先日、銀行のキャッシュカードの更新をしてきました。
なにせ銀行が合併してメガバンクになる騒動の前の銀行のカードで15年も前の代物なので
ぼろぼろになってきたし、そろそろ更新しないと本当はどの銀行のカードなのか判らなくなっちゃうんで。
実際、ネットで「よし、○○銀行は今の××銀行のことなんだな。」って確認してから銀行に行きました。
キャッシュカードを更新するにあたっては昔からの磁気カードの他にICカードも選択できるのですが、
行員さんがいろいろ説明してくださるのを聞いていたら社内CDにはICカードは使えないということでした。
理由はよく判りません。
予算的に何でも最新型にする訳にもいかないということなんでしょうか。
セキュリティ的にはICカードにしたかったんですけど、そのキャッシュカードに関してはお金の引き落としは
社内CDを使うケースが圧倒的なので磁気カードを選択しました。
手続きが終わった際に預かり証とか申請の写しとか何ももらえなかったのにはちょっと違和感が。
詐欺とかの防止のためなんですかね。
銀行の 「私は申請書を預かるけど貴方には申請した履歴を渡しません」的な姿勢には
どうも釈然としませんでした。
ところで同じ日に別の銀行で通帳の記帳をしようとしたときに、通帳を出そうとデイバッグに手を
突っ込んだら警備員が静かに私の近くにすり寄ってきたのにはちょっとびっくり。
ラフな格好だったし疲れていたんで人相も悪くなっていたんですかね。 トホホです。
久し振りに京成電鉄の千原線、おゆみ野-千葉中央間に乗りました。
この区間、単線なのですが将来を考えて駅は複線としてデザインされています。
おゆみ野駅。
近代的な建築の駅の機能は単線のために半分しか活かされず、
二つあるホームのうちひとつは使われないままです。
対面のタイルすら貼られていないホームにある映画のポスターが切ないです。
次の駅が学園前駅という駅で千原線はここで上り下りの列車の待ち合わせをやります。
夏休み中の午後だったので列車の待ち合わせ中に部活帰りの高校男子達が乗り込んできました。
せっかく青春していていい面構えの少年達なのにあのズボンを極限まで下に降ろすファッション(?)は
なんとかなりませんかねぇ。
機能性を極限まで無視したファッションがOKというのは逆説的には
日本が平和な証拠ではあるんですけどね。
もっとも高校生諸兄にとっては私は
「なんのことない鉄道を興奮して撮っているキモいおっさん」なんでしょうけどね。
今日はお休みをいただいたので昨晩は「うさぎドロップ」全9巻を久しぶりに読み返しました。
映画も公開されるということなんで。
第2シーズン、完結の話、高校を卒業したリンちゃんと実質的な養父であるダイキチが結ばれて(?)
終わるあの感じに違和感を覚えていたのですが、何故だかよく判りませんでした。
第1シーズンの流れからいえばダイキチは
シングルマザーであるリンちゃんの幼馴染コウキのお母さんとくっつくのが自然な流れなので
そうならないことへの違和感なのかなぁって思っていました。
今回読み返してダイキチとリンちゃんの関係にはレヴィ・ストロースのいうところの「女の交換」が
無いところに私の違和感の元があることに思い至りました。
「女の交換」というのは奴隷的な意味でもエロい意味でもなくて親族の再生産のために
世界中の社会で必ず存在するもの(らしい)です。
「女の交換」について詳しくは内田樹の「寝ながら学べる構造主義」が私のような初心者でも
なんとなく判ったような気になれてお勧めです。
親族が親族を再生産するのに「女の交換」をする目的は近親婚を避けるためです。
リンちゃんとダイキチは結局血が繋がっていないんで理屈的には結婚OKって
大団円になった訳ですけれど、一緒に暮らしていた「家族」が「夫婦」になることに対して
私は本能的に違和感を覚えたんでしょうね。
漫画ではリンちゃんの気持ちを少しずつ丁寧に描いているので拒否感までは起きないのですが
違和感は消えなかったというところでしょうか。
「うさぎドロップ」のそれぞれの話自体はリアリティにあふれる話です。
ダイキチの回想にもあるようにスタートと着地点が「想定外」なこと、それを登場人物自体に「想定外」
と思わせている、そのどことなくフワフワした感じと話のリアリティの絶妙なアンバランス感覚が
私にとっての「うさぎドロップ」の魅力です。
週末にがっかりした話。
とあるショッピングセンター内の本屋さんでのお話。
この本屋さん、ゆっくりと本が選べるように椅子とかのある今どきの本屋さんです。
で、その椅子のうち隣り合わせた二つの椅子が、椅子の上に本が置かれて場所取りを
されていたのに私はかなりがっかりしてしまったのでした。
ご丁寧にサイドの椅子にはペットボトルのドリンクまで置かれていましたよ。
別にすごく座りたかったわけじゃないんだけど、その我が儘な振る舞いになんというか、
興醒めしちゃったんですよね。
いろんな国でこういう椅子のある本屋での振る舞いを見てきましたけど
場所取りするっていうのは日本人がおとなしくて他人に文句をつけるのをできるだけ控える性格を
逆手に取った、かなり格好悪い振る舞いですよね。
で、場所取りのために椅子の上に置いてある本が日本経済についての本だったのにますますがっかり。
「日本経済の行く末を憂うくらいなら自分の道徳心や公共心の無さについて憂えよ」
って思っちゃいました。
他人の振り見て我が振り直せるように自分を律していきたいものです。
現在、PCはwindows7なのですが壁紙はオンラインからBing's Bestという壁紙(というかテーマ)
