東京勤務、田舎暮らし Can you imagine 2-hr commute for one way ?

生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

草刈そして網戸替え

2011年07月31日 | Weblog

昨日は朝から来客。 残念ながら我が家の南側の空き地に家が建つということで土地の境界線の
確認の立ち合いをしました。

早ければこの十月からにでも建築開始、ということでした。
残念ではありますが他人様の土地ですし、仕方ありません。

相性のいい方がいらっしゃることを期待しましょう。


そのまま昨日のお仕事、この暑さと適度な雨でぐいぐいと成長した我が家の庭の雑草の草刈をしました。

野良仕事は好きではないのですがこのままでは庭にあるプロパンガスと井戸という田舎の家の
二大アイテムに行くのに不便を感じるほどに成長してしまったのでちょっとずくをだしてみました。

(ずくをだすの意味はこちら。ふさわしい簡潔な標準語が無いもんだなぁ。)


草刈をしていると竿竹屋さんの軽トラが通りがかりました。
アナウンスを聞いていると「網戸の張り替えも致します。」とのこと。

軽トラを停めてもらって話を聞くと本業はサッシ屋だそうで
我が家と老母の家のぼろぼろになった網戸を取り換えてもらうことにしました。

老母の家の窓の網戸に蜂が巣を作っていたのには閉口しました。
小さな巣だったので妻の助力を借りてなんとか蜂の巣を排除。

引き戸サイズを5枚、窓サイズを3枚の網戸の交換、しめて33,900円也。

いいお値段でしたが網戸の交換って素人がうまくやるのは難しいし、
我が家の古くなってネジや部品が無くなった網戸の交換は不可能、
と諦めていたものだったので考えようによっては幸運とも思えます。


なんかいろいろあった一日でした。

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一番になる人

2011年07月30日 | Weblog

つんく著。啓発本の類といっていいでしょうか。


単行本のときから面白いと思っていたのですが文庫本を立ち読みしてやはり面白くて購入。

こういう自分に興味のないジャンルの本を立ち読みして購入できるのが本屋の良いところです。


つんく氏が芸能界と関わった半生を振り返って成功則について確認している本、
というところでしょうか。

ご本人いわく自分は天才ではない、と。
でも、世間のほとんどの人は天才ではない普通の人間です。

そんな普通の人が上を目指すにはどうしたらよいか、ということを実体験を例に書かれています。

私のサラリーマン生活と照らし合わせてもなるほど、と納得することも多い本でした。

残念ながら私は一番にはなれていないけれど、この「一番」という意味が言葉通りの意味ではない
ということも文中で書かれています。

特殊なことは書かれていないのですが、その分普通の地道な努力の大事さがよくわかります。

また、人との関わり方について書かれていることが私の最近の愛読でもある内田樹氏の書籍で
論理立てて書いてある内容を(おそらく)無意識に沿っているところなども面白かったです。

一つ一つの話が具体的で例にとっている歌謡曲の例なども判りやすく、読んでいて好感のもてる
本でした。


つんくさんも人生道半ばだし、成功則が最後まで通じるかどうかの結論はまだ見えていませんが、
成功する、しないに関わらず人の生き方として大事なことについて書かれている本だと思います。

氏の人柄も垣間見れるおもしろい本でした。

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携帯電話と斜視

2011年07月29日 | Weblog

移動中の電車の中で。

対面の女性が携帯電話を凝視していたのですが、ものすごい寄り目になっていました。
携帯から目を離したら普通の顔に戻っていったのですが、目玉の動きにびっくりしてしまいました。

あの目の動きを見ると、そりゃ斜視にもなるよな、って思ってしまいまいます。


もっともこれは素人考えで実際には斜視になるメカニズムというのは完全に解明されたわけでは
ないのだそうです。

ただ、近年、斜視で手術する人のうち大人の人の割合が増えているのは事実のようで、
近年普及の著しいパソコン・携帯が原因の一つとして挙げられているようです。


先述の女性を見て思ったのですが携帯電話って他のツールに較べて目を動かす範囲が極端に
少ないじゃないですか。

眼の筋肉を長時間固定するという意味ではやっぱり携帯メールって長時間使うのには
難があるんだなぁって思いました。


ちなみにこの文章を書くためにググって情報を集めていたときに ニンテンドー3DSは
3D機能を6歳以下の子供に見せないことをおすすめしていることを知りました。(これ)

