東京勤務、田舎暮らし Can you imagine 2-hr commute for one way ?

生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

碓井峠鉄道文化むら(その3)

2011年09月30日 | テツ話

承前。碓井峠鉄道文化むらの二種類のSLをご紹介します。

まずはミニSL。

デパートの催事場で走るものとサイズこそ同じですが石炭と水蒸気で走る本物のSLです。


当然圧力計やらバルブやらといったものは最低限必要になってくる訳で運転手さんも専門職です。


大喜びの子供達はともかくとして
案内員の人は 大きなお友達に 「列車の上でカメラを回すのは危険ですのでやめてください。」
といった案内をするのに大変そうでした。


そしてもうひとつのSL、小型SLグリーンプリーズ号。


ピカピカの観光用小型SLであるグリーンプリーズ号が
役目を終えて朽ち果てようとしている189系の前を通過していく姿。


私は189系の方に思い入れがあるんで ちょっと切なくなっちゃいました。


帰りに鉄道資料館も軽く見学。

2階が資料展示室。

碓井峠の歴史展示の他にサボとかが展示されていたのですが一貫性がないところが残念でした。



1階はジオラマと御土産物屋。


ジオラマに息子が食いついているうちに自分用にお土産を物色。

街の鉄道ショップと違って次にいつ来れるかわからないんでお土産をガン見しましたが
いまひとつ決め手に欠けて買わず仕舞いでした。

マグカップでもうちょっと大人びたのがあれば買ったんだけどなぁ。


締めはすぐ近くの温泉「峠の湯」。


妙義の風景を楽しみながらの露天風呂で体を癒して帰りました。

「峠の湯」の裏手には廃線跡が広がります。


平成9年の廃線から14年、古いものの懐かしさと朽ちていく切なさを感じた旅でした。

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碓井峠鉄道文化むら(その2)

2011年09月29日 | テツ話

承前。 碓井峠鉄道文化むらの屋外展示場にやってまいりました。

ここには私が鉄ちゃんをしていた昭和の後半頃にレール上で活躍していた様々な鉄道が
展示されている、お父さん達のパラダイス(笑)です。


展示場に着いて真っ先に目につくのは除雪車。


解説によるとハイパワーすぎて民家に迷惑をかけてしまうために3機しか作られなかったという
凄いんだか凄くないんだかよくわからない列車です。  見るからにパワーがありそうです。

私は除雪車の走るようなハードな場所は旅しない軟弱な旅人だったので除雪車は軽くスルーです。


キハ20。


昭和の末期、地方の非電化区間といえばこれでした。

二十代、旅をしていた頃には随分あちこちでこの列車のお世話になったものです。

この列車のディーゼル音も好きだったんだけど、さすがに音までは再現されていません。 残念。
でも、ちょっと朽ちてきている雰囲気も実際に使用されていた時の雰囲気に近くってなかなか良いです。


EF58。


昭和の末期にはこの機関車は客車用としては臨時急行とかマイナーな列車しか牽いていませんでしたが
デザインの格好よさで私は好きな機関車でした。


EF30。


関門海峡専用のステンレス機関車。  「専用」って響きがいいですよね。

子供の頃からケイブンシャの小さな鉄道図鑑を見てこの機関車にあこがれたものです。


D51。


私が子供の頃には既に街からSLは駆逐されていたので私はSLについての思い入れは無いのですが
それでもD51のデザインの美しさは改めてみると いいな、と思います。

お客さんが多くてうまく撮れなかったのですが真横からのD51の見た目の美しさは秀逸だと思います。


SLといえば鉄道文化むらにはデパートの屋上にあるようなミニSLと610mmゲージの小型SLが走っています。

デパートの催事場と違うのは本当に石炭を燃やして水蒸気で走るところです。

明日はその二種類のSLの紹介をします。


碓井峠鉄道文化むら(その1)

