ろう者の皆さん、要約筆記者、教育関係者、情報
通信技術研究者、速記者など、字幕付与技術に関心のある皆さんの
ご参加をお待ちしています。

☆日時 2010年11月27日(土) 午後1時
30分~5時30分
☆場所 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
京都市左京区吉田二本松町 ...アクセスマップ
☆定員 100名
参加無料、ただし懇親会費(任意参加;3000円程度)
は当日受け
☆主催 京都大学 学術情報メディアセンター
科学技術振興機構 CREST「人間調和型情報環境」領域
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 近畿ブロック、
京都府難聴者協会
速記科学研究会、速記懇談会
☆協賛(社福)京都聴覚言語障害者福祉協会

(財)京都新聞社会福祉事業団

    NPO全国要約筆記問題研究会 関西ブロック・
近畿ブロック
    (社)日本速記協会
    京都大学 身体障害学生相談室
☆協力 (株)ワードワープ
    同志社大学 学生支援課

☆プログラム
13:30 開会あいさつ   村田 淳 (京都大学
 身体障害学生相談室)
13:40 講演1「携帯端末やパソコンに学年別に対応した漢字のみに
ルビを自動付加してリアルタイムに字幕を提示するシステム」
小林正幸 (筑波技術大学)
14:20 講演2「バリアフリー上映~聴覚障害者のための映画の字幕
付与~」
深田美知子 (京都リップル)
15:00 (休憩)
15:15 講演3「文字によるコミュニケーション支援の広がり
~「失語症」を視野に入れて~」
長谷川純 (県立広島大学)
15:45 講演4「話し言葉を整える技術について」
兼子次生 (関西サイエンス・フォーラム)
16:15 講演5「音声認識を用いた講演・講義の字幕配信システム」
河原達也 (京都大学)
16:45 討論
17:15 閉会あいさつ   山口武彦
17:30 交流会
☆事前申し込みは、下記に同じ。
☆問合せは、河原達也、兼子次生 (jimaku10@ar.media.kyoto-u.ac.jp)
まで