感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

勝てる土俵で勝負する

2015-06-09 20:41:27 | その他
天気が気になる日々に工事の予定が立て辛い梅雨のシーズン。

しかし立ち止まっているだけでは何も進まないと先ずは予定を立てる所からの始めなければならない日々ではありますが・・・

そんな中でも社長からの工事依頼に人員確保に四苦八苦している今週ですが具体的な解決策が見つからないままに日付だけは過ぎ去っていく事に焦りながらのブログの更新。

ここ数ヶ月、月に一度か二度は訪れる人員不足に今月こそは無難なスケジュールを組まねばと心に誓うのですが・・・

上手く調整できないのは自分の技量不足、その度に苦労をかけている現場の職人さんたちには毎回頭が上がりません。

さて、そんな一日のスタートは岡山市北区で新築工事に伴っての地鎮祭への出席。

今回はいつもお世話になっている倉敷市玉島の工務店さんの依頼での案件ですが他社の新築工事を請ける事自体が私の中には今までなかった体験だけに違った意味で緊張した午前中。

地鎮祭は祭る神様によっては祭典の方針が違うケースもありますが、準備の段階ではほぼ共通。

しかし仕事の面では施工方法などは工務店ごとに違ったシステムや方法があったりするケースもあるのは確かで、其れに沿うようにするのは下請けの義務だと思っています。

その場、その相手に合わせた手法で結果を出す。此れは今まで自分がそういった場面で仕事をする事が少なかっただけに一番苦手と感じている正直な部分。

しかし社会は勝負の世界であり、苦手だからと避けているだけでは何も変わらない。

極端な話、結果を出さねば置いていかれる状況で結果を出すのは自分の社内の役割だと・・・

例え会社の規模で劣っていても、知識の面で劣っていても、他にもどんなに不利な条件が揃っても、対する相手と自分を正確に分析した上で勝てる土俵で勝負するのは勝ちへの鉄則。

「相手を知り、己を知れば百戦危うからず」

相手を知る以上に難しいのは己を知ること、改めて自分たちを冷静に分析してみる時期に差し掛かっているのかも。

その上で「家づくり」から始まる感動としあわせの輪を広げていけるように更なる精進を続けねば・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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