感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

同じモノでも距離や角度で全く違うモノに変わる事も・・・

2015-09-30 23:59:59 | 住宅新築現場物語
週の半ばの本日も天候には恵まれ、「家づくり」の工事は捗った一日になりました。

今日も大工さんたちは昨日と同じ現場へ向い出動。

「川上さん」と「しんちゃん」は倉敷市栗坂のリフォーム現場で造作工事の最終施工と室内の木部塗装。

大工さんですが簡単な木部の塗装くらいはお手の物のふたりだけに綺麗に塗装されていく室内にお客さんも満足そう。

倉敷市新田で某企業さんの社屋のアルミサッシ取替え工事に取り組んでいる「まっちゃん」、「小野くん」の方は苦戦しながらの作業。

こちらの為に特別に製作していたアルミサッシのサイズが合わず・・・

今回は特殊なガラスを使用している為に代替の商品に差し替えるにも納期が一ヶ月以上かかる為に納品されているアルミサッシを懸命に取りつけてくれています。

サイズさえ合えば今日で終わっていた作業ですが、こちらはもう数日工事に日数を取られそうな雰囲気。それでも必死に加工しながら作業を続けてくれている二人には感謝、感謝。

さて、私は午前中に岡山市北区桑田町での新築工事現場の片付けに向いましたが、今日は午後から現場にはいってくれる大工さんが前の工事が押している為に現場に入るのが遅れそうとの連絡。

明日からは内装業者さんが現場に入るために何とかして欲しいと「信くん」に伝えてましたが、彼は遅くなっても現場でひと区切り付けてくれると約束してくれたのはありがたい限り。

そんな彼の為に私も出来る限り現場の整理整頓、片付け、段取りなどを行わさせてもらい僅かでも彼の助けに成れればと・・・

午後からは「しんちゃん」と合流して倉敷市玉島乙島での新築工事現場へ向いました。

今日は基礎工事の完了にあわせて前回、施工させていただいた丁張りを撤去する為、現場の方についてみると明日からの天候に慌しく現場が動いています。

現場の方では元請さんの社長が重機で整地、土工さんが真砂土を運搬、ブロック積みの為にブロック屋さんが作業とみるみる内に現場の状況が変わっていく此方の現場。

写真は此方のお客さんが隣の自宅のベランダから現場の状況を撮影した写真。

こうして1段、高い所から見てみると普段は見えない現場の状況が手に取るように分かるのは面白い発見。

同じものでも見る距離や角度で全く違って見えるのだと・・・

時には建築業者、職人という立場を離れ、お客さんの目線で現場をみるのも大切なことなのだと改めて感じますね。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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