感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

小さなあたり前を続ける事で大きな信頼を

2012-11-05 20:01:35 | 薪ストーブ工事物語
週明けの月曜日は生憎の雨が降りの一日となりました。

本日はいつもお世話になっている備前アルミ建材さんの依頼でお隣、兵庫県での薪ストーブの設置工事の依頼に「しんちゃん」と共に朝の高速道路を東へ向い走ります。

途中のSAで備前アルミさんと瓦屋さんと待ち合わせでしたが、流石の天候に屋根に煙突を抜くのは断念との判断。

しかし、内部での下準備は出来そうなので瓦屋さんと備前アルミ建材の本部隊とはここでお別れ。

無理をお願いして、備前アルミ建材さんより担当の方に案内されながら私たちは現地へ向います。

そこから車で走ること約1時間半、兵庫県姫路市を北上した静かな街での一軒屋が今回の薪ストーブ新設物語の舞台。

工事自体は何度もお手伝いさせていただいていますので要領は心得ていますが、お客さんにとっては何度もある筈のない薪ストーブ設置の工事。

その数少ない場面に立ち会える事に感謝し決して初心を忘れることなくお客さんと同じ目線で作業に取り組みます。

一度、据え付けてしまうと簡単に動かす事の出来ない薪ストーブなだけに設置する位置なども細かく打合せしながら工事を進めます。

先ずはお部屋の養生を行い今回は屋根に煙突を抜く計画に沿い天井の開口、耐熱処理の作業を進めます。

一度、据え付けてしまうと簡単に動かす事の出来ない薪ストーブなだけに設置する位置なども細かく打合せしながら工事を進めます。

その後、薪ストーブ本体を設置した時の背面に耐熱、防火などの目的に背面耐火壁の取り付け作業と順を追って進めていきます。

ここまで出来れば今回の下準備は完了。

只、楽しみにしていた薪ストーブ本体が雨で搬入できずお客さんは少し残念そうでしたが、来週早々には薪ストーブ本体も据付されるようですので今しばらくのご辛抱を。

夕方には備前アルミ建材さんに立ち寄り、本日の作業報告と次回の据付工事の打合せ、工事引継ぎの報告をしておきます。

お客さんの希望や現地の状況などを踏まえると絵で描いたように納まる場合が少ないのがこうした後付けやリフォームなどの工事。

直接、次の工事に関わる人に今日の工事内容を伝えて、後の工事に携わる方がスムーズに工事を進めれる準備も今日の私たちの大切な作業でもあります。

複数の業者さんが携わる工事では勿論、社内の業務でも大切な社会人としての「ホウレンソウ」、「報告」、「連絡」、「相談」。

いまさらながらブログに書くのもなんですが社会人としての基礎、こうした「あたり前」な事をキチンとやり続ける事が何より大切ですね。

その小さな「あたり前」を続ける事でいずれは必ず大きな「信頼」になりますので、明日も決して「ホウレンソウ」を怠る事なく続けなくては・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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