2011年09月28日 | テツ話

3連休を利用して家族で碓井峠鉄道文化むらに行ってきました。

旅のスタートは横川駅から。


ここから歩いてすぐのところに碓井峠鉄道文化むらはあります。

入場するとすぐに電気機関車の整備場と思しき場所を改造して作られたと思われる展示館が見えてきます。


電気機関車と一緒に遊具があるのが見えます。


入口がこんな感じだったんで 「はるばる群馬まで来てやっちゃったかな?」 と思いつつ
気を取り直して目の前にある189系電車から覗いてみました。


運転席に乗ってご満悦の筆者。



展示館となっている電気機関車の整備場跡地にも入ってみました。


パンタグラフや加工用の旋盤


昭和末期の時刻掲示板


いろいろとマニアックなものを見て入口で下がったテンションがまた徐々にあがってきました。


そして、展示館の裏に歩いていくと鉄道文化むらのメイン、屋外展示場が見えてきました。


続く。

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ハンバーガー

2011年09月27日 | 食べたり飲んだり

こちらはお馴染みマクドナルドのビックマックのセット650円也。


と、奥にあるのは息子のフィレオフィッシュのセット
と、その奥にいるのはマックでDSを堪能する息子(笑)。


対してこちらはJR東日本の展開する喫茶店ベッカーズの
焦がし風バター醤油エッグバーガープレート690円也。


実はこの二つ、価格があまり変わらないというのにちょっとびっくりです。

味は好みがあるでしょうけれど、いろいろなものが少しずつある分だけ栄養のバランス的には
ベッカーズに軍配が上がりそうな気がします。

それにしてもちょっと油断すると私の昼食はジャンクフードになりがちです。  気をつけねば。


ところで、十数年前オーストラリアに遊びに行ったときに現地の観光バスにのったのですが
マクドナルドの前を通った時、バスガイドがこんなことを言っていました。

「こちらがマクドナルド、紙とプラスチックの食器で食べ物を出すレストランの中では
最高ランクのお店です。」

白人のジョークは日本人のそれよりもひねりが効いているんで頭に残ることが多いです。

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中国嫁日記

2011年09月26日 | オタ話



今やベストセラーになった漫画ブログのコンピレーション本。

本屋で立ち読みしてすごく面白かったんだけど
たくさん流通しているので古本になるのを待って購入。 600円也でした。

前半は中国人の若い奥様と結婚したひと回りも歳の離れた日本人から見た
奥様との毎日についての日記。

後半は書下ろしで、この御夫婦のなれそめについて。
40過ぎまで全開のオタ人生を歩んでいた筆者がひょんな縁から中国の若い女性とお見合いをして
お互いに惹かれて結婚をするまでのお話。

人生の不思議さを感じる一冊です。


読んでいて思うのは、筆者の井上純一氏の真面目っぷり。

本人が否定しても滲み出る誠実さです。

仕事で中国と関わるなら、と中国語を習い、
友人の会社が潰れれば個人経営の会社に友人を迎えいれ、
見合いを誘われれば断りきれずに受け入れる。

そんな氏の人生に対する真面目さが
本人にとっても奇想天外なベターハーフとの縁を手繰り寄せたと思わせてくれます。


奥さんの日本人から見ると無防備に見える素直さとかって私の周りにいる実際の中国人女性にも
共通してあるように思えます。  この漫画ではそのあたりの描写がとても上手です。

