感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

赤磐郡和気町で薪ストーブの煙突設置工事

2014-01-15 21:38:32 | 薪ストーブ工事物語
今日は総社市での住宅増改築現場は「まっちゃん」、「信くん」ペアで解体作業に励んでくれています。

工事の進行を計画している工程表では今日で解体工事完了がひとつの目安という事で懸命に取り組んでくれている様子に感謝。

明日からは躯体の補強や増築などの大工工事に作業は移っていく予定で順調に進んでいく工事物語。

そんな中、私と「しんちゃん」はいつもお世話になっている備前アルミ建材さんの依頼で赤磐郡和気町へ薪ストーブの煙突仕掛け工事に向かいます。

今回の物件は築10年ほどの本格和風住宅。

その応接室に薪ストーブを設置する為の煙突が通る穴を開けていくのが私たちの仕事。

通常、二階が乗っている一階部分にストーブを設置する場合は一旦、外壁に穴を開けて煙突を立ち上げていく方法がスタンダード。

しかし、今回は二階の部屋は使ってなく、薪ストーブの効率を最大限に引き出すために真っ直ぐ上へ上へと煙突を上げてく計画。

そう、つまり一階の天井を抜け、二階の床を突き抜け、更に二階の天井、屋根と開口し続ける作業。

勿論、天井裏や床下を貫通させる場合には周辺の壁にも防炎加工を施して行くために防火ボードを用いて造作しながらの作業に想定していた労力を超えるハードな一日に・・・

この手の工事の経験は何度もご依頼いただいているので要領はいつもと一緒なのですが・・・流石に此処まで何度も開口と防火ボード施工を何度も繰り返す事は初めての事。

更に150kgを超える重さの薪ストーブ本体を支える床補強と工事は盛りだくさん。

其れでも大工の「しんちゃん」の努力と備前アルミ建材さんの協力により、何度も「今日中に作業を終えるのは厳しいかも・・・」と諦めムードも感じるシーンがありましたが日が落ちる頃には無事に作業完了。

今日は本当にみなさんの協力に助けられた事に感謝しなければ・・・

さて、其処から作業を終えて高速道路を走り会社に帰社してのデスクワーク。

「しんちゃん」の協力を得ながらも、先程まで出来る限り作業を進めてきましたが・・・ありがたいばかりの仕事量に全てのデスクワークを終えることは今夜は断念。

明日は少しでも良いので、日中に時間を作って急ぎの書類作成に時間を割かねば、催促の連絡がきてしまいそうな案件もポロポロあるのは気が気ではない所。

其れでも今夜も今日を無事に終えれた事に感謝しつつ明日に備えてパソコンの電源を落とす事に・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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