感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

今の自分を明確に知り、初心に立ち返り明日に望む

2014-05-07 23:17:09 | 林俊文の想い
仕事を忘れ遊び回ったGW休暇が明けての初日。

朝から財布がないわ、鍵がないわ、作業服は何処なん?でテンヤワンヤしながらの出勤は言うまでもない連休明けの恒例の出来事。

「家では仕事をしない」、「家には仕事を持ち帰らない」と言うのは自分の中の決め事。

これを忠実に守る自分は、家では自分のことながら惚れ惚れするほどの自堕落なダメ親父・・・

其れでも大人が一歩家に出れば甘えが通用する世界ではないのが現代社会、其れは正に弱肉強食が野生世界。

かと言って誰かを蹴落とすような方法では長い人生乗り切れないのも現代社会の厳しさでもあるようで、学もなく、さしたる特技もない自分は人より多く働くことで何とか日々を乗り切れているのでしょう。

さて、そんな私に誇れるものと言えば心を許せるともに働く仲間たち。

今日も朝から「まっちゃん」、「小野くん」、そして一日限りではありますがもう一人手伝いに来てくれ今日から着工スタートの岡山市南区浜野の某店舗の改装工事に出かけてくれます。

先ずはとても広い店内の天井の撤去作業が着々と進みます。

どんな大きなことも先ずは始めの一歩を踏み出すことが大切、後はコツコツと職人魂を込めて作業していくのが林流。

今回の工事も多くの人たちの笑顔につながる施工になればと皆が懸命に作業してくれている姿に感謝です。

そんな中、連休明けの本日は連休前からの進んでいる工事現場の様子を確認したり新規の工事依頼や見積調査などが重なり私も朝から外出しっぱなし。

連休前に依頼されていた工事見積書の作成作業が急務の中、月末、月初めと言うことで経理の仕事も欠かすわけには行きません。

仕事として日々を送る以上、自社の懐具合はリアルタイムで把握しておくことは必要不可欠な経営の基本。

幾ら良い腕があろうとも、高い理想や理念を謳っても、内情が不安定では誰も相手にしてくれないのが冒頭にも書いた厳しい世の中の常。

ここを把握できない内で経営を進めることは目隠ししたまま登山するようなもの。

幾ら最良の方法があれども財布と相談しなければ、その方法が取り入れられるのか?という判断が付きません。

なければ無いなりの方法を考え、動くことは当たり前といえば当たり前の事。

たどり着きたい場所があるなら、自分を自社を常に正確に知らねば今後の動き方が定まりませんからね。

その為には幾ら最良の方法を見つけれど財布と相談しなければ、「その方法が取り入れられるのか?」という判断が付きません。

真面目にコツコツ、身の丈に応じた分相応な選択を確実にし続けること。

当たり前で簡単な様なことですが、此れがキチンとできる人、会社は決してそう多くないのでは?と思うここ最近。

せっかくの連休明けという日だからこそ、少々遠回りしても・・・

もう一度原点に立ち返り初心を忘れず日々に取り組んでいく事にします。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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