どんな影響があるのか明記されていませんが気になるところです。


目っていうのは重要な器官なのにまだよく判っていないことが多いんですね。

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映像の世紀 第1~2話

2011年07月28日 | Weblog

先日、久しぶりにスカパー!の選択チャンネルを変更したときに「ヒストリーチャンネル」の視聴を
可能にしてみました。

すると、「映像の世紀」が一挙放送しているじゃないですか。  あわてて録画予約。


「映像の世紀」というのはNHKが1995~1996年にアメリカABCテレビと共同取材した作品で
20世紀初からの記録映像を時系列とその時代の出来事と照らし合わせつつ映していく番組です。

私は昔、正月の深夜にNHKでこの番組の再放送を見たらやめられなくなってその年の正月を
ふいにしたことがあります。


1話90分、全11話の大作です。  先日、まずは第1~2話を見ました。

第1話は第1次世界大戦前、 第2話は第1次大戦中の記録です。


第1話はまだ動きがおぼつかない、動画の黎明期の映像ですが、その分貴重な映像です。

植民地支配で白人が大人数の黒人を使って土地を開拓している映像や
見世物興業のためにエッフェル塔の上からパラシュート無しで飛び降りて即死する人の映像が印象的でした。

まだ映像による情報伝達が主流ではない時代の人々の無知が横溢していて見ているのが辛いです。


第2話は工業化による殺人機器の大型化・効率化がもたらす人類史上初の大量殺戮の記録です。

戦場で人間の命がいかに安価に浪費されたかについて記録されています。

台車に山のように積まれる死体、死体を気にする余裕も失せて塹壕で砲弾の中の暮らしを耐える兵士達。

そして、なんとか戦地から生きて帰った兵士の中には外科的・精神的にもはや人間としての存在を保つのが
精いっぱいな状態の者が少なくないことを映像は語っています。

白黒のフィルムなことで辛うじて目を背けずに見れるぎりぎりの映像です。


「映像の世紀」は見るのが辛い、でも目を背けることも許されない人間の過ちの記録です。

第4話まで録りましたけど平日仕事から帰ってから見るにはちょっと重いです。いつ見ようかな。


三越のり弁

2011年07月27日 | 食べたり飲んだり

先週末は妻が所用で夕食は自分でなんとかするように仰せつかりました。

とはいえ自分で夕食を作るという芸を持たない私は必然的に弁当を買うことになりました。

三越の海苔弁当、定価698円。夕方のタイムサービスで100円引き。


のり弁にしてはいいお値段ですが、価格にふさわしい盛り沢山なおかずが嬉しいです。

缶チューハイとインスタント味噌汁つけてみました。
味的には満足度が高いのですが自分では何もしていない感が前面に出過ぎて侘しいです。

歳とるまでに料理は覚えないとなぁ。

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蓮の花

2011年07月26日 | Weblog

2009年,2010年に続いて今年も蓮の花の季節になったので近所の自然公園に行ってきました。

こんな大きな蓮池のある自然公園。


蓮の花は朝に開いて昼には閉じてしまうので早朝に行ったのですが、
既に数人 大型のカメラを構えた年配の方がいらっしゃいました。

太陽の位置のせいなのか通路側に向いている蓮の花は一本もなく、
カメラマンの皆さんは池を挟んだ向こう岸で長焦点のレンズの砲身を蓮の花に向けていました。

私はそんな根性がないので蓮の花の後姿を数枚。




それでも心地の良い早朝散歩でした。



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ハリー・ポッターと死の秘宝Part2

2011年07月25日 | Weblog

私が大人になってはじめて本腰で英語の再勉強を始めた年に小説「ハリー・ポッターと賢者の石」が
ブームになっていました。

私も原書を購入して時間をかけながら完読したものです。


そのハリー・ポッターの映画の最終作ということでお別れの意味も込めて久しぶりに映画館で
ハリー・ポッターと仲間たちの活躍を見ました。

シリーズ初の3D作品ということで迫力は十分。
途中の魔法学校の攻防戦までは本当にドキドキわくわく満載で時計を気にさせない展開でした。

途中から話の風呂敷をたたみにかかったのが判ってからはかなりテンションダウン。
いろいろな人が出過ぎちゃって話が散漫になっちゃった。 ひとつひとつの話が早足過ぎたのかな。

そこまでやっても結局ちゃんと話がたたみきれてない感があって残念でした。
原作付き、シリーズ最終作というのではこうなっても仕方ないんですかね。


お話として一番気になるのはヴォルデモートに付和雷同した人達はこれからどうなるのか、
というところ。

映画を見た範囲では攻守変わって日陰者にならざるを得ない感がありますが、
それはそれで救いがないなぁ、って思って。

魔法使いの社会がこれからどうなっていくのかは もちろん作者J・K・ローリングの頭の中次第
ということでしょうけどね。


登場人物で気になったのはスネイプ先生。 …太り過ぎです。

スネイブ先生の立場って簡単に言えば「少女に何が起こったか」の石立鉄夫的な役割じゃないですか。

本心を隠して苦悩しながら愛する者に鞭打つものがストーリーが進むにつれてあんなに太っちゃ
いけないでしょう。  ストレス太りの設定か?


