彼岸を迎えて、すっかり秋の天気となりました。8月29日に植えつけたジャガイモ、芽かきをして土寄せをしたところです。使用済みの笹竹など、置くところがないので畝の間において、いささか”カタチが悪い”のですが、順調に成長しています。去年は12月6日に掘り取っています。本当に3ヶ月余りで収穫できるのですから有難いものです。玉ネギなんて、種を蒔いてから収穫まで9ヶ月位かかってるようで、少しはジャガイモを見習ってほしと思ってしまいます。
前にも書きましたが、東北では秋ジャガなんて考えられないことで、引っ越してきた年にホームセンターで種イモを売っているのを見て、何かの間違いではないかと思ったほどです。ほかの野菜は時期がずれる位で、それほどの違いはないようなのですが、最初の年には”本当に大丈夫なの?”と信じられずに、秋ジャガは植えつけませんでした。
前にも書きましたが、東北では秋ジャガなんて考えられないことで、引っ越してきた年にホームセンターで種イモを売っているのを見て、何かの間違いではないかと思ったほどです。ほかの野菜は時期がずれる位で、それほどの違いはないようなのですが、最初の年には”本当に大丈夫なの?”と信じられずに、秋ジャガは植えつけませんでした。
当地方には「ニドイモ」という言い方が今も残っていますが、二度ジャガイモを収穫した歴史はたぶんないと思います。仮に秋にも穫ろうとしても十分に肥大しきれないうちに寒さを迎えたことでしょう。
「ニドイモ」という表現は、関東以西で使っていたものがそのまま入ったものだと思います。「ジョガタライモ」「ジャガイモ」「バレイショ」などと言うよりは、東北人にとっては発音しやすい(?)
確かに、我が実家でも「ニドイモ」と言ってました。能天気な末っ子はその意味を考えませんでした。
同じ表現で「ニドマメ」がありますね。これは東北地方でも、二度蒔けるインゲンですよね。「モロッコ」を植えているのですが、いわゆるニドマメですよね。
野菜作りは、単に種を蒔いて育てるだけでなく、気象はもちろん化学、そして雑草・昆虫・野鳥に加えて文化などなど、いろいろな広い知識が求められますね。
当地も昨夜から雨でのんびり休んでいます。
いつもありがとうございます。