感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

倉敷市粒江で高所作業車を使って外壁サイディングボード補修工事

2014-01-14 22:26:05 | 住宅リフォーム工事物語
今朝は大工の「しんちゃん」と一緒に去年の暮れに工事させていただいた倉敷市粒江のお客さん宅へサイディングボードの補修に向かいます。

年末年始の休暇でサイディングボードメーカーも長期休暇にようやく注文しておいた品が揃っての施工。

年末まで組まれていた外部足場はなくなっている為に今回は電気施工会社さんに高所作業車を借りての外壁工事。

目的の場所までたどり着けば後はお手の物、1時間少々で工事は完了。

その後はコンクリートに穴を空ける為のドリルを購入するために建築金物屋さんを訪ねます。

この先、「しんちゃん」が担当している仕事で増えるであろうアルミフェンスなどの取替え工事に備えての設備投資。

流石にコンクリートに50ミリ以上の穴を空けるドリルと成ると錐先だけでもどれも結構なお値段。

先月は発電機、今月はコンクリート穴あけ用のコア抜きドリルと錐とで随分と先行投資が多くなってきていますが・・・

彼の今後の活躍に投資するものだと思えば安いものだと購入を決意。

さて、午後からは「まっちゃん」がひとりで工事を担当してくれている総社市総社での解体現場。

解体工事もあとひと息という事で私たちは廃材の運搬作業に費やした午後からの時間ですが1月とは思えないほど暖かく感じた気候に体を動かせば汗が出るほどの日中。

そんな作業時間は瞬く間に過ぎていき夕方からは、いつもお世話になっている備前アルミ建材さんの依頼でネオポリスと呼ばれる団地での一軒家に間仕切り壁の撤去に伴なう現地調査に向かいます。

某有名ハウスメーカーさんの軽量鉄骨造の建物ですが、毎回の事ながら構造体を調べるのは細心の注意が必要。

特に30年以上前のこの手の建物は主要な柱の数が極端に少なく、柱を抜く事は余程の補強費をかけなければ不可能。

木造の建物なら2階まで伸びている通し柱や角柱でなければ管柱の一本、二本は補強を入れる事で外すことが出来るのですが、メーカー系の建物は一本の柱がなくなる事も構造体に取っては致命的なこと。

その為、床下から調査をする事で柱の位置を徹底的に確認、今回の調査の結果は無事に目的の間仕切り壁は外せそうとの事で次の見積作成の作業に進んでいきます。

さて、会社に戻れば20時ではありますが、年末年始休暇の間にいただいた倉敷市亀山での住宅の軒天井改修計画の案件の見積書の制作に取り組みます。

今回は軒天井に不燃ボードを張り、塗装していく事で当時はベニヤで施工していた軒のベニヤが剥がれ始めた軒天井をリニューアルする計画。

先ずは此れから30年先を考えての軒廻りのリニューアル工事を提案させていただいています。

この工事がお客様の家づくりから始まる感動の一ページに成るべく取り組んで参りますので宜しくお願いします。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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