多分、無防備なのではなく、彼女たちなりの別の用心深さがあるのでしょうけれど、そこは異文化のこと、
私にはまだ理解できていません。

年齢も生活環境も異文化そのものである奥様と結婚して一緒に生活をしている井上氏は
きっとその辺ももう理解できているのでしょう。


ところで、この本の前書きにある

『あまりに面白いものに出会ったとき「この面白さを絶対に他人に伝えなければならない!」
と思い込むのがオタクという人種でもあるのです。』

というのはオタクという同じ人種である私としてはものすごく共感できる一文でした。

確かオタキング岡田斗司夫氏も同種のことを書いていたと思います。


締めの句が効いています。

『 でも、そういうことはおいといて…  一緒にいたいと思った。  できるだけいっしょに
  自分も彼女もなんとなくそう思ったのだ。 』

多分、夫婦で人生を歩んでいる人たちは共感できるのではないでしょうか。

畢竟、結婚ってそういうことなんだと思います。


読後感がとても良い本です。

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つくつく法師

2011年09月25日 | Weblog

台風15号通過直後の朝、つくつく法師が電柱で鳴いていました。


夏も終わって木を選ぶ余裕すらないということでしょうか。

この身体からあの大音響を出すために蝉は全身を使っているんですね。



録画して観察すると意外と体を動かしているんで驚きました。

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梨畑を歩く

2011年09月24日 | Weblog

野田総理のお膝元、船橋市にあるアンデルセン公園から最寄りの新京成電鉄三咲駅まで
4キロ弱、軽いウォーキングをしてみました。


この辺りは東京のベッドタウンにも関わらず周辺には梨畑と神社が点在していて
気分の良い散策になりました。

梨畑。 今回歩いた県道288号線からはこんな感じに見えますが


一歩入るとこんな感じのいい風景に出会えます。
もう一歩入ると農地に入っちゃうんでそこは節度が必要ですけどね。


梨はまさに実りの季節を迎えています。


先日の台風の影響でしょうか、落果が目立っていました。


あんな急な台風の接近では農家の皆さんも対応しきれなかったかと思うとお気の毒です。


気分よく歩いて心地よく疲れたらチーバ君マークのワンカップで晩酌。 


230円で上撰のお酒だったし、ブログネタにする、っていうぐらいの気持ちで買ったんで
味にはさほど期待していなかったんだけど、なかなかどうして、美味しかったです。

心地よく動いて心地よく酔えた、よい一日でした。

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シリザナ

2011年09月23日 | 食べたり飲んだり

我が家から程近い場所にあるインド・ネパールレストラン「シリザナ」に行ってみました。

スタッフは皆さん南アジアの方と思しき肌の色でした。

昼食時ということもあって店内は満員、出来上がりまでちょっと時間がかかりました。

厨房を覗きこむ息子。


ナンの釜が見えていたようです。

Bセットをオーダーしてみました。


なんか、印僑の人がやっているカレーってどれも同じ食器で出てきますね。
規格ものなんでしょうか。

これに飲み物とサラダがついて850円也でした。

味は生姜が効いた味でした。 経験的にネパール系のお店は生姜が効いているような気がします。


手羽先300円也。


 これも当然カレー味。 で、やっぱり美味。

「シリザナ」この前紹介した「ナラヤニ」からモノレールで二駅先、
千城台北駅から程近い場所にあります。

中華、韓国料理に続いてカレー文化の進出の目覚ましさが気になる昨今です。



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帰宅難民の帰還(台風編)

2011年09月22日 | Weblog

昨日、関東を襲った台風15号の影響で遠距離通勤の私は東日本大震災の時に続いて今回も
見事に帰宅困難者になってしまいました。

顛末を記します。

15時 同僚の皆さんより一足お先に都内の会社を出発。

16時 市川駅で総武線快速電車・各駅停車とも強風により運転停止。

17時 総武線各駅停車のみ運行再開するも船橋止まり。

17時半 駅の案内に従って京成電鉄に振替輸送を試みる。

ところが京成船橋駅は入場制限で改札にて駅構内進入禁止。
JRに戻ろうとするとこちらも改札にて駅構内入場禁止。 行き場を失くす。
東日本大震災の時にも体験したなぁ、これ

17時40分 船橋駅近くの個室DVD鑑賞店で天候の回復を待つことにする。

長期戦を覚悟、5時間分2000円を前払い。
入ったのが個室DVD鑑賞店なんでそういうDVDが満載だしフロントで「この機会に是非」と
アダルトなグッズのお勧めもあったのですがこちらがそういうテンションでないのでやんわりと断る。

普通のビデオを数本借りて近所のコンビニで弁当とビールもどきを買ってDVD鑑賞。

海外出張の移動中に海外の航空機内で英語のみで見た「英国王のスピーチ」を
日本語字幕付きで見る。 満足。 感動。

21時 台風が宇都宮まで移動したのを確認して京成船橋駅より帰宅クエスト再開。

二本目の映画「大日本人」を途中で切り上げてのDVD鑑賞店を離脱、帰宅再トライ
でしたがタイミングは良かったみたいです。

ちょうど京成船橋駅の改札での入場制限が解かれたところでした。

21時過ぎ ちはら台行き電車が京成船橋駅を出発するも超徐行運転。

22時 千葉駅着。

京成千原線の我が家からの最寄駅まで妻に迎えに来てもらって結局23時帰宅。


8時間の長時間クエストでした。

今日も仕事かぁ。 気力が再チャージできていないなぁ。
でも、昨日早退した分頑張らねば。

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敬老の日

2011年09月21日 | 家族の話

一昨日は敬老の日。 私の母にちょっとしたプレゼントをしました。
それは娘(母にとっては孫)の歌声です。

娘は今年高校に入学して合唱部に入部して毎日歌の練習に励んでいます。

土日関係なしで頑張る娘の姿は親馬鹿な分を差し引いてもかなり頑張っているのが判ります。

その甲斐あってレベルはかなり上がったと思います。


ところで6月に千葉県の合唱祭というのがありました。

合唱連盟はその会場の外で各高校の歌声をCDにして販売していたので
我が家でもこれを購入していました。

先日、このCDをiPodに録音して、私が長期出張時に愛用している小型スピーカーと一緒に
母の家に持って行き、ようやく娘の今の歌声を聞かせてあげることができました。



すっかり家の中にこもりがちになっている老母は孫の歌う透き通った声にとても喜んでくれました。

物も大事ですけれど孫が頑張っている姿を見せることができるのって
親孝行の結構上位レベルに行くんじゃないかなぁ、なんて自惚れてしまいました。


老母も驚いていましたが、
このサイズのオーディオシステムから音がそれなりにちゃんと出てくるのって凄いことですよね。
しかもCDにしたら数えきれないぐらいの容量が中にはいっているなんて。


今週末も娘は合唱コンクールの関東ブロック大会で高崎に遠征です。

夏休みにも殆ど学校に行って練習に励んでいた合唱部員の方達がその成果を
存分に発揮してくれたらいいな、なんて願っています。

結局親馬鹿なんでね。(笑)

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