感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

屋根、外装に使用されるコーキングの寿命を考えて定期的な点検を・・・

2016-09-30 23:59:59 | 住宅修理・修繕工事物語
9月も最後の一日となった本日、天候の方は先ず先ずの空模様となった岡山・倉敷。

今日は朝一番に急な依頼の対応となりましたが、概ね予定通りに事が進んだ一日となりました。

朝一の仕事を終えた後は、「まっちゃん」、「小野くん」が岡山市街で取り組んでいた外壁改修工事現場へお伺い。

此方では元請けさんと、設計屋さんとお客さんとで解体された外装の下地状況を現地で確認。

微量ではありますがモルタル外壁のひび割れ個所からの漏水が続いていた様子に下地の状態は想定通りに芳しくない・・・

この度は傷んだ下地を撤去するのは厳しく、新しく下地を造り古い下地との接合をすることで強度の維持を提案されていました。

先ずは今回の調査を元に修繕補強の工事に移っていきますが材料などの仕入れの時間もあり数日間は現場を空けさせていただきますのでご理解ください。

さて、久しぶりに天候が安定していた本日は順延になっていた屋外作業が残る現場に大工さんたちも手分けして対応してくれた本日。

写真は「まっちゃん」が岡山市東区西大寺で「窓の内枠から水が漏れる」とのお客さんからの相談に対応してくれた時の写真。

屋根・外壁共に雨漏りのするような場所はなかったのですが・・・

写真の屋外フードの回りのコーキングに小さな穴を発見、屋内と屋外をつなぐ換気ダクトだけに、この個所からの雨漏りが疑われます。

もちろん、通常はコーキングが切れても室内に水が入らないように二段構えの処置をしているのですが・・・

この辺りも施工者の技術次第では雨水の侵入も考えられるのは事実。

今回は、その辺りも含めて「まっちゃん」が細心の注意を払って処置させていただきましたので、お客様どうぞご安心ください。

しかしながら、コーキングなるもの耐久年数が10年ほど、今後は定期的なメンテナンスをお勧めさせていただきましがご理解くださいませ。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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