感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

都窪郡早島町で土台、合板の敷き込み工事

2016-02-01 22:07:03 | 住宅新築現場物語
二月の初日と週明けの月曜日が重なり、気分も一新して取り組んだ本日の「家づくり」。

天候は雲に覆われた一日になりましたが、それでも元気に仲間たちと取り組んだ一日になりました。

今日は「まっちゃん」、「小野くん」が都窪郡早島町で先週よりの引き続きにて土台組みの作業。

私も少しだけお手伝いに現場へ行きましたが、床下断熱材もほぼ敷き込まれ厚床の合板が張られている状態。

ひと昔前までは根太を用いて床組みをしていましたが、最近はこうした厚みのある床合板を土台に直接張る剛床工法がメインと新築住宅の大半で取り入れられる方法。

土台に直接合板を張り付けるので、水平耐力は通常の根太工法の何倍も強く、後々の狂いも少なく、工期も短くて済むので良いことばかり。

とは言っても実は弱点もあり、一番の問題は合板を雨などに濡らさないように管理すること。

厚みのある合板と言えども、薄い合板を接着剤で何重にも貼り合わせている商品でもあり、水に対しての薄い合板や接着剤の耐性は些か心配が残る所。

しかし、反対に水への対処ができていれば十二分にメリットがある素材だけに上手に使えば非常に有効な建築が可能になるのかも知れませんね。

さて、午後からは「まっちゃん」は倉敷市玉島上成の現場へ製作物の採寸に向ってくれています。

夕方には「小野くん」と合流して加工場で明日の工事の段取りなどを行い明日に備える夕刻のひと時。

「しんちゃん」の方は単独で備前アルミ建材さんの協力を経て総社市で修繕工事にあたってくれていましたが、無事に工事を終えて夕方には帰社。

其処から先ほどまで、自身の担当する次の案件の工事見積を作成したりと現場に事務と活躍してくれていました。

自分ひとりでは届かない所にも、彼らと一緒になら行ける気がしながらも先ずは地に足をつけて「今」の一歩に何より真摯に取り組まねばと今夜ももう少しだけ残業を・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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