登場人物といえばラドクリフ君、大きくなったね。
ハリー・ポッターのイメージを一人で背負ってご苦労様でした。

やっと解放されましたね。  アルコールにも頼っていたとのこと。 さもありなんです。

ハリー・ポッター役というキャリアはきっと一生ついてまわる十字架なのでしょうが
負けずにラドクリフ君なりの人生を充実させてほしいものです。

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扇風機

2011年07月24日 | 家族の話

昨日は妻と息子が友人宅にお泊り。 娘は部活、 という訳で久しぶりの独りオフ。

何をしようかあれこれ考えていたところに娘の高校の合唱部の父兄会のからの連絡。

「学校のエアコンが不調で修理にも時間がかかりそうです。
子供達はオーケストラ部との音が混じらないように部屋を閉じて練習することもあり、大変そうです。
なにか子供達を冷やす道具があれば貸出しをお願いします。」


扇風機ならば。ということで昭和の時代に独身寮の私の部屋の空気をけなげにかきまわしてくれた
日立の扇風機「さわ風」を供出することに。

黄ばんだ扇風機がみっともない、と妻が軽く表面を洗ってから一応、識別用に名前をつけていました。
別に寄付でいいんだけど勝手に寄付ってことにしちゃっても迷惑かけそうだったんで。

で、名前シール付けで「SP ○○(娘の名前)」とつけたところ

娘 「違うよ、『ソプラノ』はSPじゃなくてSOP。SPだと『先輩』になっちゃう。」

私 「『先輩』はsenior かelder です。 訳の分からん短縮語使うんじゃありません。」

まぁ、他にも間違いはあったし、娘の使うものですから娘の意向を反映させてシールの作り直し。


結局、扇風機を車で娘の高校に運んでオフの半日を費やしてしまいました。

私の初ボーナスで買った扇風機、まさか娘の高校で余生を送るとは思いませんでした。
少しでも役に立ってくれれば扇風機も本望でしょう。

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3月のライオン6巻

2011年07月23日 | オタ話

新刊6巻購入。

漫画「3月のライオン」は複雑な家庭に育った少年棋士が主人公です。

主人公が早熟な才能と未熟な精神面の成長のアンバランスで人の中での立ち位置を見失った
ところからはじまり、周囲の人達に支えられて人間的に大人になろうと努力していく。

ものすごく大雑把にまとめるとそんな話です。

多分ここ数年で一番私を泣かせている本だと思います。


この漫画の舞台となる駅では大々的なポスター展示がされていました。


これを等身大のサイズで見れるのは東京勤務の役得です。

ポスターに続いて手紙大賞、ということで各キャラクターに向けた手紙が提示されていました。


手紙の前には読みふける人の姿も。


私はその場で読んでうっかり泣いてしまってもいけないので
すべての手紙をとりあえず写真に撮って家でゆっくり読みました。

やっぱり泣いてしまいました。  あぶない、あぶない。 (ネットでここから読めるんですね。)


この街の話なのでこの街の書店で新刊を購入。

小さな書店にがっつり平積みで置いてありました。目指せ、完売!

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ドライアイ日記

2011年07月22日 | オタ話

息子の目が腫れて妻が眼科に連れて行きました。
幸い大事ではなく薬を処方していただいて帰宅しました。

その際に妻が眼科で入手した「ドライアイ日記」。


狙っていますね。 どこかのまつげの化粧品にでもインスパイアされたのでしょうか。

眼の話題を出すときに昭和の正当少女漫画の絵がインパクト大というのは理解できます。


内容はドライアイに苦しむ奥様の相談にお医者様が真摯に応えていく、というストーリー。

絵はもちろん想像通りの池田理代子ものです。
なにせ描いたのが「池田理代子プロダクション」ですから。


レンブラントの絵のほとんどのところは本人でなくレンブラント工房でスタッフによって描かれた
といわれていますが、池田理代子ももはや本物とか偽物とかではなくオーソライズされたスタッフが
流派を守りながら描いているんですね。

上手なんだからもっと正当なストーリーものもやればいいのに、と思うのですが
今時掲載してくれる漫画誌が無いんですかね。


少年少女向け漫画誌はコンビニに置いてあるエロ本もどき漫画誌や嫁姑バトル的な漫画誌に
駆逐されて最盛期と較べ見る影もない売り上げになってしまいました。

ちゃんとした漫画というのは文化的に担う役割が多いのだから発表の場を絞らないように
流通媒体がその役割を意識して頑張ってほしいものです。

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