感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

前代未聞?大型サイズの木製扉を製作中

2013-01-30 21:06:01 | モノづくり挑戦物語
騒然とした日中が嘘のような静かな時間を向かえ日も暮れた今、一日が過ぎ去ろうとしています。

この時間は私の唯一ひとりになれる時間でもあり、ブログを書く十数分の間は自分とだけ向き合う貴重なひと時でもあります。

そんな自分の一日を振り返ってみると、細かな部分は違えど大きく捉えてれば昨日と同じ様な一日ではありましたが、それでも今日は今日の思いを持って取り組めた事に感謝しなくては・・・

そんな一日も午前中は岡山市南区でのマンションでの改装工事現場での内装工事に立会います。

ここでストップがかかっていた棚の新設も「棚受金物を変更して欲しい」とのお客様の気持ちが聞けた事はありがたい。

いわゆる建築業界で言うところの手直しになりますが、気に入らないままに工事が終わればお客さんの不満は残り続けてします。

今回はお客さんの本当の気持ちを聞けた事から、その想いを元に次の提案ができ最終的には納得のいく工事をする事ができる事は大切な事。

勇気を持って本当の想いを話してくれたお客さんには感謝です。早速、お気に召すべく棚受金物を選んで貰うためにカタログを用意致しますのでしばらくお待ちください。

さて、午後からは会社に戻り明日が期日の見積書のまとめに取り掛かります。

毎回の事ながら、このまとめ作業と最終チェックが一番時間がかかり、協力業者さんの見積書も図面に照らし合わせ見落としや不備がないかを確認します。

お客さんに一度提出してしまえば、後からアレは別途です、これは別途ですとは言いにくいもので、見落としのないように見積もりをチェックする事は大切な作業でもあります。

先ほどチェックも終わり早速、メールで元請けさんの所へ見積もりを送っておきました。

こちらも無事に工事が決まればありがたいのですがね。

さて、某ゼネコンさんの依頼で倉敷の観光名所の休館日工事を行ってくれていた大工さんたちが夕方、会社に戻ってきました。

予定より一日早く工事を済ませてくれたようで彼らの努力が伺えます。

そんな彼らは残った時間で週末に予定されている大型の木製ドアの材料の加工に取り組んでくれているようで、削っている木材は長さ6M・・・

こちらは木製のドアにしては私もまだ見たこともない程の前代未聞の大きなサイズになる予定で、実に様々な工夫を凝らす必要がありそうです。

普段、木製ドアの蝶番はホームセンターでも2000円程度で購入できるのですが今回、製作している大型のドアサイズとなれば蝶番だけで数万円・・・

それでも後にドアの開閉の不具合などを考えれば必要な予算。こちらも週末までには制作を完了させ現場で組立、取付の作業まで進めたい所。

明日も引き続き加工場ではドアの製作工事が進行しそうです。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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