をダウンロードして使っています。
世界中から選ばれた美しい19枚の画像がシャッフルされて壁紙として使われるので
飽きることなく使えるところが良いです。
NASA Hidden Universe というハッブル宇宙望遠鏡からの14枚の写真からできたテーマも
良いのですが、私が子供の頃に慣れ親しんだ宇宙の写真と違い過ぎて結局馴染むことができず、
私の家のPCの壁紙はBing's Bestに落ち着いています。
ちなみに会社のPCの壁紙はNational Geographic からダウンロードした地球衛星軌道上から見た
地球と月の写真で、これはお気に入りなので随分長いこと使っています。
昔、パソコンがWindows3.1あたりだった頃はメモリが貧弱で
「壁紙を使って不必要にメモリを食う奴は素人だ。」などといわれる時代がありました。
たかだか10年、15年で時代は随分変わってしまったものです。
裸の王様って童話がありますよね。
商人に騙されて「賢い人しか見えない服」を着たつもりになって街を歩いていたら
子供に馬鹿にされて王様がみんなの笑いものになるっていうあれ。
大人になって考えると短期的には子供は何も言わない方が八方丸く納まったんじゃないかなぁ
って思うのですが。
王様は満足なわけだし、商人は儲けられたし、
王様を見た大人は後で飲み屋とかで「王様、裸だったよなぁ」ってネタで盛り上がることができるし。
もちろん長期的に考えれば外交の場で裸で出かけようとしたときには側近は「なんとかせにゃぁ」って
誰が猫の首に鈴をつけるかで大騒ぎになるんでしょうけどね。
そもそも王様は自分は暗愚なことをかなりの確率で気付いていた筈です。
そんな王様は本当に王様をやりたかったのでしょうか。
世襲とか血縁とかそんなもので、本来頭も良くなくて精神的には高貴でもない自分が王様になる
ことについての後ろめたさを感じている素直な人だったのではないでしょうか。
そんな王様が頼ったものが「高貴な人しか見えない」筈の服だった訳です。
私はこの王様の「友達」になってあげたいです。
たまに安い飲み屋に連れていって
「馬鹿だなぁ、また騙されたのかよ。」とかいって笑ってあげたいですね。
王様もきっとちょっと困った顔をして「へへっ、王様業ってのもいろいろ大変でね。」とかいって
業界裏話のひとつも話してくれるかもしれませんしね。
媚びないで長い付き合いをしたいから支払いは割り勘で。
まぁ、王制ってのはそんなに甘いものじゃないでしょうし、
だからこそ孤独な王様はだれにも相談できずに裸で街を歩いてしまうんでしょうけどね。
そんなふうに大人の目線になって考えると意外と解の無い話なんですね。 この話って。
JR津田沼の駅前に「モリシア」というショッピングセンターがあります。
「モリシア」というのは旧「サンペディック」というか、もとのダイエーというべきか、です。
現在はイオンとヤマダ電機がショッピングセンターの軸になっているみたいです。
隣のビルのユザワヤと丸善をうろうろした後、モリシアに移動して家族で昼食をとりました。
娘はユザワヤの買い物が長引いて昼食をパス。 まぁ、自由行動したい年頃なんでしょう。
妻と息子と八階のレストラン街にある洋食屋さん「ママ・トムコ」に行ってみました。
喉も乾いていたんで思い思いに飲み物を注文。
ご自慢のカレーをフライ系のセットで注文してみました。
かなりの量です。 がっつり食べれました。
ファミレスもいいですがたまにはこういう個人経営の店で規格化されていない味と量と
店員のおばちゃんとの会話を楽しむのもいいものです。
モリシアですが「アニメイト」と鉄道ショップ「ポポンデッタ」がテナントに入っています。
ヤマダ電機も含めて私的には退屈しないラインナップです。
仕事でたまに都立の産業技術研究センターを使用します。
赤羽の西が丘という場所にあるのですが都内とは思えないぐらい近くに何も無い場所です。
喫茶店はおろかコンビニすらありません。
今年、新センターが江東区青海にできて西が丘を後にする予定と聞き、ちょっと楽しみだったのですが
震災の影響もあって順延となってしまいました。
西が丘の建物は老朽化が進んでいて今回の震災でも壁にひびが入るといった影響はあったのですが
建物本体は無事なようなのでもうしばらく西が丘にお邪魔することになりそうです。
そんな何もない西が丘での楽しみといえば、食堂で食べる昼食のことぐらいです。
このボリュームで600円ぐらいだった。
今どきこの金物のトレイがレトロでいい味出しています。
メロンもついて昼食時、束の間の幸せを味わえました。
そんな憩いの場所である食堂には昔の漫画が何冊か置いてあります。
疲れた時にはここでコーヒーをすすりながら漫画をパラっと読むのが
ここでの私のささやかな楽しみです。
汐留博覧会=日テレに行った話、ラスト。
ぐるナイのイベント。
…ぐるナイとこのプール遊びとどんな関係があるのかはさっぱりわかりません。
が、スタッフのお姉さんが素敵なんでお父さん的には「まぁ、いいか」ってなイベントです。
お姉さん、胸を開きすぎだよなぁって思ったら「保護者の方以外撮影禁止」の札がありました。
そりゃあね。 子供向けのイベントなのに何か軸がずれているような気がします。
それはそれとして、45分待ちでしたが息子的には満足だったようです。
そんなこんなで楽しい夏休みの一日でした。
最後に年末に見たダウンタウンの「笑ってはいけない」シリーズの像。
よく見ると下品ですね。 家族連れの多い場所に飾るのは如何かと思うのですが…。